2008年9月30日火曜日

南北問題


南北問題といっても、朝鮮半島における南北問題じゃないのよ。

ましてや北アメリカと南アメリカの経済格差の問題でもないの。

それはね、私の住んでいるC市を南北に分断して走っている私鉄のことなの。


つまりこの私鉄の南側から北側へ、あるいは北側から南側へ行くには、これまでは踏切かあるいは地下通路を通らないと渡れなかったの。

その踏切は開かずの踏切と化していて、夏は炎天下のもと、冬は吹きすさぶ北風にさらされながら、目の前を通過する電車をずっと待たないとならないの。これは辛いわよ~。

私の場合、家は私鉄の南側にあり、お仕事は私鉄の北側に位置しているの。
だから、この踏切で待たされると本当にイライラしちゃうの。

電車が何台も何台も通過するのよ!

特急が通ったかと思うと鈍行が続き、はたまた今度は急行、あるいは快速が続き、ようやく渡れるかと思うと、今度は準特急。10台以上、目の前を電車が通り過ぎるのよ。

もういいかげんにしてほしいわよね。

この踏切をスムーズに渡れるかどうかで、その日の運勢を占っているみたいなのよ。

そういう状態がずーっと何年も続いていて、この市における南北問題は重大だったの。


それが数年前からようやく私鉄を地下に埋めようという工事が始まったの。
もう30年越しくらいの懸案だったそうよ。

そして今、それまで一階に位置していた改札口を、一度は二階に上げることになったわけ。

つまり一気に駅を地下におろすのではなく、一度上に上げておいて、その間に地下工事をするのでしょうね。

ところがよ、今までは踏切では苦労していても、駅には地下通路というのがあったので、そこを歩けば、わりと簡単にあちら側へ行けたわけ。

でも、今は地下通路が縦断禁止となってしまったので、南北を横断する時は、いったん二階まで階段を上り、そしてまた階段を下りないと向こう側に行けなくなってしまったのよ。もちろん、自転車は通れないから踏切のところで待つしかないの。


この階段は2週間前くらいにできたんだけど、けっこう回り道のところにできたのよ。

地下化のために仕方がないとはいえ、私にとっては南北問題は重大な問題なの。

足腰を鍛えるために、そしてダイエットのため、せっせと階段を歩くしかないみたいね。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

踏み切り問題は深刻ですよね。
小学校の頃、踏切りの向こう側の子たちは、よく集団遅刻していました。
つつ〇社長がなんとかすると言っていたのに、生活に関わることなので待ち切れず、地元の財政で地下道を作ったほどです。
今でも小さい踏切では、お年寄りが渡り切れない時など、居合わせた自分が死にそうです(汗)
電車は必要ですが、もっとやり繰りを上手にして、個人の生活も慮って欲しいですよね!

おおしまとしこ さんのコメント...

どこの踏切でも問題があるのね。それでそれを問題解決するために、鉄道を地下化するんだけど、その結果、今はすごく不便な階段を渡らないとならないのよ。
あと何年かは我慢しなけりゃならないの。あちこち工事だらけで、本当に毎日が大変です。

匿名 さんのコメント...

あの辺りの踏み切り問題は深刻ですよね。
なんか、思い出しても嫌な気分です。
工事がいやって言うのもよくわかります!
私、品川の学校に通っていたのですが、あそこの自由通路化も大変でした。
週が変わると、ルートが変わってるんですもの!
まぁ、その甲斐あって、今じゃ超素敵な駅ですけど。

としちゃんも、もう少しの辛抱ですっ

おおしまとしこ さんのコメント...

shiollyさんは品川駅を利用していたのね。私の母の実家があったので、小さい時から何回も行っていましたよ。今は本当にきれいね。エキナカがたくさんあるし、おしゃれですよね。それに新幹線も止まるし。
こちらは、あと数年は辛抱をしないといけないみたいです。

匿名 さんのコメント...

私、先週八王子に行くとき、戸惑ったの。
「あれぇ~、駅どこへいっちゃたの?」
ウロウロしていたら、知らないおじさんが、「どこへ行きたいの?」って、聞いてくれた。
「電車に乗りたいンですけど、改札はどこでしょうか?」
改札が、ホームの上になったんですね。○市にン十年住んでいて、まさか駅の改札を人に聞くとは思わなかったわ。
お年寄りの方は、大変かもしれないですね。若い?私たちは、4年後?の立体交差化を楽しみに、せっせと階段を歩きましょうか。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、まさか改札口が上に行っちゃうなんて想像していなかったわよね。交番のところから登るから、すごく遠く感じるのよ。私はそこから登って、また南に降りるのだから、すごく時間がかかります。
だからエレベーターがすごく混んでいるでしょ? 一度乗ったけれど、ぎゅーぎゅーでした。