2009年8月1日土曜日

夏の京都 5 <旅の始まり>

昔、「そうだ、京都 行こう」というJRのコマーシャルがあったけれど、私の場合、京都に行くときはいつも唐突に思い立つのです。

普通の人が京都へ行く時は、お花見の頃、紅葉狩りの頃、葵祭りや祇園祭の頃を選ぶのでしょう。
でも、私はいつもその季節を外しています。
お祭りが終わったころの京都は、日常を取り戻しているようで、観光客が少なくてほっとできるのです。

また、私の京都旅行は、一度に名所旧跡を何カ所も行かないの。何回にも小分けにして出かけるようにしているので、今回も1泊2日だったけれど、ちっとも慌ただしい、という感じはしませんでした。

さて、出発です。


今回の旅行は、朝はゆっくりと出かけたので、まずは東京駅でお昼のお弁当を探すことから始まりました。

私のお気に入りは東京駅構内の地下1階。ここにはありとあらゆるお弁当やお土産用のきれいなお菓子、いろんな小物が売られていて、見ているだけでも楽しいところ。

今回、旅のお供に選んだのは、「沖縄ちゅらさん弁当」。


京都に行くのに沖縄はないでしょ、と思いましたけれど、オレンジ色のシーサー君がとても可愛いので、つい。
おかずはゴーヤ、ラフテー、紫芋コロッケ、昆布の煮物など。それにひじきや人参が入った火薬ごはん。
煮物もしっかりと味がしみ込んでいて、お腹がいっぱいになりました。

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お弁当を食べて、本を読んで、うつらうつらして目を覚ましたら、もう京都がそこまで。

デッキに立っていると、京都タワーが見えてきたので、慌てて小さなカメラを取り出しました。
新幹線の窓から見える京都タワーです。


この屋根は東寺の屋根かもしれないわ。


お天気はちょっと曇りがちだったけれど、私の小さな京都旅行が始まりました。