新田巡りもだいぶ大詰めとなってきました。
新田巡りは廻る順番を初めからちゃんと決めていたのではなく、あちこちつまみ食い状態で始めたので、最後の方はちょっと行きにくい場所になってしまいました。
こちらの大沼田新田も小平市の北に位置して、すぐ隣は東久留米市です。なかなか行きづらい場所です。
JR小金井駅まで京王バスで行き、そこから今度は西武バスに乗り換えました。バスは花小金井を過ぎ、昭和病院の裏の方にある停留所で下車して、まずは泉蔵寺に行きました。
ここはなかなか立派なお寺でした。天台宗です。
多摩郡今寺村(現青梅市今寺)の報恩寺の塔頭であった泉蔵院を譲り受け、延享元年(1744)2月に新田側と報恩寺の連名で寺社奉行に引寺を願い出てここに寺を開きました。
きれいにお掃除されていました。
そこから少し西に歩くと、大沼田稲荷神社に着きました。
立派な鳥居でした。
大沼田神殿は凶報9年(1724)武蔵国入間郡大岱(おんた)村(現東村山市恩多町)の名主當麻(たいま)弥左衛門の願いによって、開発された村受新田です。元文元年)1736)多摩郡今寺村(現青梅市今寺)から名主弥左衛門が稲荷社を勧請し、泉蔵院何に社を建てて村内の鎮守としました。
宝暦3年(1753)と弘化5年(1848)には山城国紀伊郡の稲荷本宮(現京都市伏見稲荷大社)より安鎮証紙を交付せられ、正一位の位を授けられました。
明治元年(1868)現在地に遷座し、明治6年(1873)には村社に列せられました。
いちおう目的は終了したので、付近を散策しました。
このような旗が立っていて、近くの農家が野菜を売っていました。
とても彩りが鮮やかなので、写真を撮らせてもらいました。
農家の若いお嫁さん、といった感じの女性が対応していましたが、楽しそうに接客していました。
そしてまた西武バスで小金井まで戻りました。
いちおう行きたい新田はこれにてすべて終了したので、ホッとしました。
小金井駅に到着して、今まで気になっていたパン屋さんに入ってみました。

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