京都からJR奈良線に乗って、伏見稲荷まで行ってきました。
京都駅で待っていたのは、京都でお仕事をしているSさん。
いつも私の案内役をして下さるの。
Sさんは伏見稲荷には何年か前に行ったことがあるそうで、また付き合っていただくのは申し訳ないな、と思ったんですけど、お稲荷さんは商売繁盛の神様であるので、経営者であるSさんにご利益があるのもいいでしょう、と付き添いをお願いしちゃいました。
伏見稲荷で私たちを出迎えてくれたのは、豊川稲荷でも定番だったお狐様。
でも豊川ほどたくさんの狐はいませんでした。
その代わりと言ってはなんだけど、とにかく鳥居の数が多くて、びっくりです。
「千本鳥居」とは聞いていたけれど、絶対に千本以上あるはずよ。
これは立派な鳥居。
きっとうんと商売が繁盛した人が寄付したのでしょうね。
こんなふうにして、階段をどんどん登っていきます。
写真は大きな鳥居ばかりだけど、ミニサイズの鳥居もあるのよ。
アルバムくらいのサイズ(2800円だったわ)から、少しずつ大きくなって、その分、お値段もあがります。
ぎっしりと隙間なく、鳥居がひしめき合って立っています。
若いカップルもたくさん来ていて、意外でした。
今どきの子って、神社にデートで来るのね。
この鳥居の回廊、ちょっとミステリアスでいいでしょ?
ところがね、伏見稲荷というのは「なんでもあり」の神社なの。
商売繁盛だけでなく、家内安全、学業成就、安産はもちろんのこと、部分的なお祈りも聞いてくれるところなのよ。
おかしかったのが、「足腰にきく」という神社。
Sさんはここでしっかりとお祈りしていました。
「首から上にきく(つまり脳に良い)」という神社もあったのよ。
「縁結び」というと縁談だけと思うでしょ。
ところが大違い。
「求人、求職」にも良い神社というのがあって、笑ってしまいました。
フリーターや失業者が多い今の時代に、ぴったりの神社かもしれないわね。
これは豊川稲荷でも見た旗です。
豊川から伏見まで出張してきたような感じでした。
でも豊川稲荷は平坦な場所だけど、伏見は山の中にあるので、一周するには2時間くらいかかるんですって。
静謐な雰囲気の中での仏像鑑賞もいいかもしれないけれど、私はこういった現実的な神様って庶民的で楽しそうで好きですね。
お稲荷さんに出かけるというのは、昔の人には、リクリエーションも兼ねていたのだと思うわ。
Sさんはここで「向大吉」というおみくじを引いて、喜んでいました。
これからずっといいことがありそうね。
とにかく楽しくて笑える神社でした。
お稲荷様のあまりのすごさに驚いて楽しんでいたので、お花を写すのも忘れました。
梅もちょっと盛りを過ぎてしまったかな。
こんなふうにして私の京都一泊旅行はスタートしたのでした。
10 件のコメント:
お帰りなさい!
ここは京都で一番好きな場所なんです。
全部歩くと冬でも汗をかくほどですが(笑)
上の方に茶屋があって、そこでひやしあめを戴くのが大好きで。
鳥居のトンネルは不思議な空間ですよね。
お稲荷さんは願いを叶えて貰ったら、そのあとのお礼もきっちりしなければいけないと云うことで、この鳥居は寄進したひとによって、古くなると建て替えられるようです。
一体何本あるんでしょうね?
あら、史子さんもお気に入りの場所だったのね。
私たちはお茶屋さんで甘酒をいただきましたよ。
あと「おもかる石」というのもありましたけれど、ご存じかしら?
その石の重さをまず自分で想像して、今度は実際に持って見て、思ったよりも軽かったら夢はかなう、重かったら夢は叶わない、という石でした。
私なんて、軽いだろうとたかをくくっていたら、重いのなんの・・・。
望みは叶わないのだと、がっくりしましたよ。
豊川稲荷に続いて、伏見稲荷、稲荷づいていますね。豊川稲荷に比べると、なんか上品な感じが(豊川さん、すみません)
それにしても、この鳥居の数、びっくりです。こんないあっていいの?というぐらい(笑)
ところで、いなり寿司は、あったのかしら?
私もいなり寿司はあった?
と聞こうと思っていました。豊川稲荷のいなり寿司が目に焼き付いています。(笑)
マサさん、豊川稲荷は平坦地にあったので、伏見稲荷も同じようなものかと思っていたら、大違い。山の上のほうまでずーっと鳥居があるのよ。
どちらが上品かは分からないけれど、どちらもあまりの数のすごさにぶったまげることは確かよ。
いなりずしはここではあまり名物ではないようね。
ははは、諏訪ッチさん、稲荷寿司お好きでしょうか?
おいなりさんの濃い味付けは京都には似合わないのかもしれないわ。
私はきつねの顔をした大きなお煎餅を買ってきました。
こんばんは。お天気に恵まれ、本当に良かったですね。京都在住にも関わらず、伏見稲荷は未だ行った事がなく、是非近々行ってみたいです。
続きも楽しみにしています。
日々是写真日和さん、ここはJR奈良線140円で、駅を降りたら目の前にあります。全部見ようと思ったらかなり時間がかかるので、お暇な時にご家族連れで行かれたらどうでしょう?
日々是写真日和さんならもっと面白い写真が撮れると思いますよ。
伏見稲荷は大変だったでしょう。ほぼ山登りの感覚ですね。
途中の茶屋がありがたく思えます。伏見稲荷は2回ほど行き
ましたが、行った次の日は必ず少し筋肉痛になってました(笑)。
まーさん、2回もお出かけになったとはきっとご利益があったでしょう!
でもあそこは楽しいところですよね。
ゆっくり歩いていたので、筋肉痛にはなりませんでしたけど、とにかく暑くてそれが参りましたよ。
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