2024年3月6日水曜日

稲城散策 2 〜稲城長沼から矢野口〜

だいぶ、間が空いてしまいましたが、今日のブログは「稲城散策 1」▼の続きです。

大丸用水を辿って、JR南武線の稲城長沼駅まで到着しました。

駅前には広場があり、高架下にはカフェなどがありました。

稲城長沼駅すぐそばにある発信基地「ペアテラス」に入ってみると、そこはガンダムで有名な大河原邦男さんという方のショールームのような雰囲気でした。いろいろなグッズが所狭しと売られていました。

店頭には、「機動戦士ガンダム」に登場するガンダムのモニュメントもありました。かなり大きいですよ。


稲城市は「メカニカル シティ」というのだそうです。

私はアニメにはまるで疎いのですが、この方は稲城市生まれで、ガンダムの生みの親なんだそうです。「ヤッターワン」とか「ネオカン戦士ペダリオン」なども有名だそうです。

稲城市は「ガンダムの聖地」と言ったところでしょうか。

私の住んでいるところにも、駅前にこういう基地があるといいですね。


おなかも空いてきたので、カフェでベーグルとアイスクリームで休憩しました。


こちらは稲城のマスコット「稲城なしのすけ」。稲城は梨の産地なのです。

他にも大河原さんがデザインしたマンホールが、市内のあちこちに設置されているそうです。

おなかもいっぱいになったので、また大丸用水歩きを続けました。

小さな水路を見つけて、辿ってみると、畑に着きました。


なんだか懐かしい風景ですね。のどかな雰囲気でした。


きちんと整備された用水でした。
このあたりは菅堀というようです。後ろは梨畑ですね。

こちらは「葎草橋(りっそうはし)碑」というところでした。


「この碑は、銘文によれば、多摩川から水を引いた大丸用水に架けられていた葎草橋(板橋)を、天保9年(1838年)に長沼・押立両村の協力で石橋に架け替えたことを記念して造立したものである。類例の少ない貴重な碑といえよう。」
と書かれていました。

石碑は高さ126センチ、幅35センチ、厚さ23センチの角柱形でした。


側面には「渠田川や 多摩の葎の橋はしら 動かぬ御代の石となるらん」という歌と、江戸・八王子など八方面への道程が記されています。この橋のある道は、北へ行くと多摩川の渡船場に通じ、当時の幹線道路の一つでした。」
平成3年12月10日と記されていました。

近くには梨の販売所がありました。

梨の木は冬の間は枯れたように見えますが、春には白いきれいな花を咲かせ、秋には美味しい梨の実ができるのです。
桜の花と梨の花が並んで咲いているところは、とても美しい風景だそうです。

用水が続きます。

暑いときには、子供の水遊びができそうなところです。


こちらは中藤公園。


だいぶ町中に近づいてきました。

道路も幅が広くなり、用水もきちんと整備されていました。


車が通る道路に着きました。「矢野口」の標識が見えてきましたね。


矢野口駅の近くにある児童公園です。

児童公園を過ぎると、矢野口の駅はすぐ近くでした。

ここで稲城市民のKさんとお別れしました。

半日、稲城ガイドをしていただき、ありがとうございました。一人では気づかないような場所も教えていただき、助かりました。

途中の無人販売所でふきのとうを見つけました。ビニールにたくさん詰め込まれていて、200円でした。

帰宅して天ぷらにしました。

残りは蕗味噌にして保存しました。

ふきのとうは、ほろ苦くておいしかったですよ。

このブログの中で歩いた道筋です。

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「一日一句」

用水路 稲城みやげは ふきのとう


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