広島でずんこさん親子と原爆ドームへ。
そのあと宮島口で穴子飯。
とても暖かくてラクチン。
でも明日は雨の予報で残念です。
2013年2月28日木曜日
2013年2月27日水曜日
広島・宮島へ
明日から広島と宮島に行ってきます。
広島ではブログでお付き合いのある、ずんこさん親子と会う予定。
ずんこさんのお子さんはうちの孫と同じ年の男の子で、うちの娘親子とはすでに一緒に遊んだことがあるのですが、私はお会いするのは初めて。
どんな男の子か楽しみです。
宮島では着物のイベントに参加してきます。
こちらの「春よ、こいこい IN 広島」というイベントです。
以前、西荻の一欅庵で羽織紐を作りました▼が、その講師のすたじおμさんにまた新しい羽織紐を教えてもらう予定です。
とはいえ、手先の不器用な私なので、どんなものができるかちょっと不安ですが。
他にも着物大好きな人たちが集まるようなので、どんな収穫があるか楽しみです。
実は宮島は前々から行きたいところだったのですが、昨年はNHKの大河ドラマの舞台になったので、わざと行くのを避けていたのです。
宮尾登美子さんの「平家物語」の雰囲気が味わえるといいな。
明日はお天気がよさそうですが、明後日は降水確率が50パーセントだそうで、気になりますね。
うたどんさんのお母様の着物と、さとさんの帯で出かけてきます。
もう少しゆっくりしてきたいのですけれど、三味線のお稽古があるので土曜日には戻ってきます。
広島ではブログでお付き合いのある、ずんこさん親子と会う予定。
ずんこさんのお子さんはうちの孫と同じ年の男の子で、うちの娘親子とはすでに一緒に遊んだことがあるのですが、私はお会いするのは初めて。
どんな男の子か楽しみです。
宮島では着物のイベントに参加してきます。
こちらの「春よ、こいこい IN 広島」というイベントです。
以前、西荻の一欅庵で羽織紐を作りました▼が、その講師のすたじおμさんにまた新しい羽織紐を教えてもらう予定です。
とはいえ、手先の不器用な私なので、どんなものができるかちょっと不安ですが。
他にも着物大好きな人たちが集まるようなので、どんな収穫があるか楽しみです。
実は宮島は前々から行きたいところだったのですが、昨年はNHKの大河ドラマの舞台になったので、わざと行くのを避けていたのです。
宮尾登美子さんの「平家物語」の雰囲気が味わえるといいな。
明日はお天気がよさそうですが、明後日は降水確率が50パーセントだそうで、気になりますね。
うたどんさんのお母様の着物と、さとさんの帯で出かけてきます。
もう少しゆっくりしてきたいのですけれど、三味線のお稽古があるので土曜日には戻ってきます。
2013年2月26日火曜日
大和文化会 最終回
去年の4月から、奈良のことをお勉強するため、ほぼ1月に1回、銀座まで通っていました。大和文化会の「奈良時代の人と文化」というテーマの勉強会でした。
講座の内容はかなり専門的で、予備知識のない私にはずいぶん難しくて、講演の途中で寝てしまったこともありました。
それでも考古学や歴史学の著名な先生たちのお話を聞くのはとても楽しかったです。
こんなことを研究してどうするのだろうと思うような(失礼)ことでも、熱心に研究していらっしゃり、そのお姿がとても楽しそうに見えたのでした。
最終回は橿原考古学研究所の所長をしていらっしゃる菅谷文則先生でした。
先生はお若いときから登山が趣味だったそうで、それが高じて「山岳信仰」という分野の研究をされ、そして山伏になる修業までされて、本物の山伏になってしまったそうです。
趣味と研究がここまで一致してしまうなんて、すごいですよね。
こちらのスライドは吉野山の憤怒の仏です。吉野山も信仰の山として有名だそうです。
他にも山形県の羽黒山、日光男体山、東京の高尾山、奈良の大峯山などが信仰の山として有名だそうです。
山伏といえば、歌舞伎で団十郎が演じた「勧進帳」を思い出しますが、先生は舞台の上でその山伏の姿を紹介してくださいました。
本当はもっといろいろな衣装が加わるのだそうです。
とても嬉しそうでしたね。
このお姿で般若心経を唱えるのだそうです。
ちなみに山伏というのは仏教と神道の接着剤のような役割をしていたそうです。
講演の中でも、日本の神道と仏教の融合のことを話されていました。
「神仏習合」というそうですが、たとえば東大寺には法華堂の近くに守護神がいるそうですし、反対に伊勢神宮の中には昔はお寺があったそうです。
つまりのところ、日本人にとっては、山でも海でも樹林の中でもいたるところに神様がいて、それを拝んでいたのでしょうね。このことは柳田國男が民俗学で唱えたそうです。
この勉強会では光明皇后から始まり、歴代の天皇の衣装やお墓の話、大仏の話、古事記の話などを伺いました。
どれだけ身に付いたか分かりませんけれど、また奈良に行く時には少しは役に立つかもしれませんね。
*********
講演の内容はこちら▼でご覧いただけます。
以下は私の覚え書きですが、講演とは関係のない無駄話も含まれています。
大和文化会1▼
大和文化会2▼
大和文化会3▼
大和文化会4▼
大和文化会5 (さぼってお休み)
大和文化会6▼
大和文化会7▼
大和文化会8▼
大和文化会9▼
大和文化会10▼
この文化会は近畿鉄道の主催で行われています。
平成25年度の講義もまた始まるようですが、私はここでいったん終了させていただきます。
講座の内容はかなり専門的で、予備知識のない私にはずいぶん難しくて、講演の途中で寝てしまったこともありました。
それでも考古学や歴史学の著名な先生たちのお話を聞くのはとても楽しかったです。
こんなことを研究してどうするのだろうと思うような(失礼)ことでも、熱心に研究していらっしゃり、そのお姿がとても楽しそうに見えたのでした。
最終回は橿原考古学研究所の所長をしていらっしゃる菅谷文則先生でした。
先生はお若いときから登山が趣味だったそうで、それが高じて「山岳信仰」という分野の研究をされ、そして山伏になる修業までされて、本物の山伏になってしまったそうです。
趣味と研究がここまで一致してしまうなんて、すごいですよね。
こちらのスライドは吉野山の憤怒の仏です。吉野山も信仰の山として有名だそうです。
他にも山形県の羽黒山、日光男体山、東京の高尾山、奈良の大峯山などが信仰の山として有名だそうです。
山伏といえば、歌舞伎で団十郎が演じた「勧進帳」を思い出しますが、先生は舞台の上でその山伏の姿を紹介してくださいました。
本当はもっといろいろな衣装が加わるのだそうです。
とても嬉しそうでしたね。
このお姿で般若心経を唱えるのだそうです。
ちなみに山伏というのは仏教と神道の接着剤のような役割をしていたそうです。
講演の中でも、日本の神道と仏教の融合のことを話されていました。
「神仏習合」というそうですが、たとえば東大寺には法華堂の近くに守護神がいるそうですし、反対に伊勢神宮の中には昔はお寺があったそうです。
つまりのところ、日本人にとっては、山でも海でも樹林の中でもいたるところに神様がいて、それを拝んでいたのでしょうね。このことは柳田國男が民俗学で唱えたそうです。
この勉強会では光明皇后から始まり、歴代の天皇の衣装やお墓の話、大仏の話、古事記の話などを伺いました。
どれだけ身に付いたか分かりませんけれど、また奈良に行く時には少しは役に立つかもしれませんね。
*********
講演の内容はこちら▼でご覧いただけます。
以下は私の覚え書きですが、講演とは関係のない無駄話も含まれています。
大和文化会1▼
大和文化会2▼
大和文化会3▼
大和文化会4▼
大和文化会5 (さぼってお休み)
大和文化会6▼
大和文化会7▼
大和文化会8▼
大和文化会9▼
大和文化会10▼
この文化会は近畿鉄道の主催で行われています。
平成25年度の講義もまた始まるようですが、私はここでいったん終了させていただきます。
2013年2月25日月曜日
AUからのプレゼント
先日、AUの携帯電話をスマホに変えて、そのときについていたアンケートに答えたら、こんな可愛いカードを送ってきました。
このカードは、開くとお花がこんもりと立つようになっているようです。
先日、落選通知が2通も来て、がっくりしていたのですが、こんな春らしいカードを受け取ると、ちょっぴり嬉しくなりますね。
姪のお誕生日が近いので、このカードを送ってあげることにしました。
AUさん、ありがとう。
と感謝するよりも、スマホの料金を安くしてほしいわ。
このカードは、開くとお花がこんもりと立つようになっているようです。
先日、落選通知が2通も来て、がっくりしていたのですが、こんな春らしいカードを受け取ると、ちょっぴり嬉しくなりますね。
姪のお誕生日が近いので、このカードを送ってあげることにしました。
AUさん、ありがとう。
と感謝するよりも、スマホの料金を安くしてほしいわ。
2013年2月24日日曜日
東京マラソン
今日は銀座に用事があったのですが、地下鉄の駅を登ってきたら、やけに人がいっぱいいるんです。地図を配っている人もいました。
何だろうと思ったいたら、そう、ちょうど東京マラソンが銀座を通過しているところだったのです。地図は走るコースだったのですね。
みなさん、寒い風をものともせず、カラフルなウェアで楽しそうに走っていました。
応援する人も多かったですよ。
ここはちょうど34キロ地点のようです。
後ろに見えるのはシャネルとカルティエのビル。
さて誰が優勝したのかしら?
何だろうと思ったいたら、そう、ちょうど東京マラソンが銀座を通過しているところだったのです。地図は走るコースだったのですね。
みなさん、寒い風をものともせず、カラフルなウェアで楽しそうに走っていました。
応援する人も多かったですよ。
ここはちょうど34キロ地点のようです。
後ろに見えるのはシャネルとカルティエのビル。
さて誰が優勝したのかしら?
2013年2月23日土曜日
「きものの文様」@新宿
最近、いろいろな美術館や博物館に足を運んでいますが、私が好きなのは新宿にある「文化学園服飾博物館」▼です。
何が良いといって、入場料500円というのがリーズナブルでいいでしょ。
そしてあまり広すぎず、狭からずという規模も好みです。
ここは洋服で有名な文化学園が経営している服飾系の博物館なのですが、洋服に限らず、布や和服の展示もよく開かれています。
今回は「きものの文様」がテーマでした。
日本の着物には、他の国の服とは比較にならないほどいろいろな模様が施されています。
植物や動物などの自然のもの、風景や吉祥模様などありとあらゆる文様があります。
また婚礼や特別の儀式だけに用いられる文様などは、その幸せや成長を着物とともに喜ぶということが表わされています。「麻の葉」などは子どもの健やかな成長を祈る文様ですね。
江戸時代後半から明治、大正時代の素敵な着物がたくさん展示されていました。
豪華だったのは三井家のお姫様が使用したという打ち掛け。
刺繍がぎっしりと施されていて、重そうでしたね。
それと子供用の着物がたくさん展示されていましたが、これは珍しかったですね。
特に男児用の着物は、りりしくて立派でした。
お土産に買った絵ハガキから。
「宝尽くし」
これも一つ一つ意味があるものばかりです。
こちらは「花筏」という文様です。
面白かったのは、御所解き模様といって、文学の知識がないと分からないような、たとえば源氏物語や能を題材としている文様でした。
着物ひとつにも教養が必要だったのですね。
この日の装いは、薄い茶色に水色の模様の大島紬。
それに私にしては珍しく黒の博多帯を合せました。
でも、やはりブルー系の帯のほうが似合いますね。
補正をしなかったので、胸のあたりが凸凹していますが、ご愛嬌。
ちょっと風の強い日でしたが、着物を着ていると洋服ほど寒さを感じません。
やはりお腹に幾重にも布が重なっているからでしょうね。
着物は文様を見ているだけでも楽しくなりますが、やはりそれ以上に自分で着てみるのが楽しいですね。
何が良いといって、入場料500円というのがリーズナブルでいいでしょ。
そしてあまり広すぎず、狭からずという規模も好みです。
ここは洋服で有名な文化学園が経営している服飾系の博物館なのですが、洋服に限らず、布や和服の展示もよく開かれています。
今回は「きものの文様」がテーマでした。
日本の着物には、他の国の服とは比較にならないほどいろいろな模様が施されています。
植物や動物などの自然のもの、風景や吉祥模様などありとあらゆる文様があります。
また婚礼や特別の儀式だけに用いられる文様などは、その幸せや成長を着物とともに喜ぶということが表わされています。「麻の葉」などは子どもの健やかな成長を祈る文様ですね。
江戸時代後半から明治、大正時代の素敵な着物がたくさん展示されていました。
豪華だったのは三井家のお姫様が使用したという打ち掛け。
刺繍がぎっしりと施されていて、重そうでしたね。
それと子供用の着物がたくさん展示されていましたが、これは珍しかったですね。
特に男児用の着物は、りりしくて立派でした。
お土産に買った絵ハガキから。
「宝尽くし」
これも一つ一つ意味があるものばかりです。
こちらは「花筏」という文様です。
面白かったのは、御所解き模様といって、文学の知識がないと分からないような、たとえば源氏物語や能を題材としている文様でした。
着物ひとつにも教養が必要だったのですね。
この日の装いは、薄い茶色に水色の模様の大島紬。
それに私にしては珍しく黒の博多帯を合せました。
でも、やはりブルー系の帯のほうが似合いますね。
補正をしなかったので、胸のあたりが凸凹していますが、ご愛嬌。
ちょっと風の強い日でしたが、着物を着ていると洋服ほど寒さを感じません。
やはりお腹に幾重にも布が重なっているからでしょうね。
着物は文様を見ているだけでも楽しくなりますが、やはりそれ以上に自分で着てみるのが楽しいですね。
2013年2月22日金曜日
皮膚科通い
母が背中がかゆくてかきむしってしまって、ひどい湿疹になってしまいました。
母のいるホームは隣に病院があるので、ちょっとした風邪くらいは治してくれるのですが、さすがに皮膚は専門ではないので、皮膚科に受診して下さいと言われました。
それで母を車いすに乗せて皮膚科通いをしています。
ここは先月、私のほくろを焼いてもらった▼ところです。
ほくろを焼いた直後はかさぶたができたのですが、2週間くらいできれいになりました。
でもまだこれとは別に、ここ10年ほど悩み続けていたシミというかあざのようなものがほっぺにあるのです。
皮膚科で母を見てもらったついでに、私のほっぺも見てもらいました。
別の皮膚科ではシミは治らないと言われていたので、ダメ元でしたが、先生は
「あら、これもきれいに取れるわよ」とのこと。
今すぐにやってもらってもいいのですけれど、最低1週間くらいはかさぶたが残ると言うので、来月、あまり人に会わない時期に手術(といっても焼くだけですが)をしてもらうようにしました。
この先生、とても優しくて親切でいい感じです。
母の背中の湿疹もだいぶ治ってきました。
4月になれば私のほっぺもきれいになって、美貌が戻る(?)かな。
今からちょっぴり楽しみです。
母のいるホームは隣に病院があるので、ちょっとした風邪くらいは治してくれるのですが、さすがに皮膚は専門ではないので、皮膚科に受診して下さいと言われました。
それで母を車いすに乗せて皮膚科通いをしています。
ここは先月、私のほくろを焼いてもらった▼ところです。
ほくろを焼いた直後はかさぶたができたのですが、2週間くらいできれいになりました。
でもまだこれとは別に、ここ10年ほど悩み続けていたシミというかあざのようなものがほっぺにあるのです。
皮膚科で母を見てもらったついでに、私のほっぺも見てもらいました。
別の皮膚科ではシミは治らないと言われていたので、ダメ元でしたが、先生は
「あら、これもきれいに取れるわよ」とのこと。
今すぐにやってもらってもいいのですけれど、最低1週間くらいはかさぶたが残ると言うので、来月、あまり人に会わない時期に手術(といっても焼くだけですが)をしてもらうようにしました。
この先生、とても優しくて親切でいい感じです。
母の背中の湿疹もだいぶ治ってきました。
4月になれば私のほっぺもきれいになって、美貌が戻る(?)かな。
今からちょっぴり楽しみです。
2013年2月21日木曜日
葛飾北斎とその時代8 最終回
葛飾北斎について学ぶ市民カレッジも最終回でした。
半年にわたり8回かけて、北斎の絵をたくさん見せていただきましたが、ほんとに彼は天才だと思いました。
北斎は江戸の中期から後期にかけて、ちょうど11代将軍家斉の文化文政時代から、その後の天保のころまでの人ですが、絵を描くことだけに集中してどん欲に生きた人のようでした。
引越を90回も重ねたそうですが、ずっと長屋に住んでいて、すごくお金持ちになった訳でもなく、また女遊びをしたわけでもなく、とにかく絵を描くことだけの人生だったようです。
また当時は「手鎖」と言って、風俗画の作者はお縄になった人も多かったようですが、北斎はそのような風潮とは無縁でした。
晩年はそれまでの「為一」から「卍」と名前を変えました。
卍というのは、彼が川柳を作っていた時のペンネームだそうです。
前に書きましたが、富嶽三十六景を書いていた時がだいたい70歳くらい。
その後、75歳くらいになってこんどは富嶽百景を描きました。
まだ物足りなかったのでしょうね。
そちらはモノクロ版100枚です。
北斎は年を取ってからはいわゆる浮世絵の美人画や役者絵は描かなくなり、風景画がメインになります。
しかし、そのあまりに凝った構図が世間には受け入れられなかったためか、風景画としては初代歌川広重のほうに人気が移っていったようでした。
私はこういうありえないような構図の絵は好きですね。
上の綱渡りのような絵や、下の滝で水浴びをしている絵など、他の人には描けないような絵だと思いますが。
こちらは「団扇」に描いた絵です。
軍鶏の真っ赤なトサカと後ろのブルーが鮮やかですね。
それでも北斎先生はめげずに、今度は肉筆画で勝負をします。
絹に描いたり、紙に描いたりいろいろですが、鮮やかな色の絵画を描いていました。
こちらは「獅子図」です。
獅子もすごいけれど、周囲の牡丹のようは花が色鮮やかですね。
その後はお寺の天井画でも力を発揮しました。
周囲の波は富嶽三十六景に使ったものと同じでしょう。
このような極彩色の絵も描いていたので、青の時代のことしか知らない人は、これがあの北斎の絵とは思えないかもしれませんね。
毒々しいほど鮮やかです。
90歳で亡くなる寸前に描いたこの絵、私は大好きですね。
雪の中を飛ぶ虎。
なんだかこの動物が夢を見ているように思えるのです。
それにしても、北斎の絵はかなり海外に持ち出されているんですね。
ボストン美術館にもかなり保管されているようです。
でも北斎の絵はものすごく量がありますね。
いつかは長野の北斎館というところにも行ってみたいと思います。
北斎の最終回には江戸小紋でも着ていこうかと思っていたのですが、雨交じりの雪が降っていたので、残念でしたが洋服で参加しました。
*******
これまでの講座の私なりのまとめです。
葛飾北斎とその時代7▼
葛飾北斎とその時代6▼
葛飾北斎とその時代4・5▼
葛飾北斎とその時代3▼
葛飾北斎とその時代2▼
葛飾北斎とその時代1▼
半年にわたり8回かけて、北斎の絵をたくさん見せていただきましたが、ほんとに彼は天才だと思いました。
北斎は江戸の中期から後期にかけて、ちょうど11代将軍家斉の文化文政時代から、その後の天保のころまでの人ですが、絵を描くことだけに集中してどん欲に生きた人のようでした。
引越を90回も重ねたそうですが、ずっと長屋に住んでいて、すごくお金持ちになった訳でもなく、また女遊びをしたわけでもなく、とにかく絵を描くことだけの人生だったようです。
また当時は「手鎖」と言って、風俗画の作者はお縄になった人も多かったようですが、北斎はそのような風潮とは無縁でした。
晩年はそれまでの「為一」から「卍」と名前を変えました。
卍というのは、彼が川柳を作っていた時のペンネームだそうです。
前に書きましたが、富嶽三十六景を書いていた時がだいたい70歳くらい。
その後、75歳くらいになってこんどは富嶽百景を描きました。
まだ物足りなかったのでしょうね。
そちらはモノクロ版100枚です。
北斎は年を取ってからはいわゆる浮世絵の美人画や役者絵は描かなくなり、風景画がメインになります。
しかし、そのあまりに凝った構図が世間には受け入れられなかったためか、風景画としては初代歌川広重のほうに人気が移っていったようでした。
私はこういうありえないような構図の絵は好きですね。
上の綱渡りのような絵や、下の滝で水浴びをしている絵など、他の人には描けないような絵だと思いますが。
こちらは「団扇」に描いた絵です。
軍鶏の真っ赤なトサカと後ろのブルーが鮮やかですね。
それでも北斎先生はめげずに、今度は肉筆画で勝負をします。
絹に描いたり、紙に描いたりいろいろですが、鮮やかな色の絵画を描いていました。
こちらは「獅子図」です。
獅子もすごいけれど、周囲の牡丹のようは花が色鮮やかですね。
その後はお寺の天井画でも力を発揮しました。
周囲の波は富嶽三十六景に使ったものと同じでしょう。
このような極彩色の絵も描いていたので、青の時代のことしか知らない人は、これがあの北斎の絵とは思えないかもしれませんね。
毒々しいほど鮮やかです。
90歳で亡くなる寸前に描いたこの絵、私は大好きですね。
雪の中を飛ぶ虎。
なんだかこの動物が夢を見ているように思えるのです。
それにしても、北斎の絵はかなり海外に持ち出されているんですね。
ボストン美術館にもかなり保管されているようです。
でも北斎の絵はものすごく量がありますね。
いつかは長野の北斎館というところにも行ってみたいと思います。
北斎の最終回には江戸小紋でも着ていこうかと思っていたのですが、雨交じりの雪が降っていたので、残念でしたが洋服で参加しました。
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これまでの講座の私なりのまとめです。
葛飾北斎とその時代7▼
葛飾北斎とその時代6▼
葛飾北斎とその時代4・5▼
葛飾北斎とその時代3▼
葛飾北斎とその時代2▼
葛飾北斎とその時代1▼
2013年2月20日水曜日
落選通知
このところ、面白いようにいろいろなイベントや招待券などが当たっていたのに、今日は残念ながら2か所から落選通知が届きました。
とはいえ、自分で申し込んでいたのも忘れていたくらいのものだったので、それほどショックではないのですが、このところ当たりまくっていたので、ちょっと残念です。
懸賞名人のHさんに「よく当たる葉書の書き方」を教えてもらったのでそのようにしたのでしたが、ダメでした。
一つは全国和菓子協会▼主催の「和菓子シンポジウム」というイベント。
3月に京王プラザで開かれる催しです。
和菓子に関する文化講演とお豆の健康講座、それに和菓子パーティーがあるというもの。
それが無料だったのですよ。
なんと応募者が2196通もあったそうで、そのうち350人しか当たらないので、仕方ないわね。
もう一つは市が主催しているスマホの講習会。
いろんなアプリの紹介もしてくれるというので申し込んでおいたのですが、これもハズレました。
でも落選しても往復はがきで返事をくれるところはいいですよね。
納得できますもの。
実は4月からの市民カレッジを申し込んでいるのですが、こちらはすごく興味のある内容なので、是非当たってほしいな。
とはいえ、自分で申し込んでいたのも忘れていたくらいのものだったので、それほどショックではないのですが、このところ当たりまくっていたので、ちょっと残念です。
懸賞名人のHさんに「よく当たる葉書の書き方」を教えてもらったのでそのようにしたのでしたが、ダメでした。
一つは全国和菓子協会▼主催の「和菓子シンポジウム」というイベント。
3月に京王プラザで開かれる催しです。
和菓子に関する文化講演とお豆の健康講座、それに和菓子パーティーがあるというもの。
それが無料だったのですよ。
なんと応募者が2196通もあったそうで、そのうち350人しか当たらないので、仕方ないわね。
もう一つは市が主催しているスマホの講習会。
いろんなアプリの紹介もしてくれるというので申し込んでおいたのですが、これもハズレました。
でも落選しても往復はがきで返事をくれるところはいいですよね。
納得できますもの。
実は4月からの市民カレッジを申し込んでいるのですが、こちらはすごく興味のある内容なので、是非当たってほしいな。
2013年2月19日火曜日
日本画が好き
先日、東武デパートで工芸品展を見た▼ついでに、隣のスペースで日本画の展示会があったので覗いてみました。
山本宏幸さんという日本画家の展示会でした。
この方は金沢出身だそうで、そのためか、絵には箔を多く利用した作品がありました。
箔といえば、昨年、高崎まで出かけて日本画の画家さんから話を聞いて実演までしてきたので▼、興味を持って拝見しました。
山本さんの箔は、金箔だけでなく、きれいなブルーやピンクの箔が貼られていて、鮮やかでしたね。
これは絵ハガキなので、本物と少し色合いは異なりますが、ピンクと白がはっとするくらいきれいでした。
上の作品は「春色」というタイトルですが、空の部分にブルーの箔が使われていました。きらきらしていてとても鮮やかでした。
お花のところは細かくぎっしりと描かれています。
ハッピーになるような絵でした。
他にも背景に箔を使用した金魚や紅葉の絵がありました。
山本さんのHPはこちら▼。
とてもきれいです。
実は隣のコーナーでは油絵の展示会もしていたのですが、絵の具をコテコテと盛り上げたような絵はあまり私好みではありません。
私は日本画の繊細な絵のほうが好きですね。
次回は小泉淳さんという方の作品展があるそうですが、こちらもとても素敵。
予告のパンフレットをいただいてきました。
版画だそうですが、蓮の花が美しいですね。
この方は、鎌倉の建長寺や京都の建仁寺の天井画を制作された日本画の重鎮で、昨年お亡くなりになったそうです。
美しいものはいつまで見ていても飽きないものですね。
山本宏幸さんという日本画家の展示会でした。
この方は金沢出身だそうで、そのためか、絵には箔を多く利用した作品がありました。
箔といえば、昨年、高崎まで出かけて日本画の画家さんから話を聞いて実演までしてきたので▼、興味を持って拝見しました。
山本さんの箔は、金箔だけでなく、きれいなブルーやピンクの箔が貼られていて、鮮やかでしたね。
これは絵ハガキなので、本物と少し色合いは異なりますが、ピンクと白がはっとするくらいきれいでした。
上の作品は「春色」というタイトルですが、空の部分にブルーの箔が使われていました。きらきらしていてとても鮮やかでした。
お花のところは細かくぎっしりと描かれています。
ハッピーになるような絵でした。
他にも背景に箔を使用した金魚や紅葉の絵がありました。
山本さんのHPはこちら▼。
とてもきれいです。
実は隣のコーナーでは油絵の展示会もしていたのですが、絵の具をコテコテと盛り上げたような絵はあまり私好みではありません。
私は日本画の繊細な絵のほうが好きですね。
次回は小泉淳さんという方の作品展があるそうですが、こちらもとても素敵。
予告のパンフレットをいただいてきました。
版画だそうですが、蓮の花が美しいですね。
この方は、鎌倉の建長寺や京都の建仁寺の天井画を制作された日本画の重鎮で、昨年お亡くなりになったそうです。
美しいものはいつまで見ていても飽きないものですね。
2013年2月18日月曜日
「WAZA2013」
「全国伝統工芸品センター」▼は以前は池袋駅のすぐ近くにあったので、よく出かけました。最近は青山に移転してしまったので、ちょっと足が遠のいてしまいました。
今までずいぶん何回も出かけていて、ブログにも登場しています。
2011年11月 駿河の下駄▼
2012年2月 東京友禅▼
ここで買い物をすると、普通に買うよりもかなりお安いのです。
その全国伝統工芸品センターが、池袋の東武デパートで「伝統的工芸品展WAZA2013」と銘打った展示会を開き、日本全国各地の伝統工芸品が一堂に見られるというので、出かけてきました。
江戸、京、金沢、東北、沖縄・・・・日本各地の伝統工芸品の実物がたくさん並んでしました。
やはり気になるのは、自分がこれまで行ったことのあるところの名産品でした。
昨年の夏に出かけた有松の絞りも素晴らしかったですね。
竹田庄九郎のお店の方がとても丁寧に説明をしてくださいました。
ぐるぐるに絞った布の実物も見せていただき、面白かったですね。
ものすごく手間のかかる仕事なのに、それほどのお値段でもないのが申し訳ないくらい。
上のチラシの下段の真ん中あたりに有松絞の反物が載っています。
有松のことを思い出して、懐かしくなりました。
また下の写真は今月末に出かける予定の宮島の箸置きです。
厳島神社にある砂を混ぜて作ったそうです。
「お砂戻し」といういわれがあるそうで、今で言う甲子園の砂を持って帰るとよいことがある、というような伝説と似ていて、この砂は縁起が良いようですよ。
このお店の方に、「こんど宮島に旅行で出かけるんです」と話すと、おいしいお店なども教えていただきました。地元の人と話せるのは楽しいですね。
旅行に行く前にお土産を買ってしまったわけです。
山根対巌堂のHP▼
やはり反物は気になりました。
織物の名前だけは知っていても、本物はなかなか手にとってみることができないのですが、このような催しでは本場の職人さんや売り子さんが接客をしているので、いろいろなお話も聞くことができます。
私が気に入ったのは牛首紬でした。
実は牛首紬はどこの産なのか分からなかったのですが、石川県の白山にあるそうです。
柔らかでしなやかで艶のある紬でした。
でも反物だけで30万円以上だったので、すぐに買えるものではありませんけどね。
とても素敵でした。
牛首紬の角印のHP▼
この日の装いは、ちょっとお洒落をして落ち着いた藤色の小花が散った小紋。
奥様風に見えるでしょ。
それに白の塩瀬の染め帯です。
といっても、着物と帯のセットで1万円というリサイクルですが。
急いで着つけたのでお太鼓が歪んでいます・・・。
牛首紬のような素敵な着物を着られるのは、いつのことでしょうか。
それにしても、日本各地に素晴らしい工芸品があるのには、感激しました。
どれもこれも細かくて根気のいる手仕事ですが、日本人の技術の素晴らしさは世界に誇れるものですね。
それでもやはりかなり高価なので、おいそれと手にできるものではないのが、残念ですね。
もう少し普及すればいいのにと思います。
今までずいぶん何回も出かけていて、ブログにも登場しています。
2011年11月 駿河の下駄▼
2012年2月 東京友禅▼
ここで買い物をすると、普通に買うよりもかなりお安いのです。
その全国伝統工芸品センターが、池袋の東武デパートで「伝統的工芸品展WAZA2013」と銘打った展示会を開き、日本全国各地の伝統工芸品が一堂に見られるというので、出かけてきました。
江戸、京、金沢、東北、沖縄・・・・日本各地の伝統工芸品の実物がたくさん並んでしました。
やはり気になるのは、自分がこれまで行ったことのあるところの名産品でした。
数回出かけたお気に入りの近江地方。そこの出品の中で、ふとん綿のお店では、蚕から糸を紡ぐ実演をしていて面白かったですね。そしてその綿の軽くて軟らかかったこと!こんなふとんで寝たらお姫様になったようで気持ちいいだろうなと思いました。
昨年の夏に出かけた有松の絞りも素晴らしかったですね。
竹田庄九郎のお店の方がとても丁寧に説明をしてくださいました。
ぐるぐるに絞った布の実物も見せていただき、面白かったですね。
ものすごく手間のかかる仕事なのに、それほどのお値段でもないのが申し訳ないくらい。
上のチラシの下段の真ん中あたりに有松絞の反物が載っています。
有松のことを思い出して、懐かしくなりました。
また下の写真は今月末に出かける予定の宮島の箸置きです。
厳島神社にある砂を混ぜて作ったそうです。
「お砂戻し」といういわれがあるそうで、今で言う甲子園の砂を持って帰るとよいことがある、というような伝説と似ていて、この砂は縁起が良いようですよ。
このお店の方に、「こんど宮島に旅行で出かけるんです」と話すと、おいしいお店なども教えていただきました。地元の人と話せるのは楽しいですね。
旅行に行く前にお土産を買ってしまったわけです。
山根対巌堂のHP▼
やはり反物は気になりました。
織物の名前だけは知っていても、本物はなかなか手にとってみることができないのですが、このような催しでは本場の職人さんや売り子さんが接客をしているので、いろいろなお話も聞くことができます。
私が気に入ったのは牛首紬でした。
実は牛首紬はどこの産なのか分からなかったのですが、石川県の白山にあるそうです。
柔らかでしなやかで艶のある紬でした。
でも反物だけで30万円以上だったので、すぐに買えるものではありませんけどね。
とても素敵でした。
牛首紬の角印のHP▼
この日の装いは、ちょっとお洒落をして落ち着いた藤色の小花が散った小紋。
奥様風に見えるでしょ。
それに白の塩瀬の染め帯です。
といっても、着物と帯のセットで1万円というリサイクルですが。
急いで着つけたのでお太鼓が歪んでいます・・・。
牛首紬のような素敵な着物を着られるのは、いつのことでしょうか。
それにしても、日本各地に素晴らしい工芸品があるのには、感激しました。
どれもこれも細かくて根気のいる手仕事ですが、日本人の技術の素晴らしさは世界に誇れるものですね。
それでもやはりかなり高価なので、おいそれと手にできるものではないのが、残念ですね。
もう少し普及すればいいのにと思います。
2013年2月17日日曜日
三味線のお稽古
三味線のお稽古はいつも先生と1対1で練習しているのですが、こんど3月の末にごく小さな発表会があるので、先日は、他の姉弟子さんたちと一緒にお稽古をしました。
みんなで弾く曲目は「小鍛冶」。
この曲は私が以前、別の先生のところで最初に習った曲なのです。
その時は弾いていてもあまり楽しいと思えなかったのですが、みんなで合奏すると少しは演奏の楽しみが分かるような気がしました。
一番の先輩の方が、「タテ」といって独奏をしたり、お唄が入ったりで曲のイメージも膨らんできます。
曲のテンポを合せるように、強弱をつけるようにと、先生の指示が続きます。
私は一番の味噌っかすなのですが、みなさんの足を引っ張らないように演奏しないと・・・・。
その他に私は「菖蒲浴衣」」という曲も演奏します。
ちょっと夏向きの曲ですが、お調子を2回も変えるので、うまく音程が合わせられるかが問題です。
来月までお稽古、頑張りましょう。
みんなで弾く曲目は「小鍛冶」。
この曲は私が以前、別の先生のところで最初に習った曲なのです。
その時は弾いていてもあまり楽しいと思えなかったのですが、みんなで合奏すると少しは演奏の楽しみが分かるような気がしました。
一番の先輩の方が、「タテ」といって独奏をしたり、お唄が入ったりで曲のイメージも膨らんできます。
曲のテンポを合せるように、強弱をつけるようにと、先生の指示が続きます。
私は一番の味噌っかすなのですが、みなさんの足を引っ張らないように演奏しないと・・・・。
その他に私は「菖蒲浴衣」」という曲も演奏します。
ちょっと夏向きの曲ですが、お調子を2回も変えるので、うまく音程が合わせられるかが問題です。
来月までお稽古、頑張りましょう。
2013年2月16日土曜日
マーガレット作品展
「マーガレット」は刺繍のサークルです。
その作品展が市内の文化会館であったので、出かけてきました。
いつも着物や帯をたくさん下さるうたどんさんも、そのサークルのメンバーなのです。
「マーガレット」のメンバーは80歳以上の方も含め、8名だそうですが、みなさんすごくたくさんの作品を出展されていました。
下の写真はメンバーの方がみなさんで作った作品をカレンダーに加工したものです。ケーキやジュースがおいしそう。
みんなで一つのものを仕上げるのは楽しそうですね。
作品はどれもこれも本当に美しいものばかりでした。
とくに素敵だったのは、19世紀のイギリスで活躍したのモリス(壁紙で有名ですが、詩人でもあるそうです)という人の作品を刺繍に仕上げたもの。
なんとなく帯の柄のようにも見えました。
うたどんさんの作品は、素材にレースのカーテンを使ったり、ビニールのような布を使ったり、100円均一のものを使用したりと、いろいろ工夫されていました。アイディアマンですね。
刺繍は根気のいる手仕事ですけれど、このような展覧会で多くの方に見ていただくのは励みになりますね。
会場は撮影禁止でしたが、その様子はうたどんさんのブログ▼でご覧下さい。
うたどんさんからはこんなに可愛いにゃんこのお土産をいただきました。
ブックカバーです。
こちらは裏に吸盤がついていて、冷蔵庫などに付けられそうです。
下の写真はペットボトルの蓋を利用した針刺し。
こういうのをさっさと作ってしまううたどんさんの才能はすごいですね。
会場には、せっかくなので、いただいた着物と帯で行ってきました。
(ちょっとボケていますが)
藍色の紬ときなり色の帯です。
今日は美しいものを見せていただいて、目の保養になりました。
その作品展が市内の文化会館であったので、出かけてきました。
いつも着物や帯をたくさん下さるうたどんさんも、そのサークルのメンバーなのです。
「マーガレット」のメンバーは80歳以上の方も含め、8名だそうですが、みなさんすごくたくさんの作品を出展されていました。
下の写真はメンバーの方がみなさんで作った作品をカレンダーに加工したものです。ケーキやジュースがおいしそう。
みんなで一つのものを仕上げるのは楽しそうですね。
作品はどれもこれも本当に美しいものばかりでした。
とくに素敵だったのは、19世紀のイギリスで活躍したのモリス(壁紙で有名ですが、詩人でもあるそうです)という人の作品を刺繍に仕上げたもの。
なんとなく帯の柄のようにも見えました。
うたどんさんの作品は、素材にレースのカーテンを使ったり、ビニールのような布を使ったり、100円均一のものを使用したりと、いろいろ工夫されていました。アイディアマンですね。
刺繍は根気のいる手仕事ですけれど、このような展覧会で多くの方に見ていただくのは励みになりますね。
会場は撮影禁止でしたが、その様子はうたどんさんのブログ▼でご覧下さい。
うたどんさんからはこんなに可愛いにゃんこのお土産をいただきました。
ブックカバーです。
こちらは裏に吸盤がついていて、冷蔵庫などに付けられそうです。
下の写真はペットボトルの蓋を利用した針刺し。
こういうのをさっさと作ってしまううたどんさんの才能はすごいですね。
会場には、せっかくなので、いただいた着物と帯で行ってきました。
(ちょっとボケていますが)
藍色の紬ときなり色の帯です。
今日は美しいものを見せていただいて、目の保養になりました。
2013年2月15日金曜日
「日本の伝統」@千葉
先日、千葉市立美術館に出かけた時▼、駅前の通りにある京葉銀行のショーウィンドウに目をひかれました。
「日本の伝統」というテーマで日本各地の名産を飾ってありました。
センスがよかったので、ちょっと写真に写してきました。
ガラス越しなので不要な風景も写ってしまっていますが、こういう展示をする銀行っていいなーと思いましたよ。
舞妓さんの履くぽっくり。
黒地に描かれた絵も派手でいいですね。
こちらは落ち着いた感じの籠。
桜が似合っています。
水引きですね。
海外に住んでいる私の姪は、水引きの大ファンです。
いかにも日本的なんでしょうね。
手毬、これは私も作ったことがあります。
根気のいる手仕事ですね。
私はこの椿の模様が気に入りましたね。
赤と黄色が華やかで素敵。
寒い通りを歩いていても、こんな華やかなディスプレイがあると、心がうきうきとしてきますね。
ダサいと思っていた(失礼!)千葉にも、こんなにお洒落な風景がありました。
「日本の伝統」というテーマで日本各地の名産を飾ってありました。
センスがよかったので、ちょっと写真に写してきました。
ガラス越しなので不要な風景も写ってしまっていますが、こういう展示をする銀行っていいなーと思いましたよ。
舞妓さんの履くぽっくり。
黒地に描かれた絵も派手でいいですね。
こちらは落ち着いた感じの籠。
桜が似合っています。
水引きですね。
海外に住んでいる私の姪は、水引きの大ファンです。
いかにも日本的なんでしょうね。
手毬、これは私も作ったことがあります。
根気のいる手仕事ですね。
私はこの椿の模様が気に入りましたね。
赤と黄色が華やかで素敵。
寒い通りを歩いていても、こんな華やかなディスプレイがあると、心がうきうきとしてきますね。
ダサいと思っていた(失礼!)千葉にも、こんなにお洒落な風景がありました。
2013年2月14日木曜日
日本民芸館
先週のことになりますが、着物仲間のUさんからお誘いがあって、「日本民藝館」▼に行ってみることにしました。
民芸館は駒場東大駅から数分歩いた住宅街にありました。
立派な建物ですね。
梅の花はまだ固い蕾でした。
お向かいにはお蔵がありました。
ドーンと立派です。
ここは戦前、思想家の柳宗悦が中心となって開設されました。
初代館長は柳宗悦、二代目は陶芸家の濱田庄司、三代目は宗悦の長男の柳宗理と続いているそうです。
陶磁器、染織物、絵画など独自の視点で集められた作品が17,000点ほど収蔵されています。
この日の展示は、「日本の漆」▼でした。
漆というと高級なイメージがありますが、こちらの漆は実際に使われていたお椀やお盆、道具箱などの実用品が多かったですね。
時代も室町時代、桃山時代、江戸時代のもの、そして琉球王朝のものやアイヌのものも置いてありました。
こんなにいろいろな種類がありました。
螺鈿細工のある美しいものから、シンプルなものまでいろいろ。
******
展示会の後は小腹がすいたので、近くのカフェに入って、こんな大きなシナモン・トーストを半分ずついただきました。
そうそう、Uさんの帯は、前に中村さんの展示会で買った北欧風の柄の帯です。
シックでそれでいて遊び心のある帯ですね。
私が締めていた帯は、この日の展示品と色がそっくりでした。
黒にオレンジ。
柄も似ていますね。
うたどんさんからの頂き物の帯です。
白っぽい着物に合わせて締めてみたのですが、作品と帯が同じ風合いになって、期せずして嬉しくなりました。
民芸館は駒場東大駅から数分歩いた住宅街にありました。
立派な建物ですね。
梅の花はまだ固い蕾でした。
お向かいにはお蔵がありました。
ドーンと立派です。
初代館長は柳宗悦、二代目は陶芸家の濱田庄司、三代目は宗悦の長男の柳宗理と続いているそうです。
陶磁器、染織物、絵画など独自の視点で集められた作品が17,000点ほど収蔵されています。
この日の展示は、「日本の漆」▼でした。
漆というと高級なイメージがありますが、こちらの漆は実際に使われていたお椀やお盆、道具箱などの実用品が多かったですね。
時代も室町時代、桃山時代、江戸時代のもの、そして琉球王朝のものやアイヌのものも置いてありました。
こんなにいろいろな種類がありました。
螺鈿細工のある美しいものから、シンプルなものまでいろいろ。
漆は日本、中国、韓国、東南アジアに分布する漆の木からとれる樹液で、天然の塗料として古くから用いられたそうです。
とくに江戸時代になると、漆に金粉や銀粉を用いた蒔絵が発達しました。
今回の展示には、素朴で温かい感じの品が多かったですね。
民芸館ならではの選択なのでしょう。******
展示会の後は小腹がすいたので、近くのカフェに入って、こんな大きなシナモン・トーストを半分ずついただきました。
そうそう、Uさんの帯は、前に中村さんの展示会で買った北欧風の柄の帯です。
シックでそれでいて遊び心のある帯ですね。
私が締めていた帯は、この日の展示品と色がそっくりでした。
黒にオレンジ。
柄も似ていますね。
うたどんさんからの頂き物の帯です。
白っぽい着物に合わせて締めてみたのですが、作品と帯が同じ風合いになって、期せずして嬉しくなりました。