2025年9月30日火曜日

第7回 「着物ファンファン」 お譲り会の報告

先日、9月27日(土)調布市文化会館「たづくり」和室において、「着物ファンファン」のお譲り会をいたしました。前回の開催は3月1日でしたので、半年以上、間が空いてしまいましたが、常連さんや初参加の方もご来場いただき、楽しいひとときを過ごすことができました。


今回は、私が着物を着始めたとき、とてもお世話になったUさんがスペシャルゲストでお見えになりました。

たくさんの帯締めや着物小物を提供していただき、みんな大喜びでした。


カラフルな帯締めは選ぶだけで楽しかったですね。よりどりみどりでした!

また、かつて日本舞踊のお稽古(まねごと)をしていたときのお友達も顔を見せてくれて、この日はひさしぶりのできごとの連続でした。

参加者の方々も、いつものように着物や帯を選んだり、着付けをお手伝いしたり、


あれこれ吟味されていました。

ティータイムも和気藹々でしたね。

ご参加いただいたみなさま、部屋の片付けまでご協力いただき、ありがとうございました。

またスタッフの方にも、会計やお茶菓子の用意、私の気づかないこともたくさん助けていただきました。

「着物を着ることが楽しくなるように、着物のファンになるように」という意味で名付けた「着物ファンファン」ですが、みなさま、楽しんでいただけましたでしょうか。

この日の装い。

なんと3ヶ月も着物と無縁の生活を送っていました。かつては一ヶ月に半分以上は着物を着ていた私ですが、生活のパターンが変わってしまいました。

そのため、どの夏着物を着ても暑くて、襟無し、帯板無しで着てしまいました。

まるで浴衣姿のような私でした。


2025年9月25日木曜日

ほぼ3ヶ月ぶりのきもの

今年の夏は本当に暑かったですね。

体力が低下したせいかもしれませんが、暑さがこたえました。

また大学のフィールドワークが立て続けにあり、その後も自分のテーマにそって、ずっと武蔵野新田を追いかけていました。それで、着物どころではありませんでした。

スマホの記録で見ると、前回の着物着用は6月28日。(このころ、顔がむくんでいましたね。)

ポリの着物でした。飯田橋まで江戸の講習会に参加した時だったかしら。ここは冷房がガンガン効いていたので、ポリ着物でも大丈夫だったことを思い出しました。

それ以来でした。

そして今回、秋分の日の9月23日に、久しぶりに着てみました。都内某所です。

撮影は「源氏物語を楽しむ会」でご一緒しているKさん。

こちらは、この会でご一緒しているU さん。

彼女は無地の久米島紬に、花織の帯。とてもすっきりとしていて、きちんと感があり、涼しげで、オシャレ!


私は暑さであせもがひどくなり、楽な洋服ばかりでしたが、やはり着物を着ると、ほどよい緊張感が生まれ、背筋を伸ばして歩けるようになりました。

まだ気温の高い日は続くようですけれど、着物を楽しみたいですね。


2025年9月10日水曜日

「特別展 江戸大奥」@上野 平成館

このところ、武蔵小金井とか国分寺とか立川とか、そういった武蔵野台地方面ばかり出かけていますが、今回は都心まで行ってきました。

これを見るためでした。


というのも夏期講座で「大奥」についての授業があり、いろいろと説明を聞いたので、博物館ではどのように扱っているのか、気になって行ってみたのです。

こちらは学割の入場券。

朝一番で出かけましたが、混んでましたね。ほとんど中年女性と外国人でしたが。

最初のコーナーでは、男女が入れ替わりになったNHKの「大奥」や、「歴史探偵」がフルに利用されていた様子でした。

最初の巨大スクリーンは美しくて見事でしたね。そこだけは写真撮影OKでした。


お鈴廊下


イヤホンガイドも冨永愛さんのナレーションだったし、今回は歴史好きな人よりも、華やかな世界を期待してくる人向けだったかな。

将軍のお手つきになり、そして跡継ぎを生めば、それで最高の地位になる大奥。

大奥の歴代の女性たちが描かれていました。

大奥の女性たちが着たという着物の展示は素晴らしかったですね。

また大きなふくさ(何という名前だったか?)の刺繍が豪華で圧倒されました。

これでもか、というくらいに様々な品が展示されていました。ただし大奥の女性たちが好んだ歌舞伎で役者が着ていた衣装まであり、ちょっとやり過ぎでは、とも感じました。

それにしても当時の農民は苦労して生活していただろうに、ごく一部の女性たちだけが、こんなに派手な暮らしをしていて良いのだろうか? とも感じました。もちろんここに住んだら、愛憎劇で大変だったでしょうけれど。

展示会場から出ようとしたら、すごい豪雨で歩くこともできないくらいでした。

ちょうど「VRで見る大奥」というのを無料でやっていたので、雨が上がるのを待ちました。ゴーグルをつけて江戸城内を見ましたが、なんだかクラクラしましたね。

久しぶりのお江戸巡りでした。


2025年9月7日日曜日

恋ヶ窪に「恋の鐘」?

国分寺市には古くから「恋ヶ窪」という地域があります。

源平合戦で活躍した武将と遊女の恋物語から付いた名前という説や、

「峡が窪んでいるから」という説。

あれこれあるようですが、ちょっとロマンチックな地名ですね。

ここは野川が近かったので、昔から人が住んでいたようですが、それ以外の地域は水の確保に苦労していた場所でした。それで玉川上水から分水を引いたりしてきた場所です。

そこの地域の菩提寺でもある東福寺というところに行ってみました。

窪地というだけあって、府中街道からがくんと下ったところにありました。

JR西国分寺駅から徒歩数分の場所にあります。

ところがこのお寺、なんというか妙に明るいというか、現代的というか、ちょっとびっくりしました。

まずは境内には、こちらの「恋の鐘」というのがありました。

一瞬、アルプスあたりの風景を思い出しました。

「恋のパワースポット」とのことです。ちょっと恥ずかしいな~。

リンク先▼、ご覧になると、もっとびっくりしますよ。

またいろいろなグッズも販売しているとか。

本殿は東日本大震災以降、コンクリート造りに改造したのだとか。あまりにシンプルでびっくり。

墓地も結構広くて繁盛しているようでしたが、この雰囲気にはちょっと焦りましたね。

少し離れたところに稲荷神社がありました。昔はきっと広々とした境内だったと思われますが、狭い階段を昇ると、小さな鳥居があるだけでした。

江戸時代の面影はほとんど見えないところでした。

「いたずらすると、電気が流れます」と書いてありました。


看板も見事でした。
ちなみに「東福寺」と書かれた電柱は10㍍おきくらいに立っていて、とても目立ちました。

いやはや、いろんな神社もあるものですね。


西国分寺駅からJRで国分寺まで行って、そこからシルバーパスで府中まで戻りました。


いやー、なんというかお疲れ様でした。