2020年5月31日日曜日

散歩で出会った妙な風景

緊急事態宣言は解除され、お店もオープンされたり、自由に行き来する人が増えましたが、私のご近所散歩はまだ続いています。

だいたい毎日1時間ほどかけて、歩数にすると7000歩くらい歩いています。

お花を愛でながら歩くのも良いのですが、いろいろなおうちの様子を眺めながら歩くのも楽しいものです。

大きな家、小さな家、新しい家、古い家、カラフルな家、・・・・。
「こういうおうちなら住んでみたいな」と思う家もあれば、「ここはちょっとごめん」と思うところもありますね。

さて、毎日お散歩をしていると、時々、妙なものに出会うことがあります。

昨日もちょっと不思議な光景に出会いました。

住宅街の中に、ぽつんとお社があったのです。
宅地用の盛り土のところに立っていました。


それほど年月は経っていないようでした。

このようなものは、ちょっと奥まった樹々の中などに見つけることはありますが、こちらはごく普通の住宅街にありました。
通りを隔てたところには、マンションというか、社宅のような建物もありました。


こちら側が手前のようです。
鳥居とお社の距離が近すぎるような気もしますが、敷地面積が狭いのでこうなったのかしら。

昔からここにあるのか、あるいは新しく作ったものなのか、
どなたのものなのか、
いろいろと妄想が沸いてきました。

お散歩をしていると、なかなか面白いものに出会えますね。

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「一日一句」

初夏の町不思議に出会う散歩道



2020年5月30日土曜日

思い出の絵葉書シリーズ 5 ~宮古島のホテル~

今回の絵葉書は、宮古島にあるホテルのお土産です。


ここは去年、2019年1月に、カナダに住んでいる妹夫妻と一緒に4人で出かけたところです。
「シギラリゾート」という巨大ホテルチェーンの中の「ホテルシーブリーズ」というところに泊まりました。


今はコロナのために、旅行も自由に行けません。
県をまたぐ旅行はまだダメですし、ましてや海外旅行など、いつになったら行けることやら。

また宮古島のような離島は、医療施設が都会ほど充実していないので、もし重病になってしまったら、ヘリコプターなどで本土へ移送されることになるでしょう。

そう思うと、本当に良い時に行けたものだと思います。

宮古島ではレンタカーを借りて、運転大好きな妹の夫の運転で、島内をあちこち巡り廻りました。


食べ物もおいしく、海も美しく、良いところでした。

ホテルも快適で、のんびりと過ごせました。

懐かしい思い出です。

今は着物を着ることもないし、旅行にも行けない。
我慢のしどころですね。
この時は、ポリエステルの単衣着物でちょうどいくらいでした。


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「一日一句」

去年(こぞ)の旅海の碧さよ宮古島


2020年5月29日金曜日

レースのマスク

3月ごろから毎日マスクのお世話になっています。
これまではキンゾウ商店のチェックのマスク▼や、娘が買ってくれたマスクを使っていました。
わざわざ郵送してくれて、かなり高くついたことでしょう。


だいぶ暑くなってきたので、ちょっと涼しげなマスクがあるといいなと思うようになりました。

すると、日本画家でユニークな作品を描いている紫蓮庵▼さんが、レースのマスクを制作されているというので、購入してみることにしました。

いろいろな種類のマスクがありましたが、ブルーのオーガンジーレース(ポリエステル)と、白とブルーの綿レースの2枚を選びました。



どちらも裏がガーゼでできています。

付けてみるとこんな感じ。
ダサい洋服で失礼します。


このところ、ずっとすっぴんです。


上の部分にはワイヤが入っています。
顔がしっかりと覆われるタイプです。
ちょっとオシャレな感じなので、着物にも良いかと思いました。

紫蓮庵さんのマスクはこちら▼でも購入できます。
また三鷹にある素敵なカフェ「カフェオランジェ」▼でも委託販売しています。

紫蓮庵さんは、絵も素敵なのですが、ミシン作業もお好きなようですね。

そういえば去年の5月には、カフェの隣にある「山本有三記念館」▼に行ってたのでした。

それにしても髪の毛がずいぶん伸びてしまいました。

今日の空です。


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「一日一句」

皐月晴れコロナいつまで続くのか


2020年5月28日木曜日

有償ボランティアは暫くお休みに

数年前から、市の福祉公社に所属して、有償ボランティアとしてお年寄りのお世話をしていました。

これまで市内の数か所のお宅に伺い、料理を作ったり、部屋の片づけをしたり、掃除をしたりなどしてきました。
1回1時間のちょこっとしたお手伝いですが、仕事の後には世間話をしたり、スマホの使い方が分からないというので教えてあげたり、お互いの関係は良好に過ごしていました。

それが4月に緊急事態宣言が出てからは、仕事もお休みとなりました。


そして今回、緊急事態宣言は解除となりましたが、まだまだコロナウイルスは完全に終息したわけではありません。

自分では感染の自覚がなくても、症状が出ていなくても、感染しているかもしれません。
そんな状態で、お年寄りのおうちに行き、相手の方に移してしまったら大変です。
みなさん、それぞれ持病があったり、お薬をいろいろ服用されている方ばかりです。

また外に出ることによって、私自身が感染してしまうことも万が一あるかもしれません。

おばあさんたちには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、不安が先立ちました。
その仕事には戻る気持ちになりませんでした。

私自身も、4月にはストレスのためか、上の血圧が220以上になってしまい、息苦しくなり、おまけに発熱の症状が出てしまいました。
大きな病院の緊急外来であれこれ詳しく検査してもらいました。
結局、問題はなかったのですが、その時、「万が一、コロナだったらどうしよう」という不安はぬぐいきれませんでした。

また私の夫は、外見は健康そうですが、呼吸器と循環器に疾患があり、もし感染してしまったら重篤な症状になるという状況です。


ということで、不安な気持ちで仕事をしたくないので、有償ボランティアは暫くお休みさせていただくことにしました。
担当のスタッフの方に私の気持ちをお話したところ、「無理はされないでね」ということで了承していただきました。

有償ボランティアを通して、おばあさんたちからは、いろいろなことを学ばせてもらいました。
趣味を持ち、スポーツを楽しみ、お友達とのつきあいをして、子供だけに頼らないで生きていくことが、元気で長生きできる秘訣だと学ばせてもらいました。

ワガママをいうようですが、もうしばらくは自宅でゆっくりしていようと思います。


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「一日一句」

ペチュニアが窓辺で揺れる初夏の風

2020年5月27日水曜日

「散華」上巻

コロナの緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ新規感染が発生しています。
当分は、自粛生活を続けるつもりの私です。

さて、今日のblogは読書案内。
「散華」の上巻です。

「散華(さんげ)」とは「仏に供養するため花をまき散らすこと。特に、法会(ほうえ)で、読経(どきょう)しながら列を作って歩き、はすの花びらにかたどった紙をまき散らすこと」だそうです。

杉本苑子さんの長編小説です。


この本は、数年前に亡くなった母の長姉が読んでいた本です。
今、生きていたら、102歳でしょうか。

紫式部の一生の小説ですが、分厚い上下巻であり、他に誰も読む人がいないということで、その伯母の娘である私のいとこからもらいました。
「としちゃんなら源氏物語を読んでいるので、こういう本も興味があるのではないかしら」ということでした。

実は伯母が読んでいたのはだいぶ昔だったようで、いただいた時は、本がずっとしまわれていたため、かび臭かったのです。
それでかび臭が取れるまで、しばらくはほおっておきました。

本の帯を見ると、まだ消費税が3%の頃に伯母は読んでいたようですね。

この小説は、紫式部がまだ少女の頃、「小市」ちゃんと呼ばれていた頃のお話です。
彼女のお姉さんや、父、父の妹、弟などが登場して、平安時代の話ではあるのですが、なんとなくホームドラマのようで、すごく面白くてワクワクする、というものではありませんでした。

それでも次第に成長するにつれて、小市ちゃんが魅力的になってきました。
ところどころに若かりし頃の藤原道長が登場したり、イヤミな女性として清少納言が登場したりして、少しずつ面白くなってきたところです。

今は、年上の男性に言い寄られて、「この人に付いて行くべきかどうか」と迷っているあたりです。
小市はもう25歳くらいになり、当時としては完全に行き遅れの年齢です。
これからの人生を模索している最中で、「私はどう生きていったら良いのだろう」と悩んでいるあたりは、現代の女性とあまり変わらない感じに描かれています。

これが上巻で、下巻はいよいよ彼女が源氏物語を執筆するところになりそうです。

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この伯母からはいろいろなものをいただきました。
帯もいただきました。
伯母は着物もたくさん持っていましたが、伯母は大柄だったため、私とは体型が違うので、着物はちょっと無理でした。

焦げ茶色に錦糸、銀糸がミックスされた夏帯。
これは2019年の姿です。


透けていて、フニャフニャの布なので、締めるのはかなり難しい帯でした。


こちらはベージュ色の夏帯。
2018年の姿です。

波の模様が涼しげで、シックな色合いです。


どれも高級な帯で、私には手が出ないようなものばかりでした。

そして伯母からは、象牙の糸巻きの三味線もいただきました。
伯母は長唄の他に清元もたしなんでいたようです。

大切に使っていきます。

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「一日一句」

世は青葉読書タイムが自粛の友



2020年5月26日火曜日

ヒメツルソバ

今日は草花の名前を一つ覚えました。
うちのマンションの入り口にも咲いている、小さなピンクのお花の草花です。
金平糖のような小さなお花です。
こちらの写真は花が白く写ってしまいましたが、実物はもっとピンクです。


たぶん、「ヒメツルソバ」だと思います。

漢字で書くと、「姫蔓蕎麦」だそうです。
なんだかお蕎麦屋さんのお店みたいね。


「ツルソバ」という名前の草花もあるそうですが、こちらはそれに比べるとお花が小さいので「姫」が付いたのだとか。

原産地はヒマラヤですが、明治時代に日本に来たようです。

葉っぱをよく見ると、Vの形に模様が入っていますね。
面白いな。

気がついてみると、あちこちで見かけますね。

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「一日一句」

皐月には草の名日ごと覚えたい




2020年5月25日月曜日

Zoomを使った人形浄瑠璃とAIロボットの競演

先日、インターネット上で面白い取り組みを見ました。

それは「Zoomを使ったリモート環境における人形浄瑠璃とロボットの競演」というものでした。
八王子にある東京工科大学のコンピュータサイエンス学部が主催したものです。

最近、流行りのZoomに興味があったのですが、知らない人の間に入って議論するのはなんだか面倒そうだし、といって「自宅で飲み会」というのも時間的にどうかな、と思っていたところ、たまたまfacebookの「和楽器邦楽グループ」で上記の案内を見たのです。

主催はきちんとした大学だし、他にも都留文科大学や筑波大学の研究者たちが共同で研究をしているようで、ちょっと安心感がありました。
またコロナの自粛により自宅にいなくてはならない状況を考えて、「子どもたちのために人形浄瑠璃とAIロボットとの競演」というキャッチフレーズがありました。
そういうことなら、Zoom初体験の私にもできるかな、と思って申し込んでみました。

当日の朝になり、主催者から参加者全員に向けて、「以下のURLにアクセスしてください」という連絡がきました。

私はスマホにはZoomはインストールしてありましたが、パソコンの方は古い型でWEBカメラがないため、インストールしていなかったのですが、パソコンからそのURLにクリックするだけで、自然にZoomのインストールが始まったのは、便利でした。

開催時間になり、主宰者や参加者が集まりました。
みんなで33人いたと思います。
ご自分の顔を出している人や、私のように顔を出さないで、名前だけの方もいらっしゃいました。

初めに主催者からの挨拶があり、そのあと人形遣いの人から、古柳座の人形の仕組みや、身体の動かし方の説明がありました。


実演は、「日高川」渡し場の段という場面でした。

この人形浄瑠璃はちょっと変わっているものでした。
普通は人形遣いは3人で分担するのですが、こちらは一人の人が操っていました。
そして小さな椅子に車が付いたようなものに座って、動くのでした。
それで「車人形」と呼ばれるのだそうです。


愛する男性の裏切りに悲しむヒロインです。


最後には、よよと泣き崩れる場面でした。


文楽には、若いお弟子さんたちも参加されていました。


その後、「かんなちゃん」という名前のロボットが登場しました。
可愛い着物姿でした。

この子が、語りと三味線に合わせて、身体を動かしたのでした。
そのやり方は、本物の人形の動きを取り込んで解析して、そのデータをAI(人工知能)に覚えさせて、そしてロボットに入れ込んだそうです。
難しい人形の動きを取り込むのは、大変だっただろうと思いました。


「かんなちゃん」は、東京工科大学の研究室からの登場でしたが、背景には本が並んでいたり、パソコンが置いてあったりして、本物の舞台とはだいぶ雰囲気が違いましたが、首をかしげたりして頑張っていました。


ただし、帯がイマイチでしたね。

今回はリモート競演でしたので、人形も、語りの大夫さんも、義太夫三味線奏者さんもみなさん、別のところから出演されていました。


実はこちらの三味線奏者さんは、別のところで活躍されているのを知っている方でしたので、登場してちょっとびっくりしました。


その後、出演者や参加者からの質疑応答などがありました。

実際の舞台では、大夫や三味線は、人形の動きを横目で見て合わせているそうですが、今回のリモート出演ではパソコンの画面を見て合わせるので、それが大変だったという感想でした。

なかなか面白い試みでした。

こちらのイベントの参考▼です。

私もZoomなるものに初めて参加してみましたが、画像とは別に、コメントを文字で入力できるのは便利だと思いました。
音声だけだと、タイムラグが生じたり、うまく聞こえないことがあるのですが、コメントが残るのは良いですね。

なお写真は、パソコンの画面をスマホで撮影したので、私の姿が写り込んでしまっていて、見づらくてすいません。

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「一日一句」

夏浅しAI人形も踊るなり



2020年5月24日日曜日

コロナ禍中のお稽古事

明日にでもコロナの緊急事態が解除されそうです。
コロナの感染防止としては、「人と人との接触を少なくすること」「人と距離をおくこと」「正面から話をしないこと」などと言われているので、お稽古ごとのやり方も変わってきました。

会場が利用できなくなったので、私の3月中旬からのスケジュールは、真っ白になりました。
私が関わっているお稽古事などがどのようになったか、ちょっと書いてみました。

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三味線のお稽古は、3月10日が最後でした。
それ以降は、会場である市の施設会場が全面、使用できなくなりました。
3月からは「秋の色種」という曲をする予定でしたが、最初に1回習っただけで、すぐに中断してしまいました。
また先生も演奏会などがすべてキャンセルされ、先生ご自身も残念だったと思いますが、私もそれを見に行く楽しみもなくなってしまいました。


「秋の色種」という曲は、江戸時代後期に作曲されたもので、しんみりと色っぽい曲です。
先生が弾くお手本は録音させていただいていたので、休みの間も自習していましたが、やはり限度がありますね。
先生からはリモートお稽古の提案もあり、お弟子さん仲間ではその方法をしている方もいらっしゃるようですが、やはり音源がずれてしまうので、私はリモート稽古はしませんでした。
秋に先生のお弟子さん揃っての浴衣会があるので、その時にみんなで演奏する曲の楽譜と音源を、先生からインターネットで送っていただきました。
現代風の楽しい曲なので、今は、それを一人でお稽古しています。

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謡音読会は2月の会が最後でした。
今年から会場が国立能楽堂の広い会議室に変わったので、あまり蜜にはならないのですが、とにかく大きな声を出すので、やはりこの会も中止になりました。


その後、先生からは5月に予定されていた「氷室」の謡をユーチューブにアップしていただいたので、それを聞いています。
能「氷室」のユーチューブはこちら▼です。
あらすじ・解説・現代語訳・仕舞が楽しめるようになっています。

6月にはまた能楽堂でお稽古ができるようになるといいと思っています。

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フォークダンスのお稽古は、2月29日が最後でした。
これは手を繋いだり、ペアになったりしてダンスをするため、濃厚接触になるので、すぐに中止が決まりました。


メンバーに高齢者が多く、また電子機器を使えるような先輩はいないようなので、完全に中断されてしまいました。
連絡も電話連絡、という昔ながらの方法です。
本来なら5月には味の素スタジアムでのスポーツ大会があり、6月には市のお祭りがあり、そこで私たちもフォークダンスを披露する予定になっていたのですが、すべてキャンセルとなりました。


そして次回のお稽古は、なんと10月になるとのこと。
せっかくいろいろな曲の振付を覚えたのに、すべて忘れてしまい残念ですね。

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自主的に開催している「源氏物語を楽しむ会」ですが、こちらは3月中旬の会は、普通通り行えましたが、4月からは世田谷区の施設が利用できなくなりました。
それでなんとかメンバーの顔合わせだけでもしたいと思い、「メッセンジャー」のグループでのビデオ電話を使って、集まることにしました。
4月のオンライン▼は顔を見ながら話せることを確認して、5月のオンライン▼は実際に原文を読んだり、現代文を読むことができました。

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ユーチューブなどを見ていると、いろいろな人たちがいろいろなやりかたで、お稽古を続けていらっしゃいます。
みんなで演奏をするのは、かなり難しいと思うのですが、やはりこれからはリモートでもお稽古をするような時代になるかもしれませんね。
そのためには、音声のズレなどがもう少し解消できるようになると良いですね。

おかしかったのは、こちら▼の邦楽演奏家のユーチューブです。
みなさん、仕事がなくなってしまったので、ウーバーで働いたり、お蕎麦屋さんで働いたりしていますが、それでも黒紋付きを着れば、かっこいい演奏家です。
来年の「鞍馬会」は、是非、リアルで見てみたいと思いました。

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「一日一句」

(今日は短歌風になりました)

お稽古はコロナ乗り越え工夫して
六月になればまた会える





2020年5月23日土曜日

コロナ前後で増えたこと 減ったこと

東京も、来週には緊急事態宣言が解除されそうな感じですが、コロナ禍のために、私たちの日常生活もだいぶ変わりました。

そこで、私の今までの生活の中で、増えたことと減ったこと、そしてあまり変わらなかったことをまとめてみました。
覚え書きとして残しておきます。

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≪増えたこと≫

●毎日の散歩
  約1時間7000歩前後の散歩
●マスク姿
●外出後の手洗いと洗顔
●体重
  1キロほど増えました。
●毎日の検温
●キャッシュレスでの支払い
  現金は、小さな八百屋さんでの支払いの時しか、使わなくなりました。
●自宅でのストレッチや、ダンベルなど。
●数独ドリル


≪減ったこと≫

●電車に乗っての外出
  パスモやシルバーパスはまるで使わなくなりました。
●着物を着ること
  4月の着物は、たった1回でした。
●買い物
  基本的には生協の配達です。
  それ以外は、夫が24時間スーパーに早朝の買い出し。
●美術館、博物館、観劇などの外出。
●図書館
●お稽古事の参加
●化粧
  とくに口紅はまるで付けなくなりました。
●ヘアカット
  3月初めにカットして以来、できるところを自分でカットするだけです。
●有償ボランティア活動 
  お年寄り相手なので、ずっとお休み
●スポーツクラブでのエアロビやピラティスなど。


≪変わらないこと≫
 
●毎日の掃除、洗濯、食事作り
●毎日のブログ書き
●毎日の「一日一句」
●毎日の三味線のお稽古(少しは減りましたが)
●毎晩の読書
●毎朝・毎晩の血圧測定

こうやって見てみると、それほど変わりがないのかしら。

とはいえ、見えないウィルスに対しての緊張感はまだ続いています。

感染者数は減ってはきていますが、それに反するように、東京では死者が増えています。
まだまだ気を付けて生活しないとなりませんね。

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「一日一句」

目に見えぬコロナ退治はぬかりなく




2020年5月22日金曜日

草花図鑑を持って ≪追記あり≫

このところ、お天気があまりよくありません。
小雨が降ったり止んだり、といった毎日です。

それでも夕方のお散歩は続けていますよ。

「子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑」を入手しました。
こちらです。


文庫本なので、小さくて持ちやすいのです。
それでお散歩のときにも、持っていくことにしました。

多摩川の土手は、きれいに草が刈られていました。
すっきりしましたね。


今までは、土手のあたりは草ぼうぼうだったのですが、とてもきれいになりました。



このタンポポみたいなのは、なんでしょう?
タンポポよりも背が高いのですが、綿毛は似ています。


図鑑で調べたら、コウゾリナかな?
ちょっと違うかしら。

≪追記≫
ブログ友達が教えてくれましたが、これは「ブタナ」という名前だそうです。
図鑑で確認したら、またの名前を「タンポポモドキ」とも言うのだそうです。
分かりやすくて、覚えやすい名前ですね。

こちらは前にも載せましたが、スズメノテッポウかな?


こちらは川辺ではありませんが、市内ではよく見かける大きな木です。
「エゴノキ」ですね。
花言葉は「壮大」だそうです。
私には、白い花が「純愛」を表しているように思えます。

≪追記≫
高校時代の友人が教えてくれましたが、これは「エゴノギ」ではなくて、「ヤマボウシ」だそうです。
花の付き方の向きがちがうのだとか。
みなさん、いろいろよくご存じですね。
ちなみに「ヤマボウシ」は「ハナミズキ」と同じ仲間なのだそうです。


花や草の名前を覚えるのは難しいのですが、友人から教えてもらうのが、いちばんよく覚えられるような感じがします。
それにしても、みなさま、とても物知りで親切です!

ブログやfacebookを見て下さっているみなさま、どうもありがとうございます。

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「一日一句」

草花の名前を覚えて夏は来ぬ



2020年5月21日木曜日

思い出の絵葉書シリーズ 4 ~山種美術館~

今回の絵葉書は、山種美術館▼のとても美しい絵葉書です。


田能村直入(たのむらちょくにゅう)という人の「百花」という絵画の部分です。
この人は、幕末に大分の竹田で生まれ、「最後の文人画家」と言われています。

「百花」は、100種類の花を描いたもの、と言われています。
これは巻物のように横長の絵だったと思います。
1869年(明治2年)の作品です。

最初に山種美術館に行ったのは、2011年だったと思います。
「百花繚乱」▼という展覧会でした。
この絵葉書はたぶん、その時のお土産だったと思います。

その時の装い。
まだ着物を着初めて1年くらいのころでした。
小紋でした。
帯は、着物を着るようになった、一番初めに購入したもので、まだ値段が分からなかったので、私にはかなり高いものでした。
それにしても地味な恰好でしたね。


次に山種美術館に行ったのは、2015年の展覧会「花と鳥の万華鏡」▼だったと思います。

その時の装い。
ポリエステルの白大島風着物。
サイズが大きすぎて、あまり着なかった記憶があります。
今は手元にありません。


山種美術館は恵比寿にある日本画の美術館ですが、私は大好きなところです。
もちろん、こちらの所蔵品が素晴らしいこともありますが、規模が適当に狭くて、見るのに疲れないからです。
あまり巨大な美術館は、見ているだけで疲れてしまいますよね。

この美術館で好きなのは、速水御舟の黒い牡丹です。
それほど大きな絵ではありませんが、とても魅力的です。


また上村松園の絵画もたくさん保管されています。

3年前に行った時の上村松園展▼も、素敵でした。

その時の装い。
絽の着物でした。


最近はシルバーパスで出かけていました。
今年のお正月に、やはり松園さんの展覧会▼でした。

その時の装い。


コロナの緊急事態事態が解除されたら、やはり美術館に行きたいですね。

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「一日一句」

衣替え早く行きたい美術館



2020年5月20日水曜日

散歩の風景 ~去年は京都だった~

去年2019年のこの日は、何をしていたのだろうかと思って、ブログをさかのぼってみたら、ちょうど京都へ出発した日でした。

去年の今日のブログはこちら▼
やはり今年と同じように、バラの写真を使っているのが、おかしいですね。


長岡京へ行き、その日の夕食は錦市場近くのお店で湯葉をいただき、翌日は蹴上のインクラインを歩き、そしてかき氷を食べて東京へ戻ったのでした。

こちらは南禅寺のお庭。
青いポリエステルの単衣を着ていたようです。


この時もよく歩きましたね。
1日2万歩近く歩いていたと思います。

懐かしい去年の思い出ですが、コロナのおかげで、当分の間、県をまたいでの旅行はダメでしょうね。
京都へはいつ行けるのかしら。
実は本当は今年も3月中旬には、京都へ行く予定にしていて、ホテルも予約していたのです。
すべてキャンセルとなってしまいました。

そして3月下旬からは電車にもバスにも乗ることなく、毎日、ご近所を散歩するだけの自粛生活となってしまいました。

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さて、私が住んでいる地域は、高層マンションもあるし、立派なお屋敷もあるし、商店街もある一方、古い農家もあり、畑もある、というごちゃまぜなところです。

こちらは多摩川沿いにある遊歩道です。
サイクリングロードは混みあっていますが、ここはいつも、ほとんどガラガラ状態のところです。
お散歩には穴場的存在ですね。


4月の初めには、この道にはまだ桜がきれいに咲いていました。
その後、つつじになり、今は新緑が美しい道です。

道路には彫刻がたくさん並んでいるのですが、こちらは少年少女の像かしら。
なんだかちょっと意味不明ですが、絞りのような模様が可愛いですね。


こちらは、普通の一軒家の塀ですが、今はやりのアマビエが描かれていたので、ちょっと写させてもらいました。
陽気な感じがして、南欧風かしら?


洒落たおうちもたくさんありますが、畑も多く残っていて、今はジャガイモやナス、トウモロコシなどをよく見かけます。

こちらはズッキーニでしょうか。
葉っぱがとても大きくて、処分するのが大変そうですね。


そして、どこでもバラがたくさん咲いています。
お散歩はいろいろな道を歩きますが、どこにでも薔薇屋敷があり、目を楽しませてくれます。
自粛生活が、この季節でよかったと思うくらいです。


美しいバラに出会うと、本当に気分が良くなりますね。


これまでは、散歩というと多摩川ばかりで、家の近所を歩くことはあまりありませんでした。
でもコロナのおかげで、歩いてみるとすてきな風景にたくさん出会うことができました。

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「一日一句」

薫風や都へ上るはいつの日か