「100万人のキャンドル・ナイト」というイベントが、毎年、夏至と冬至の頃に年2回、行われているんですって。
夜の8時から10時までは明かりを消して、スローな夜を過ごそうというのが趣旨のようで、もう15回も続いているのだとか。
キャンドル・ナイトの説明文をちょっと紹介してみますね。
ろうそくの光で子供に絵本を読んであげるのもいいでしょう。
静かに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくのです。
電気を消して、スローな夜を。
そのイベントの一環として、横浜の青葉台にあるジャズ・バーでも、キャンドルの明かりの中で、いろんなジャンルの人が演奏するという行事が昨日あったので、行ってみました。
こういうお店です。
これは、参加費の領収証代りの貝殻です。お土産にしました。
このお店は細長くて、右側がカウンターで中はキッチンになっています。
奥の方にピアノや譜面台が置いてあり、その前が座席なんですけれど、私はどういうわけか、その演奏する人のちょうど50センチほど真ん前の席に通されてしまいました。
演奏する人の毛穴まで見えてしまうような至近距離のかぶりつきでした。
最初はピアノとギターと歌のトリオ(ボーカルが女性一人でハイファイセットみたい)でした。
その後はギター・エレキギター・ピアノ・パーカッションの4人のメンバーによる英語の歌。ギターのおじさん、かなりのお年でしたけれど、指さばきがかっこよかったですよ。
それから女性だけ6人グループのコーラス。
こんなふうにいろんなジャンルの演奏がありました。
そして私が待っていたのが、新内でした。
ピンクの着物に藍色の手ぬぐいを頭からかぶり、延千代師匠の新内流しが登場。
立ったまま、三味線をチンチンと弾きながら、江戸時代の遊女の新内を歌ったり、都々逸を歌ったりで、色っぽかったですよ。
私はこの師匠さんから懐メロ三味線というのを習っているのですけれど、とにかく声に艶があるんですよね。
おきゃんな台詞もぴったりだし、どすの利いた声も出せるし、ほんと役者です。江戸情緒がたっぷりで、お客さんから掛け声もかかっていました。
キャンドルだけの明かりで写したので、こんなふうにしか撮れませんでした。
他にも朗読劇などもあったようです。
こんなふうにいろんなジャンルの人が登場するライブというのは、飽きなくていいですね。
青葉台は仕事で通過するところなんですが、高級住宅街の中にこんなジャズ・バーもあって、面白い街のようです。
6 件のコメント:
こんなライブは楽しいでしょう!
和洋折衷で面白いね。
機会があれば延千代師匠の歌声を聴いてみたいわ。
色っぽい・・というのに憧れる(笑)
キャンドルも雰囲気があって好きだなぁ。
私もたくさん持ってます。
いい夜でしたね。
明かりの好きなさとさん、
キャンドルはいいですよね。
延千代さんはおきゃんな町娘も似合うし、
いなせな兄さんの真似もできるし、
どこかの親分さんみたいにもできるし、
楽しいですよ。
よかろうのジャズ・ライブも行きたかったんですけどね~。
こんばんは!(^^)延千代です。
夕べは、遠いのにライブに来ていただいて、本当に本当に有難うございました。
洋楽のライブハウスでやるのは、あがってしまって苦手なのですが、、、としちゃんが着てくださって、、、、知ってる人がいると、ちょっと安心したりします。ありがとう☆
延千代さん、ピアノやギターのあとの新内でしたけれど、雰囲気はぴったりでしたよ。お客さんもすごく楽しんでいた感じでしたね。
青葉台は通勤途中の駅なんです。
今日は藤が丘ですよね。仕事で行けないんですけれど、紅茶のお店で新内というのも興味ありますね。
こんにちは
ジャズ・バーで三味線 粋ですね。
きっと邦楽も牽けるのでしょうね。
以前 メガネを山中で忘れ、1時間ほど探して やっと見つかりました。
花に必死だと よくあるんですよ。
ハッセルぶらっとさん、こんにちは。
三味線の音色は、粋にも淋しげにも楽しそうにも聞こえるところがいいんですよ。
眼鏡を山に忘れてきちゃったんですか! 探すの大変だったでしょう。私は昔、よくコンタクトレンズを落として、這いつくばって探していましたよ。レンズがないと見えないんですもの。
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