今年の4月から始めたアロマテラピー教室も、先日、8回の講義と実習が終了しました。
会場であった市の文化会館も、クリスマスっぽくおしゃれなツリーが飾られています。
これまで教室で作ったのは、エアフレッシュナー、ボディシャンプー、ハーブチンキ、化粧水、ジェルクリーム、風邪予防シロップ。それぞれ家にお持ち帰りをして、実用品として実際に使っていました。
そして最終回は、これまでの総まとめという意味で、自分に合った香り(オーデコロン)を作ることになったのです。
講師の先生は「まず、どんな時に、どんな目的で使いたいのか」という設定をしなさいと指示しました。
たとえば、朝、目覚めたときに頭をすっきりするための香りなのか、
夜、眠りに就く前に落ち着きたいための香りなのか、
デートのときに女らしさを強調したいために使う香りなのか・・・・。
それによって調合する精油が変わってくるのです。
私は仕事中でも使えるように、聡明な雰囲気がして、なおかつ「大人の女」を表したいという欲張りな香りを狙いました。
ちょっと設定が無理だったわね。
先生の次の指示は、トップノート、ミドルノート、ベースノートを何にするか決めなさいというのです。
つまり、第一印象になる数分しか持たない香り、ゆっくりと後から主役になる香り、そして数日間ほど長持ちする香りを自分でブレンドしなければならないの。
私はメインにはイランイランの花の香り、ベースにはサンダルウッド(びゃくだん)の落ち着いた香り、そして少量でも効果的なパチェリーという土のような香り、そしてローズもちょっと混ぜてみたの。
ところがサンダルウッドを入れすぎたのか、なんだか抹香臭いというか妙な香りになり、おまけにローズを2滴入れただけなのに、黄色い色がついてしまうし、イランイランが多すぎたためかなんとも尖がった香りになってしまって、失敗に終わってしまいました。
でも自分で香りを作りだすのはとても楽しかったわ。
そうそう、先生は自分で作った香りに名前をつけなさいというのよ。
微妙な香りに名前をつけるというのは至難の業よ。
失敗作だったので"My favourite flavor"とは付けられないし、「おもむくままに」とでも名付けましょうか。
先生のお話で勉強になったのは、香りにも禁忌というのがあり、たとえば高血圧の人にはペパーミントはダメとか、反対に低血圧の人はラベンダーがダメとか、オレンジやレモン、グレープフルーツなどのかんきつ類は光に当たると毒性が出るので、朝は使ってはだめとか・・・・。
それに同じ香りでも、とても気持ちよく感じるときと、なんだか嫌な感じがするときがあるのよね。
それが体調のバロメーターにもなるのでしょうし、個性が発揮できるのでしょうね。
香りに何を求めているかも人によって違うのがおもしろかったわ。それぞれどんな調合をしたのか説明したのだけど、香りにリラックス要素を求めている人が多いのが意外でした。
この香りの教室は、参加者同士、お互いに香りを嗅ぎあったり、和気あいあいで楽しく過ごせました。
6 件のコメント:
なんとも尖がった香りね。どんな香りでしょう~。想像つかないわ。でも、「おもむくままに」のネーミングはお洒落じゃないですか。
私の好きな金木犀の香りを、「嫌い」という人もいるから、香りの好みは人それぞれですよね。
和気あいあいで楽しく過ごせたのは、なによりです。
マサさん、なんとも失敗の香りだったのよ。
ブレンドしたものがうまく合わずに、それぞれが主張しているというか、入れる滴数が合わなかったのか原因が不明ですけど。
夜間のお勉強会も楽しかったですよ。
今日の私は香りについて語る資格がない気がして・・(笑)
高血圧になりやすそうな私はペパーミントはやめたほうがいいみたいなのね・・ラベンダーの香り大好きなので、好みも体調に合っているということかもしれないですね。
トントン、昨日はお疲れさまでした。
ふふ、トントンの車、いい香りがしていましたよ。
高血圧の人はユーカリやローズマリーもあまり良くないらしいわ。ローズマリーも香辛料として料理に入れて熱を加えればいいかもしれないけれど、香料としては避けたほうがいいらしいですよ。
私もラベンダーは好きです。
としちゃん、ちょっとこの組み合わせは難しいね。
重い香りが多いでしょう。
こういうのは入れすぎると頭が痛くなったり気分が悪くなりがちです。
でも失敗しても香りは楽しいよね。
その時の気分で好みは分かれるでしょう。
名前つけはいつも大変(笑)
よくわかります~
さとさん、そうなのよね、私あれもこれもと欲張りすぎたみたいね。でも先生に言わせると、少し時間をおくとアルコール分が飛んでしっくりとすることもある、ということでした。
名前つけ、さとさんが写真教室のタイトルで苦労していることがよく分かったわ!
世の中にあるいろんな商品のネーミングも考えるのが大変なんでしょうね。
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