2014年2月1日土曜日

癒しの京都 4 ~東寺五重塔~

京都の東寺には数回お参りしていますが、今回はちょうど「今日の冬の旅 非公開文化財特別公開」という特別企画があったので、興味津津で行ってみました。


京都駅から少し歩くと、東寺の五重塔の姿が見えます。

入り口です。


しだれ桜の季節にはもっときれいでしょうが、でも美しいシルエットですね。


朝の逆光で黒く写ってしまいました。堂々としていますね。


五重塔は高さ55メートルで、これは日本一の高さだそうです。

これまで4回、火災や雷によって焼失ましたが、地震での被害はなかったそうです。
これは各階ごとに組み上げている構造のためだそうです。下のほうが揺れても、上には響かない耐震構造になっているそうです。

それで内部はどのようになっているかというと、真中に太い心柱がありました。この心柱は東京スカイツリーにも応用されているそうです。
そして、太い心柱の周囲には、4人の大きな如来様が安置されていました。それぞれが美しく彩られていました。

また天井は折上式という天井になっていて、内部には全面的に極彩色の紋様が施されていました。できたころにはさぞ美しかったのだろうと思いました。

五重塔のほかに、金堂も見てみました。
ここの薬師如来はそれほど大きくはありませんでしたが、とてもいい感じでした。
撮影禁止なのでパンフレットでご紹介します。


この後はお寺の敷地をお散歩しました。


少し北のほうへ歩いて池のほうに行くことにしました。
というのも東寺の池には可愛い亀さんがいるのです。


(この写真は2009年3月に写したもの)

今回は亀さんは2匹ほどしか顔を見せていませんでした。

池には代わりにカモ?がいました。


こちらは私が一番苦手なサギですが、「きれいに写してよ」というようにじーっとポーズをとるので、写さないわけにはいきません。
とがったくちばし、細い足が怖いな~。


この後は、やはり特別公開の宮本武蔵の直筆を見ることにしました。

(この項、まだ続きます)