今回の新田巡りは、これまでで一番、遠い所まで出かけてきました。
そこは東久留米市です。
調布駅から武蔵小金井まで京王バスに乗り、そして今度は西武バスに乗り換えて前沢宿というところまで行きました。さすがにずっとバスは疲れますね。とはいえシルバーパスを利用させて貰っているので、文句はいえませんが。
周囲の位置関係が分からないので、広域地図にしてみました。
この辺りは東久留米市、東村山市、西東西市など、ちょっと似たような名前の市が多くあるところでした。
目的の「前沢宿」というところは東久留米市の中央辺りにありました。
武蔵小金井から小金井街道をずっと北に進み、青梅街道や新青梅街道を過ぎたところ位置しています。この辺り、生まれて初めてお邪魔しました。実はもっとひなびた所だと思っていましたが、街道の両側にはおなじみのファーストフード店がずらりと並んでいて、かなり繁盛したところで意外でした。
東久留米は米澤家の領地でした。徳川家康以来の大名だそうです。
また尾張徳川家の鷹場になっていて、鷹狩りをする際の宿泊所である前沢御殿が旧延命寺というところに建てられました。
こちらがその御殿跡の説明板です。
このあたりあたりはずっと宿となっていて、府中街道や大山道、江戸道など大きな道路が通っていました。その名残が現在も続いていて、それでいろいろなお店が並んでいるのでしょうね。昔もきっと華やかなところだっただろうと思いました。
その後、前沢新田が開拓されて幕府領となりました。
こちらが新田の鎮守である八幡神社。

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