2012年5月20日日曜日

「ほつれ髪の女」

昨日は「ほつれ髪の女」というタイトルに惹かれて、買い物がてら渋谷のBunkamuraまで行ってきました。

このタイトルはレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵の名前です。

展覧会の正式な名称は「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」▼でした。

「ほつれ髪の女」という作品はものすごく小さい作品で直径25センチくらいだったかしら。
板に描かれた素描でした。


ちょっとうつむいたお顔がチャーミングですね。
優しそうな表情で、とくに生え際にウェーブした髪の毛がきれいでしたね。
日本初公開だそうです。

レオナルド・ダ・ヴィンチといえばイタリアのルネサンス文化の代表的な芸術家・科学者ですね。
1452年に生まれて1519年に亡くなったそうで、日本でいえば応仁の乱が終わったころの人でしょうか。


67歳で亡くなったそうですが、長いひげの姿を見ると、今の人だと80歳くらいに見えました。

会場にはモナリザの絵がたくさん展示してあってびっくり。

お弟子さんたちが描いたものだそうですが、若づくりのモナリザあり、老けたモナリザありで壮観でしたね。
とくにあっと驚いたのは「裸のモナリザ」という絵で、顔はあのモナリザなのですが、胸も腕も胴体もむき出しで、それもものすごく健康美で、むちむち。顔との釣り合いが取れなくてなんとも奇妙な感じでした。やはりいつも見慣れている着衣のほうがいいかな。



他にも「岩窟の聖母」などの宗教画がありましたが、どれも青い服、赤い服の色使いが印象的でした。


Bunkamuraには朝早くから出掛けたのですが、すごい人ごみで疲れましたね。
やはり展覧会は平日に行くに限ります。


2 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

ダ・ヴィンチ大好きなので
見に行きたいと思っている展覧会の
一つです。
ほつれ髪の女は岩窟の聖母とよく似ていますよね。他にもいい作品ありましたか?
モナリザコレクションはNGですが・・

おおしまとしこ さんのコメント...

カンカン、コメントたくさんありがとうございます。
ダ・ヴィンチはやはり人気がありますね。
モナリザはあまりにたくさん陳列されていてぎょっとしました。あれは一つだけで十分だと思いますよ。
今回はお弟子さんたちの作品が多くありました。
6月10日までだから行くならお早めに。