2026年8月30日日曜日

「源氏物語を楽しむ会」97回報告 2026年8月

源氏物語を原文で読む会ですが、ようやく「真木柱」の巻を読み終えました。

記録を見ると、この巻を読み始めたのは2025年12月だったようで、なんと半年以上もかけて読み続けてきたわけです。

ということで、みんな、「どうしても今回で終えよう」という意気込みで、ラストスパートとなりました。

光源氏のウソの娘である玉鬘も、黒髭と結婚して、めでたく子供も生まれたので、まあ一段落ということになりました。

       大和和紀「あさきゆめみし」第4巻より

この巻は、光源氏を取り巻く人たちというよりも、玉鬘に惹かれた男たちがあれこれ登場して、誰が誰だか相関図を見ないと分からなくなるほどややこしいお話が続きました。

玉鬘さんは、今まで登場した女性とはちょっと違ったタイプだったように思いました。

彼女は、生まれこそ都でしたが、幼い頃から九州の田舎で育ち、それでも楽器もみごと、文字も美しく、和歌もよめるという美しい娘になりました。そして最後は主婦の座におさまったようで、それもちょっとあっけなかったような気もしました。

環境によりその人の性格が変わってくる、というのは事実でしょうけれども、それにしてもあまりにモテモテ過ぎました。それで悩んでしまったりしました。それでも最後にはあっけなく鬚黒の妻になってしまう、というのも、なんだか紫式部らしくない?ようなストーリーでした。

さて次回からは今度はがらりと変わって、明石の君と、その姫君のお話になります。