今週は京都に出かけて、ちょいと和風づいている私です。
今度のラジオ番組のために、今日はお琴や三味線を販売・修理しているお店に事前インタビューに出かけてきました。
○○市に住んでいる人なら、どこのお店か、お分かりかもしれませんね。
ここは女性が経営しているんですよ。
儲け主義ではなく、流派の家元との特別なつながりもなく、ごく普通の通りがかりのお客さんでも入りやすいようなお店なんです。
店内にはとてもいいお香の匂いが流れていました。
「聖香」(ひじりこう)と言うんですって。
まるで源氏物語の世界に戻ったような雰囲気でした。
お琴、三味線、太鼓、尺八などが置いてあります。
また楽譜もたくさん揃えてあるそうで、デパートよりもその在庫数は多いとか。
この女性はご自身も三味線を長くしていたそうなので、お店に行けば、弾き方も教えてくださるそうですよ。
でもとても気さくな方で、いわゆる邦楽の世界独特の敷居の高さは感じられませんでした。
お店の後ろ側では三味線教室もしているそうで、とてもいい音が聞こえてきました。
なんだか最近、和風の良さを肌で感じるようになってきました。
さて、この収録は5月、放送は6月になるかもしれません。
インタビューは私ではありませんけれど、どうぞお楽しみに。
4 件のコメント:
祖父が三味線・・長唄かしら・・家元だったということを聞いています。父も三味線を弾きました。子供の頃は好きではなかったのだけれど、今聞くと耳で覚えているのか、口ずさんでいたり・・紅蓮さんが、近くで父の三味線をなおした事があったのだけれど・・
おお、おじいさまが家元だったとは、すごいんですね。トントンにもそういう血が流れているのかもね。たぶん、紅蓮さんが三味線を直したお店はここだと思いますよ。
ご近所ですから。
私の母も今はできませんけど、お琴と三味線は幼少のころから習っていたそうですけれど、今では天袋にしまったままです。
久しぶりに三味線の音を聞くと、いいものだなと思いました。
そうそう。このお店。
父の三味線の弦を最後に張り替えてもらったお店は。でも、せっかく弦が新しくなったのに、その後、父はもう弾くことができませんでした。
紅蓮さん、お父様の三味線をせっかく張り替えたのに、聴けなくなってしまって残念でしたね。
ここの方はご実家が三味線の問屋さんだそうで、それでお安い値段で商売ができるとおっしゃっていました。
三味線にも長唄用、民謡用、常磐津用などと歌によって三味線が違うんですって。
知りませんでした。
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