2023年4月1日土曜日

久しぶりの京都 1「北野をどり」

久しぶりに京都へ行ってきました。


ブログで検索したら、最後に出かけたのは2019年6月のことでした。それまでは毎年、2回ほどは京都へ出かけていたのに、こんなにご無沙汰してしまったのは、例のコロナのせいです。

新幹線の中でいただいたお稲荷さん。

今回の京都旅行のメインはこちらでした。


上七軒で行われる「北野をどり」鑑賞でした。今年で71回目だそうです。

私の三味線の先生が地方として舞台に登場されるので、是非、行ってみたかったのです。

上七軒歌舞練場は、北野天満宮のすぐお隣りにあります。

それものそのはず、ここは1444年に天満宮を建て直したときの余りの材料を使い、休憩所として建てられたのだとか。日本では一番古い茶屋です。

少し早めに到着したので、お庭など見物することにしました。

こじんまりとした池がありました。


桜も咲いて綺麗でした。


源氏物語仲間のKさんとは現地で待ち合わせました。
とてもシックで、春らしいステキな装いでしたよ。


ここは夏にはビアガーデンとなるところです。


私も桜の下で写してもらいました。


さて会場に入る時間になりました。
お客様が集まる前に記念撮影。


緞帳がステキでした。
ちょうちんの柄は、5つの串団子だそうです。これはかの太閤秀吉のお墨付きだとか。


さて、これから幕が開きます。


可愛らしい舞妓さんや、粋な芸妓さん達が繰り広げる夢の世界でした。

最初の舞踊劇「夢のうつし絵」はストーリーが面白く、台詞もあり楽しめました。

休憩後は、順舞踊「東西粋曲抄」とフィナーレの「上七軒夜曲」でした。

若手から年増の芸者さんがずらりと揃って踊り、壮観でした。本当に美しかったですね。お稽古のたまものでしょう。

(写真はガイドブックからいただきました)

先生も一日2部、2週間の間、何曲も演奏されて、お疲れのことだと思います。タフでないとやっていけませんね。舞台が真っ暗になっても、その中で演奏されていましたが、難しいのでしょうね。

今回の地方さんたちは、先生のお仲間の方も出演されていて、顔なじみの方のお声も聞けてよかったです。

「北野をどり」に満足して、会場を後にしました。


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「一日一句」

北野にて 三味と唄聞く 京の春



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