さて、東大駒場を後にした私は、旧前田侯爵邸というのが近くにあるというので、地図を頼りに歩いて行きました。
駒場というところは、本当に立派なお屋敷が多いところ。
ちゃちな住宅ではなくて、邸宅といった感じのおうちが立ち並んでいます。
しばらく歩いて行くと、駒場公園の看板がありました。ここは目黒区立の公園なのです。
旧前田侯爵邸というのはその公園の一角にあるようです。
都内とは思えないほど静かなところでした。
前田家は、加賀百万石の当主です。
まず和室から入っていきました。
門だけでもこんなに立派。
この建物はが昭和4年に建てたられたとか。
前田家の当主・前田利為さんという侯爵がロンドンの駐在武官だったので、外人を接待するために和室を建てたらしいわ。ここでひなまつりなどの年中行事をされていたみたいですよ。
広い玄関の隣の次の間。
奥にはお座敷が続いています。
広々としているから、冷房がなくても涼しさが感じられました。
書院造りというのでしょうか、違い棚があったり、欄干には透かし彫りの彫刻があったり、これぞ「日本の美」というお屋敷でした。
お庭も素敵。
ここにはお茶室もあり、一般人でも利用できるそうです。
きりりとした美しさが感じられました。
東京の風景って、京都には負けるかもしれないけれど、こんな素敵なたたずまいのところが残されているというのは嬉しいですよね。京都の人が上京した時には、こんなところも案内してみたいなと思ったのでした。
お次は前田家の洋館に行きます。こちらも素敵でしたよ。
6 件のコメント:
へぇ~、渋谷近くに、こんなに閑静な邸宅があるのね。立派なお屋敷の多い街並みにも、惹かれます~。リッチな邸宅を眺めるのが、大好きなの。手が届かないからかな(苦笑)
ここも、「駒場東大前」で降りればいいの?
ヒマが出来たら行ってみよっと。と言いつつ、いつも暇人しているのだけど(汗)
う~ん素敵。
これはカメラを担いで行かねば!
紅葉の頃もいいかも知れませんね。
洋館も楽しみです。
今日から甲府に行って来ますね~
マサさん、私も豪邸めぐりが好きなのよ。
「こんなおうちに住んでいるのはどういうひとなのかしら」なんて思っていると、意外に普通のおばあさんなどが玄関掃除などをしていて、あっけにとられることがありますよ。
ここは路線の北側だけど、南側には「駒場野公園」という別の公園があって、紛らわしいわ。
史子さんなら、きっと素敵な写真が写せると思うわ。でも部屋が薄暗くて、写真がぶれてしまいます。
甲府は楽しみね。盆地で暑いかもしれないけれど、いろいろな体験ができるでしょうね。まーさんと一緒に仲良く過ごしてください。
是非案内してください(笑)
もう少し涼しくなったらね。
東京も知らない見所がいっぱいのところですね。
そうなの、さとさんにも、東京にもこういうところもあるのだ、とご案内したいわ。
でもね、この庭、蚊が多くて、刺されまくりましたよ。木が多いのはいいけれど、蚊は嫌だわ。
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