2018年3月31日土曜日

「紗ら+」女子部 ネイルサロンの巻

先週のことになってしまいましたが、市内のたまり場「紗ら+」(さらさら)で、女子のみの集いがありました。
前回、参加した集いは、肉料理を味わう会でしたが、今回はぐっとおしゃれにポイントを置いて、ネイルサロンが開かれました。

「男子禁制!紗ら+女子部第二弾。春に向けて女子力アップ!さくら&ピンクランチの会 withたまリバネイル」▼という名前の集いでした。

講師はもえぎ家▼さんなどでネイルサロンを開いているたまリバ▼さん。


こちらがネイルの見本です。
こんなきれいなのができるのかしら?
ちょっとウキウキしてきますね。


お道具です。
一人ひとり準備されていて、やりやすかったですね。


そして今回はネイルだけでなく、手がしっとりするシュガーティーのスクラブマッサージもありました。
シュガーティというのは、文字通り、砂糖とお茶の葉、それにオリーブオイルを混ぜものです。

こんなふうにどろどろになったもので、マッサージをするのです。
すると、手肌がしっとりとしてきました。

こちらはマッサージをされている料理講師のみゆきさん。
このシュガーティーは彼女のアイディアです。


みゆきさんは各方面でご活躍されている方ですが、お話を伺ってみると、これまで何回もテレビに登場されたり、雑誌で紹介されたことがあるという、有名な方なのでした。
そんな方が身近にいらっしゃったのですね!

さてネイルのほうは、まず下地を塗って、そこに淡い色のネイルを塗り、アルカリ絵の具でペイントをして、最後にもう一度、トップコートを塗るというやり方でした。
先生には、色の合わせ方、選び方などを教えていただきましたが、基本的には好きなようにしてよい、というので割と気楽に始められました。
ネイルは薄く塗るのがコツなんだそうです。

慎重に塗っている参加者さんです。


参加者の皆様のネイルが、できあがりました。
ちなみにこちらの女子は、みなさま、ナースさんでした。


美しいですね!

それにくらべて、私の手はシワシワで情けない。
着物の色に合わせて、赤と金とベージュを組み合わせて、ちょっと華やかにしました。
ちなみに、右手は先生に塗っていただいたので、きれいに仕上がりましたよ。


ランチも女子部らしく、ピンク色のカレーでした。
味はちゃんとカレーの味がしました。


こちらはサラダ。
ドラゴンフルーツも入っていて、華やかでした。


この日は、紗+には子ども絵画教室の作品が展示されていました。


子供の描く絵はユニークで良いですね。


ネイルサロンが終わった後は、近所の深大寺のギャラリーで開催されている着物リメイクの展示販売会「第5回Olive展」にお邪魔しました。


手づくりバッグやアクセサリー、着物リメイクドレスなどが展示されていました。


一緒に行ったSさんは、訪問着をリメイクした素敵なチュニックドレスをお買い上げされていました。

この日は深大寺の桜もかなり咲いていて、お花見がてらお店によるお客様も多くいらっしゃいました。

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この日の装い。

浜松旅行で買ってきた赤の紬です。


赤い着物は、女子力アップですね。

帯は、着物交換会でいただいた黒の帯。
裏が真っ赤です。


2018年3月30日金曜日

「源氏物の怪語り」

図書館で、何気なく手にした文庫本。
暇つぶしに借りてみたのですが、これが案外に面白かったので、ご紹介します。

渡瀬草一郎さんという方の「源氏物の怪語り」(げんじ もののけがたり)。
アスキー・メディアワークスのメディアワークス文庫です。


ご覧のように、表紙がアニメっぽいし、著者のお名前も聞いたことがなかったので、全然、期待していませんでした。

お話は、平安時代。
この世を望月のように思っていた藤原道長さんの娘・中宮彰子の周りには才女がたくさん揃っていました。
源氏物語の著者である藤式部(紫式部)、老境の歌人・赤染衛門、浮き名を流した情熱の歌人・和泉式部、そして伊勢神宮神主の娘・伊勢大輔。
彼女たちは彰子に、漢籍や和歌などを教える役目を担っていました。

そんな女房たちでしたが、藤式部の一人娘・賢子には、姉の物の怪がとりついてしまいました。
そしてその物の怪が、女房たちの悩みや、中宮の複雑な気持ちを解決していく、というお話です。

この小説を読み始めて、何が驚いたかというと、源頼光という武士が登場したことです。
(平安時代に、武士、というのもちょっと違和感がありますが)
この人は、道長に仕えている老境の武士ですが、若い頃には牛よりも巨大な土蜘蛛の化け物を退治したという噂がある人、と書かれていました。

えー、その人のこと、つい先週、「土蜘蛛」▼という能で見たばかりです!

その頼光さんとまた出会ってしまうなんて、本当に驚きましたよ。

紫式部たちは今から千年前の人たち、そして能は今から650年くらい前のことですよね。
ということは、この能は、平安の時代から350年ほど前のお話を元に作られたわけなのですね。
その継続性は、すごいですよね!

土蜘蛛の話は、この小説とは直接関係はないのですが、この小説を読んでいると、平安時代のいろいろな知識が身についてくるようで、とても面白いと思いました。

彰子さまは、中宮としては敵でもある定子さまの忘れ形見の子供を育てていた、なんてことは、知りませんでしたが、そういう結びつきがあったとなると、源氏物語や枕草子の読み方も変わってくるのでは、と思いました。

この小説は、表紙ほどアニメぽくないし、タイトルほどおどろおどろしい中身ではありません。
現代人にも通じることの多い、女房達のお話でした。

2018年3月29日木曜日

世田谷・目黒の緑道散歩 2

今日のblogは、昨日のお散歩の後半、緑道の続きです。

目黒天空庭園▼まで来ました。

この公園は、2013年3月にオープンした公園で、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線が交わる大橋ジャンクションの上にあります。
池尻大橋の駅の近くになります。


そこをリング状に結んで、地上にはオーパス夢広場というサッカー場や、上層の公園には広場や、図書館などがあります。


広々としていて、とても気持ちの良いところです。
この下を車が走っているとは思えませんね。


目黒区立のものですから、入場は無料。

ドーナッツのような形をしていて、全長は400メートルほどあり、かなり広いところです。


敷地の近くには高層マンションもあります。
値段も高そうですね。


いろいろな樹木もありました。
こちらはミツマタ。
黄色い花がきれいでした。


ここに来るのなら、お弁当を持ってきて食べるのも良いだろうと思いました。

しばしゆっくりして、階下に降りると、お隣には目黒川が流れています。


有名な目黒川の桜を見ようとして、多くの人が歩いていました。

平日でしたが、中目黒駅あたりでは超満員。
人とぶつかりそうになりました。

人のいないところを写すのが大変でしたよ。


この日の桜は、八分咲くらいだったでしょうか。
その後にすぐに満開になったようです。


こちらは、中目黒駅近くで開かれていた桜のイベントです。
フローリストMIO▼さんという若い女性のお花の個展でした。
山形の桜だそうですが、とてもきれいでした。
春がどっと押し寄せたような空間でした。


だいぶ歩いたので、中目黒駅で食事をしようと思いましたが、あまりに人が多くてお店を探す気にもなれませんでした。
それで、目黒駅まで歩くことにしました。
ここまで来れば、大体知っている場所なので、地図を見ないでも歩けます。

こちらは東京共済病院。
とても大きくて立派です。


目黒川にはいくつもの橋がかかっています。
目黒新橋のところで、左折して権之助坂を上って目黒駅へ。

ようやく目黒駅に到着しましたが、お店はどこも満員でした。
14000歩くらい歩いて、お腹もすいていたので、日高屋に入りました。
いつもは食べないような高カロリーのあんかけ五目そばを、しっかりと食べました。

よく歩いた日でした。

素敵なお散歩コースを教えていただいた、うたどんさん、どうもありがとうございました。


2018年3月28日水曜日

世田谷・目黒の緑道散歩 1

ご近所のブログ友達・うたどんさん▼は、とにかくお散歩がお好きな方です。
いつも写真仲間の皆さんと一緒に、2万歩ほどあるいていらっしゃいます。

その彼女のお散歩コースを真似て、私も歩いてみました。
まずは下北沢までは電車で行きます。
このブログの前半は、そこから南に下って、北沢川緑道を歩き、その後は目黒川緑道を経て、目黒天空庭園までです。
後半は目黒天空庭園から中目黒を経て、目黒駅までのコースをご紹介します。

全行程で14000歩くらい歩いたでしょうか?

今回は前半をご紹介します。
下北沢の駅です。
ここは井の頭線と小田急線が交差しているところで、構内の様子がどんどん変わっているところです。

下北沢の南口を出て、歩き始めて8分くらいしたところに森厳寺というお寺があります。
ここは徳川家康の子どもでありながら、悲運の人生を送った結城秀康のお寺ということでした。


このお寺は針供養でも有名なところのようです。


お隣には北沢八幡神社がありました。


境内では近所の保育園の子供たちが遊んでいました。
濃いピンク色の花が咲いていましたが、さくらだったのかしら?


ここを南に行くと、世田谷区の緑道がずっと繋がっていました。
とてものどかな感じの道です。
川の両サイドを歩くことができます。


世田谷区のガイドによると、ここは北沢川緑道▼というところで、世田谷区の中を全長4.3キロ続いているようです。
道の両側にはさまざまな花や樹木が植えられていて、四季折々、その風景を楽しむことができます。
こんな可愛い花も咲いていました。


このあたりは、桜は6分咲くらいだったでしょうか。


でもとてもきれいでした。


まだまだどんどんと歩きます。
黄色の小花も可愛い。


この辺りは道路が整備されていました。
桜並木もきれいでした。
こんなところに住んでいたら、わざわざ遠くまでお花見に行く必要もありませんね。


もっと歩いて行くと、北沢川緑道と目黒川緑道が合流するところに来ました。


そして、左側の目黒川緑道をどんどんと歩きます。
このあたりになると、かなり都会的な雰囲気になってきました。
行きかう人もだいぶ増えてきました。
背の低いチューリップが咲いていました。


立派な建物が目に入りました。
東邦大学でした。


そこにある高速道路をくぐると、ローマのコロッセオのような建物がドーンと立っていました。
目黒空中庭園▼です。


ここでいったん休憩しました。

川に沿って歩くのはとても気持ちが良かったです。
また季節の花が咲いていて、よいお花見となりました。

世田谷区や目黒区に、こんなのどかなところがあったとは、知りませんでした。

うたどんさん、良いところを教えていただき、ありがとうございました。

(この項、続きます)

2018年3月27日火曜日

ハーバリウム作り@小江戸・川越

先日、川越で袴の初体験▼をしましたが、その日は同時にハーバリウム作りもしたのでした。

ハーバリウムの先生がご自身も着物を着てみたい、
着付けの先生がハーバリウムをしてみたい、
ということで二つのコラボ企画になったのでした。

まさに一石二鳥のイベントでした。

ハーバリウムをテキパキと指導されるのは、ツキノミチ先生▼です。(中央)
大胆な麻の葉模様の着物がお似合いでした。


こちらがハーバリウムの材料と道具です。


カラフルなお花がいっぱい。
たくさん持ってきて下さいました。
お花は、見ているだけでも楽しくなりますね。


私はハーバリウム作りは今回で2回目でしたが、初回はブルーでまとめたので、今回は少しゴージャスに赤・白・金でまとめようと思いました。
赤い実や、アジサイやカスミソウの白、ゴールドの小さな松ぼっくり、そして紫の実もアクセントに使いました。


参考までに、初めて作ったのは、こちらです。


みんなで黙々と作業をしているところです。


お花や木の実をボトルに詰めて、オイルを入れて、リボンとチェーンを付けて、はい、出来上がり。
ちょいとゴチャゴチャしてしまいましたが、まぁ、いいか。


今回はオイルを注ぐところは先生にしていただいたので、楽ちんでした。

先生は写真の腕前もすばらしくて、こんなふうに写していただきました。
オシャレですよね。


みなさんの作品を並べたところです。
どなたの作品もとても素敵でした。
春らしいピンク系のものが多かったようですね。
ボトルの形もいろいろあって、見ているだけで楽しめます。

この後は、みんなでランチと町歩きをしました。
私は早めに失礼しましたが、また「きものれんたる 寛KAN」に戻って、2回目のハーバリウム作りに挑戦された方もいらっしゃったようです。

この日は、袴とハーバリウムの両方を体験できて、楽しさも2倍でした。

レンタル着物の寛子さん、ハーバリウムのツキノミチ先生、どうもありがとうございました。

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この日の装い。

袴を履くというので、ちょっと派手目な花柄の着物にしました。
若作りですが、下半身は袴で隠れてしまうので、これでも良いでしょう。


着物も、半巾帯もBerry工房さんのものです。
この半巾帯は、袴の色とよくマッチしていたと思います。