「韻松亭」（いんしょうてい）というお店。
なんとなく昔の「お休み処」といった感じです。
まだお昼には早かったのだけど、お店の人から「すぐに満席になってしまいますよ」と言われたので、ちょっと早めのランチにしました。
お店のパンフレットによると、ここは上野寛永寺の鐘楼の隣にあり、その鐘の音が「松に韻（ひびく）く」というので、「韻松亭」と名付けられたんですって。その歴史は１３０年くらい続いているそうで、横山大観がこのお店のオーナーだったこともあるとか。ふーん、由緒あるお店なのね。
これは「茶つぼ三段弁当」。可愛らしい３段のケースに入っています。
開けるとびっくり。
湯葉や豆腐製品、それに刺身や煮物などがちまちまと入っていて、とてもきれい。
お料理もサービスも良かったけれど、それにもまして感激したのは、店内から見渡せる外の景色。
緑が鮮やかで、本当にほっとさせられるところ。
お店の様子をちょっとご案内。
大きな窓の向こうには、上野の森の木々が見えます。
ゆずや夏ミカン、桃の木もありましたよ。
こちらは掘りごたつのようになっていて、外の景色を眺めながら、料理がいただけるコーナー。
ベランダに出てみたところ。
椅子も素敵でしょ。
夜の食事は１０，０００円くらいするようですが、特別のお祝いの席などにはいいでしょうね。
ゆったりとした気分になって、お店の玄関を出ました。
上野めぐりん、まだまだ続きます。
6 件のコメント:
おぉ出た韻松亭！
ここは何度か行きましたー
夜はボリュームたっぷりですよ。
でも、昼間は予約しても、食べ終わるとすぐに出なければいけないので、夜の方が好きです。
素敵な建物ですよね。
遠くへ引っ越したお友達と、２回ほど行った事を思い出しました。
懐かしいなぁ。
夜もそんなに高くなかったと思いますよ。
４，５千円くらいじゃないかしら？
史子さん、ここは一度は行ってみたかったの。でも予約しないとだめだと言われていたので、諦めていたのですが、オープンして直後だったので、空いていました。食後も職人さんとゆったりとお話しできたし、満足でしたよ。
でも夜のコースは高いですよ。季節の懐石コースは15,800円、あわびコースは16,800円。これじゃ手が出ないわ。
上野は何かのミニチュア版みたいで
面白いかと思ってもいますが
美術館やコンサートホールのほかは
なかなか出かけないところです。
このお店とても気に入りました。
行って見たいな～
ランチはいくらぐらいなのかなと思ったら
URLが付いていたので見て見ました。
落ちつきますね。
上野では、精養軒とか、伊豆栄の梅川くらいしか行ったことがありませんでした。
寛永時には、主人関係の遠い親戚の人の
お墓があるというので探検に行った事が
あります。
カンカン、精養軒は立派な建物でしたね。あそこのすぐ隣ですよ。
お昼に行けば景色も見られるのでいいのではないかしら。
寛永寺にお墓があるなんて、由緒あるおうちなんですね。
行っていらっしゃったのね。
私の写真より流石に素敵なアングルだわ。
カウンター席でしたか？
３～４人だとお茶席のようなくぐり戸の
あるお部屋でいただけますよね。
でも、カウンター席の方が明るくて
個人的には好きです。
そうなの、真蘭さんのブログを見てから、どうしても行きたくなったの。でも予約していないしどうしようかと思ったら、お店の人が「今なら大丈夫ですよ」と言われたので、開店早々入りました。
お食事は上の写真のようなテーブル席でしたよ。カウンターもいいですよね。
真蘭さんのおかげで素敵なところでお食事ができてハッピーでしたよ。
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