2023年6月14日水曜日

麻布十番から三田まで その1 古川

昨日は港区の麻布十番から、三田まで歩いてきました。

というのは三田にある慶應義塾大学のアートギャラリーで浮世絵の展覧会があり、それを見る前に、古川の橋巡りをしたからです。

古川は、本来は渋谷川という名前の川ですが、途中から古川になります。渋谷区広尾を過ぎたところから、港区に入ると古川と名前を変えて流れる川です。

2023年の3月には、麻布十番の「一の橋」まで歩きましたが、その後は、とんとご無沙汰してしまっていました。

実に3ヶ月ぶりの古川でした。

そんなわけで、再スタート地点となる一の橋の場所を忘れてしまいました。麻布十番の駅は出口がたくさんあり、また太い道路や高速道路が交差していて、出口を一つ間違えると、元に戻るのが大変な場所なのです。

ずいぶんと駅周辺をウロウロして時間がかかってしまいましたが、前回の終点の「一の橋」に辿り着きました。

橋の周囲は公園になっています。サラリーマンが休憩したり、保育園の子供達が楽しそうに遊んでいました。


高速道路の真下にある公園です。

こちらの案内図にあるように、いろいろな施設が用意されています。


一の橋の名前の由来が描かれた石碑。このあたりは昔は徳川綱吉将軍の別荘があったそうです。

ここから赤羽橋を目指して、まっすぐ東へと向かいました。

橋の下はあまりきれいではありませんでした。川が淀んでいますね。


上を眺めると、首都高速道路が走っています。

しばらく行くと、「新堀橋」にぶつかりました。小ぶりな橋でした。


橋の緑色と、青い空のコントラストがきれいでした。

この先はずっと高速道路の下を歩きました。


駐車場の脇に古川が流れているのが見えますね。
こういう場所は車を駐車している人しか入ってはいけないそうです。着物で歩いている人は、私くらいですね。


駐車場が終わり、普通の道路を歩いていくと、空がよく見えてきました。

左手には東京タワーがスクッと立っていました。やはりカッコイイですね。

この道の下には大江戸線が通っています。地上にはミニバスが走っているようです。

お次は「中之橋」。


高速道路の真下に架かっている橋です。

このあたりは細長い中ノ橋児童遊園が続きます。保育園の子供達が保母さんに連れられてお散歩していました。


またしばらく行くと、大江戸線の赤羽橋駅を通りました。


ようやく「赤羽橋」です。


やはり高速道路の下にありました。


こちらは昭和49年に架けられた橋です。


古い赤羽橋も残っていました。やはり貫禄がありますね。赤羽橋は江戸時代からあるそうです。
ウィキペディアを見ていたら、文久3年(1863年)には浪士組を率いていた清河八郎がこのあたりで暗殺されたそうです。


ここで桜田通りへと右折しました。向かいには広い芝公園がありました。

後ろを振り返ると、東京タワーがよく見えました。


目指す大学も650メートル先となりました。

三田国際ビルという大きな建物がありました。大型賃貸ビルだそうでクリニックなどが入っていました。

「三田二丁目児童遊園」がありました。


そこにはこのあたりの旧町名由来板というのがありました。

それによると、「三田」という名前はなんと平安時代からあったそうです。かつては「御田」と書いて、みたと呼ばれていたとか。古川の灌漑を受けた田んぼだったようです。

もう少しまっすぐ行くと、春日神社がありました。都会の真ん中にある神社です。


そのお隣が大学でした。

ミュージアムの入り口は鏡張りになっていましたので、私の姿も映り込んでしまいました。

スニーカーを履いているのが、分かってしまうかしら。

慶応義塾大学編はまた別のブログにします。

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「一日一句」

梅雨晴れに 東京タワー 仰ぎ見る

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