2016年1月18日月曜日

自然と歴史と基地の島 沖縄 7 ~新原ビーチ編~

今日の沖縄紀行は新原ビーチです。
これは「みーばる」ビーチと読みます。

沖縄の地名の読み方は難しいですよね。
でも親切なバスガイドさんのコーチのおかげで、旅行中にはだいぶスラスラと読むことができるようになりました。

いちばんすぐに覚えたのは「城」と書いて、「ぐすく」と読むこと。

でもここに面白い話があるのです。
それは豊見城市は本来は「とみぐすくし」と呼ばれていました。
ところが、甲子園に豊見城高校が出場して活躍したとき、本土のアナウンサーが「とみぐすくこうこう」ではなく、「とみしろこうこう」と連呼したので、それからは沖縄特有の読み方ではなく、標準語化されて、「とみしろし」となったということでした。
高校野球のおかげで、市の呼び方が変わってしまったということでした。

話しが横にそれましたが、新原ビーチは沖縄南部の太平洋側にある、美しい海岸です。

「みーばるマリンセンター」です。
センターといってもグラスボートの切符売り場と、ちょっとした喫茶店があるだけですが、空の青と黄色い建物が南国ムードを醸し出していますね。


グラスボートは舟の床がガラスになっていて、海中の世界を観察できるようになっています。
乗船料は一人1000円、乗船時間は20分くらいだったかしら。

グラスボート乗り場です。
日差しが強かったので、雨傘用に持参した傘を日傘として使いました。


舟は小さくて、初めはちょいとぐらりとして怖かったですね。
面白いおじさんの操縦士さん。
ベテランさんなので、海のどこの部分に行くと、どんな魚がいるか、よく知っていました。


舟の上から、陸地の方を眺めたところです。


舟には私たちのツアーの4人だけだったので、ゆっくりと座って、海底を見ることができました。
サンゴ礁や、黄色や青の魚が泳いでいて、「わー、見えた!」とか「あっ、いるいる!」などと騒ぎながら下を覗き込みました。


ただし、泳いでいる魚の姿を写すのは難して、よい写真はとれずに残念。


舟に乗っていると、海のサンゴ礁のあるところだけ、海面に白波が立っていて、レースのようできれいでした。サンゴ礁が輪になっているのが分かりました。

砂浜では「カイト・サーフィン」という、凧揚げとサーフィンをミックスしたような競技をしていました。
後ろに凧が見えるでしょうか。
とても気持ちよさそうでした。

私は風で着物の裾が乱れています。


この日は、ツアー3日目、12月30日でしたが、この頃になると、ツアーのみなさんとも打ち解けてきました。
私が着物で参加していても、あまり不思議がられることがなくなったようです。
とくに女性の参加者からは、花柄と格子柄の両面帯を褒めていただいたりして、着物で出かけて良かったと思います。

ただし夫は、「着物を着てボートに乗るなんて」とかいう顔をしていましたが、別に着物に草履でも、問題はありませんでしたよ。

(この項、まだ続きます)


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