川崎市多摩区にある二ヶ領用水宿河原の堰にまた行ってきました。
このところ、ものすごい暑さが続いているので、早朝から出かけました。
この堰には、1回目に行ったときはJR南武線宿河原駅南口から、二ヶ領用水に沿って歩いて行きました。そのときのブログはこちら▼。2023年1月でした。
2回目の時は宿河原駅北口から行きましたが、結果的に大回りになってしまいました。そのときのブログはこちら▼。2023年10月でした。
今回は、暑さをしのぐため、少しでも歩く距離を短くしようと思い、登戸駅から歩きましたが、なんということか、道を間違えて、結局また大回りしてしまいました。
橋の近くに、このような案内板がありました。
また堰についてはこのような説明がありました。
【宿河原堰取水口】
二ヶ領用水は、多摩川から二ヵ所で水を取り入れています。その一つがこの「宿河原取水口」とここから3.5㎞ほど上流の「上河原堰取水口」です。
当初の二ヶ領用水宿河原堀は、多摩川が蛇行していたことにより、現在の取水口から約800メートル下流にある八幡下橋付近(多摩区宿河原6丁目)にありました。後に、現在の取水口付近に、竹製の蛇籠で築造された二ヶ領宿河原堰が設置されました。昭和24年(1949)には、神奈川県がコンクリート製の堰に改築しました。その後、昭和49年(1974)の台風16号の影響により、多摩川の激流が二ヶ領宿河原堰の固定堰に妨げられ、狛江市の堤防が決壊しました。現在の堰は、この狛江水害を機に、建設省と川崎市の共同により治水安全の向上と水辺環境などの配慮のため、平成11年(1999)に改築されました。
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ここを渡れば、もう宿河原堰はすぐそこです。
サイクリングのお兄さん達が、汗だくになって「せせらぎ館」で一休みしていました。お疲れ様です。
私は中の建物に入って見学しました。
江戸時代の村々に流れた毛細血管のような用水路。
スタッフの方ともおしゃべりができました。
また農業用水の使い方(?)についても、千葉県の農地で体験されたことを話していただきました。私は農業用水についてはまるで実体験がなく、イメージが湧かなかったのですが、お話を聞いて、少しは想像ができるようになりました。やはり本物の田圃を見ないといけませんね。
それと今回は、土手でこれまで気づかなかったものに出会いました。土木学会の案内と、表彰です。二ヶ領用水の歴史、土木学会の表彰、50年前の台風で家が流されてしまった様子が紹介されていました。
1994年(平成6年)から川崎市と建設省(当時)の共同により治水安全の向上と水辺環境などにも配慮した改築工事に着手し、1999年(平成11年)3月に現在の宿河原堰が完成しました。
と書かれていました。
何回来ても、毎回、いろいろな発見があるものですね。
外に設置されていた「二ヶ領用水宿河原樋管」という装置。こういうもの、よく分からないのですが、見るのは好きですね。
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