だいぶ前のことになりますが、四谷4丁目にある「長善寺」というお寺に行ってきました。
そこには府中出身の代官である川崎平右衛門のお墓があるというのです。彼の本当のお墓は府中の押立の龍光寺なのですが、四谷も縁がある場所なので(この近くに住まいがあったとか)分骨されているのかもしれません。
地下鉄の四谷三丁目駅で下車して、新宿通りを新宿方面に行くと、意外と簡単に見つかりました。
かつて境内には笹が茂っていたので、「笹寺」と呼ばれていたようです。
新宿御苑の園内には入らず、敷地外を流れる玉川上水・内藤新宿分水散歩道を歩きました。ここは無料で開放されています。
入口の手前には鳥居もありました。神社も同じ敷地内にありました。
ここには徳川二代将軍秀忠の奥様崇源院(お江の方)の赤いめのうで作られた「めのう観音」があるそうです。
お墓の区域には「関係者以外立ち入り禁止」という札があったので、お寺の建物のベルを鳴らして、関係者の方にご挨拶しました。
すると「川崎平右衛門の墓というのは聞いたことがない」と言うのですが、私があれこれ説明をして、その資料も見せると、奥に入って調べてくれました。
お墓のある場所は分かったのですが、写真撮影はダメとのこと。仕方ないですね。
ご挨拶だけしてきました。
平右衛門以外にも、川崎家代々のお墓が並んでいました。
とりあえず府中市「郷土の森博物館だより あるむぜお」の2009年3月20日号に掲載された写真だけ載せておきます。
そして大学の名刺を渡して、とりあえず引き下がりました。
その後は新宿通りをまっすぐに歩き、新宿御苑まで。
このあたりは日本橋から7キロ地点とのことでした。
まだ寒いので、人出は少なく、静かでした。
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