出町柳の「ふたば」で待望の豆餅を買った後は、下鴨神社の境内にある「糺の森」を散策しました。
安物の小さなカメラなので、紅葉があまりきれいに写っていませんが、師走の京都をご覧ください。
もう紅葉シーズンは終わってしまっただろうと思っていましたが、まだまだ赤・黄色・オレンジの色とりどりの葉っぱがきれいでした。
「糺の森」というのは、京都の鴨川と高野川が合流する三角州にある広い森です。
なんと、東京ドームの3倍の広さがあるのだとか。
ここには万葉集で歌われた植物や小さな動物たちも生息しているそうです。
世界遺産にも登録されていて、太古の時代からの原生林が群生しているこの森は、ずっと後世に残しておきたい姿ですね。
ここは平安京のころには、もっと面積が広かったそうです。
紫式部や清少納言もこのあたりを通ったことがあるのでしょうね。
それが応仁の乱などの戦乱や、明治時代になってから国に没収されたりして、今のような森になってしまったとか。
下鴨神社と言えば、葵祭で有名ですね。
そんな下鴨神社ですが、今では修学旅行の生徒もたくさん訪れています。
糺の森には川も流れていて、その源である「御手洗池」から湧きだす水の泡を形どって作られたというのが、みたらし団子の始まりだということでした。
みたらし団子は醤油と砂糖のこってりとした甘いたれから、私はてっきり江戸のものだと思っていたのですが、元祖は京都のお団子だったのですね。
また尾形光琳の紅白梅の絵でおなじみの梅の木もここにありました。
その梅の木を見て、光琳さんはあの絵を思いついたのでしょうか。
京都は本当にあちこちに歴史が残っているところなのですね。
時代の流れを思い出されます。
あら、さとさんの後姿が写ってしまいました。
さとさんの素敵なアルバムはこちらでご覧下さいね。
落ち着いた雰囲気の糺の森、さて、いったい、この森は何を糺すのでしょう?
9 件のコメント:
良い女の京都二人旅?
晩秋の京都女二人旅?
どんな題名でも似合いそうな二人旅。
「糺の森」素敵ですね。
サトさんのデジブックも拝見して
思わずため息です。
こんなに紅葉が残っているなんて想像していなかったので感激でした。
ゆっくり糺の森を歩いたのも久し振り、今の時期はなかったです。
これもとしちゃんのお陰ですね。
真蘭さん、さとさんのデジブック素敵でしょ? 実は私も作ってみたのですが、安物のカメラで小さなサイズで写していたので、大きくすると様にならないのでアップするのをやめたのです。
晩秋というか初冬というか、とにかく寒くなくて良かったですよ。
さとさん、ほんと、まだこんなに紅葉が残っていたなんて信じられませんね。さとさんの写真教室の材料にもなってよかったわね。
あそこは誰と歩いても、いい気分になれそうよね。今度はお友達のカフェにも行きたいですね。
私もここは秋にはきれいだろうと思いましたよ!黄葉に間に合ってよかったですね。
紅葉の字が違いましたね。
あわてて送ってしまいました。
タクシーの運転手さんは12月でも
充分と言っていました。
カンカン、今年は暖かいし、紅葉が長続きしましたよね。いつまでも楽しめて嬉しいわ。
タクシーの運転手さんっていろんな情報を知っているから、地元のことを教えてもらうには一番ね。
わーお、お写真もきれい!!
糺の森の紅葉って、こんなにすごいのですね。
見に行かなくちゃだわ~。
みたらしだんごは、食べなかったのですか?
shiollyさん、写真はさとさんのデジブックにお任せです。曇り空を入れないという先生のお言葉、私も聞いておけばよかったわ。
ふたばの豆もちを買ってしまったので、みたらしだんごはまたの機会にしました。
ここは夏でもきっと涼しいだろうなと思いました。
コメントを投稿