2016年1月2日土曜日

申年によせて

2016年 明けましておめでとうございます。

今年の干支は申ということで、年賀状にはいろいろなサルが描かれていましたね。

こちらのおさるさんは、地元の天神様の置き物です。


実はうちは夫がサル年生まれ、婿さんもサル年生まれ、そして17年前に亡くなった父もサル年でした。

見ざる、言わざる、聞かざる・・・なのか、いずれにせよ3匹のサルと縁があるようです。

ちょっと父の思い出を書いてみると、父は、生きていれば今年で96歳になっていました。

父は、正月には必ず柴又の帝釈天にお参りに行っていました。
なんでもあそこはサルの神様を祀っているとかで、いつも自分一人で出かけていました。
家族連れで出かけたことはありませんでしたので、私たちはいつも父がお正月になると一人で出かけるを不思議に思っていました。
ずいぶんと若い頃からお参りしていたようでした。
父は自分の生まれた干支の神社を大切にしていたようでした。
それで私たちは子供のころから、帝釈天のことを「おさるの神社」と呼んでいました。
「フーテンの寅さん」が流行るずっと前からのことです。

私は、ここ数年は地元の神社にお参りしています。
ここは菅原道真を祀った天神社なので、学業の神様ですが、他にも家内安全、健康長寿、商売繁盛、交通安全となんでもこい、の神社となっています。

いつもは早朝に出かけるのですが、今年は少し遅い時間に出かけたら、ご覧のように長蛇の列でした。


よほど途中で戻ろうかと思いましたが、境内では「手づくり市」も開かれていて、そこも行ってみたかったので、我慢して並んでいました。
結局1時間以上も参道で待たされて、身体が冷えてしまいました。

それでも手作り市で、リメイク着物の弥弥▼さんとも新年のご挨拶ができて、良かったです。

お参りをした後は、母のホームへ。

ここはいつも季節ごとの行事を大切にしているところです。

スタッフの方が作った大きな獅子と並んだ母です。
今月末には92歳です。


お獅子が大きな口を開けて、パクリ。
母は「怖いよう」と子どものように身を縮めていました。


ホームには、海外に住む妹から送られてきたお花も飾られていました。
(ネットで注文して、日本の業者さんが配達するものです)


こちらにも小さな獅子が付いていました。

*****

この日の装い。

沖縄帰りをちょっと意識して、紅型の着物。
それに派手なピンクの帯です。


こういうスタイルで行くと、ホームの他のおばあさんたちも喜んで下さるのです。

お世辞でも「きれいだね」とか「よく似合っているよ」と話しかけられると、嬉しいですよね。
やはりおばあさんたちも、きれいな色の着物や帯が好きなのですね。
私はこれを「着物セラピー」と呼んでいるのです。

犬や猫が老人の心を明るくするように、着物も老人の昔を思い出させるきっかけになると思うので、ホームに行くときには、普段よりも派手目で可愛らしい着物を着るようにしています。

母は、私の着姿を見て、「裾をもっと上げないとおかしい」とか、「羽織の衿がおかしい」とか言っていました。
私は、はいはいと、着崩れを直しました。

他の記憶は薄れてしまっているのに、着物のことは覚えているものなのですね。



4 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

あけましておめでとうございます。
うちにも猿2匹。娘と甥が申年です。
年末に柳橋の亀清楼にランチに行った時、和服で行ったら
友人にすごく喜ばれました。そういう時ってうれしいですよね。
着物が板につけば違和感なく、自然でいられるのでしょうね。

マサ さんのコメント...

としちゃん、明けましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしく~。

私も元日にF天神へ初詣に出かけましたが、行列が甲州街道にまで伸びていたので諦めて、夕方出直しました。以前はここまで混んでいなかった思うのですけどね。

お母さま、お元気そうで何よりです。
女性の着物姿は、お年寄りだけでなく男性の目も楽しませますよね。
近頃はお正月でも着物姿を見かけることは少なくなりましたね。

としちゃん さんのコメント...

カンカン、遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
Sちゃん、申年生まれだったのですか。
いつまでも小さな少女のイメージがありましたが、
もうすっかり社会人としてご活躍ですね。
でも夜が遅いのが母親としては気になりますよね。
うちも娘が結婚する前は帰りを気にしていました。

着物は自分もそうですが、それ以上に他人に喜んでいただけるのが
嬉しいですよね。

としちゃん さんのコメント...

マサさん、遅くなりましたが新年おめでとうございます。
天神さまは、やはり水木さんの影響でしょうか?
ものすごい行列でしたね。
私が行ったときは、数人、着物姿を見かけましたよ。

お母様の具合はいかがでしょう?
自立されていらっしゃるから、そっと寄り添うのが良いかもしれませんね。
どうぞお大事に。