京都旅行のお話はちょっとお休み。
さて、ここはどこだと思う?
東京ドームに似ているって?
実は多磨霊園なんです。
うちの父は、葬式やお墓参りということが大嫌いな人で、「葬式などしなくていい、墓にも入れなくていい」というくらいの人だったの。
とはいえ、いつまでもお骨を家に置いておくわけにもいかず、多磨霊園にあるこのドーム型のロッカーを借りました。
その頃はまだ青島幸男が都知事だったので、都庁に行って、青島都知事あてに申請書を出した記憶があるわ。
今は石原慎太郎の名前で請求書が届くのよ。
ドームはかなり広いところで、中に入ると、真ん中に巨大なモニュメントがあり、その周りのちょうど観客席に当たるところの屏風の裏側に、ロッカーがたくさん置いてあるの。
でも、ドームのどこにロッカーがあるのか忘れてしまって、適当な方向を向いて、拝んでいます。
いい加減な家族でしょ?
私はこのドームの天井が好きなの。光が差していて、きれいなのよ。神聖な場所という雰囲気がうまく出ていると思うわ。
ドームから出てきたところ。
ここが娑婆とあの世の境目という気持ちになります。
これはドームの外側に置いてあるもの。椅子ではないと思うんだけどね。
ホワイトバランスをちょっといじくっていたら、こんな色になってしまいましたが、セピア色っぽくって、面白いかな?
ここにもサンシュユとモクレンが咲いていました。
12 件のコメント:
こういう宗教色のない場所にお墓があるって、ちょっとうらやましいです。
お寺の戒名っていうのが、嫌で、私もできればこういうところのほうがいいなあ。
たかぽんさん、多磨霊園には当然、普通の墓地もたくさんあります。でも料金が高いし、競争率も高いんですよ。
ロッカー式には4人用とか6人用とかサイズがありますけど、それほど高くないのもいいところです。
供養のお花や品物も中へは持って入れられないので、そういうお参りができないのは嫌な人がいるかもしれませんけれど、私などはあっけらかんとしていて、気楽でいいですよ。
噂には聞いたことがありましたが、初めて拝見しました。
不思議な空間ですね。
実家のお墓は多磨墓地にあるのですが、あたしはそこには入りませんね(笑)
婚家は遠い遠い、行ったことのない土地にしかお墓がないので、どうなっちゃうのかしら?
最近はペットと一緒に入れる、ロッカー式のお墓もあると聞いたことがあります。
個人的には散骨してほしいですけれど、それが無理なら、ペットと一緒がいいな。
繪子はもうお庭に埋葬してしまったので、そこの土も一緒に。
日本のお墓は、人間以外入れないのは、時代遅れですねー
墓地の写真をブログに載せるのは、ちょいと不謹慎かとも思ったけれど、こういう場所もあるのだと思ってくれればいいかな。
そうね、好きだった人やペットと一緒に入れればいいわね。
うちの父の場合は、実家のお墓には入りたくなかったらしいの。それでロッカーにしたわけ。ロッカーはちょっと高級な洋服ダンスといった外観よ。
私の父も鹿児島だから京都でもお参りできるように西本願寺のアパート形式のお墓を買いました。
今そこと分骨もしたので鹿児島とに父は眠ってます~
私も自分のことを考えるのね。
もう今更結婚はないでしょうから私も父と一緒にして欲しいけどお墓も出戻りOKかな?(笑)
さとさん、まぁ、西本願寺にもそういうお墓があるんですか。近いところにあっていいわね。
さとさんはお父さんっ子だったのかな?
こんばんは。僕も祖母のお葬式の時に火葬場周辺で写真を撮りましたが、撮って良いものなのかどうか悩みますね。でも、火葬場にしても墓地にしても、それは現実の世界な訳で、敢えて避ける必要はないのかなと最近思える様になっていました。実は叔母も写真家なのですが、叔母にしてみれば実母だった訳ですが、お葬式の最中も一眼で撮っていました。なかなかやりますね。僕にはとても出来ません。。。
採光するドーム型の天井、菊の花の様で、素敵ですね。
日々是写真日和さんは火葬場でも撮影したんですか。問題は周りの人の目かもしれませんが、でもそういう記録があるのもいいことだと思いますよ。赤ちゃん出産の写真を撮る人もいれば、あの世への旅立ちの写真を撮る人もいる・・・。
叔母様が写真家だったのですか。さすが、血は争えないですね!
父も祖母も、多磨霊園の火葬場で遺骨になったのだけど、こんなドームがあるなんて知らなかった。近代的ね。
近くて便利、といったら不謹慎ですけど、気が向いたとき、いつでも行けますよね。
父のお墓は、浜松にあるので、そうそう行けないの。お葬式の時も、その菩提寺の住職に来てもらわなくちゃいけなくて、ホテルの手配やら、お迎えやら、あれこれ大変だったわ。
私は、自分の死後はどうなってもいいの。残された者たちの負担にならないようにしたいな。
マサさん、ここは多磨霊園を入ってすぐ右手にあるのよ。近いから自転車でいつでも行けると思うけれど、実はめったに行かないの。
「墓参りなどしなくていいから」という父の言葉をしっかりと守っているわけ。
地方での法事は大変なことが多いでしょうね。
写真から、とても厳かな雰囲気が
漂ってきます。
美術館のようにも見える、立派な建物
ですね。
我が家の墓は青山墓地で近いのですが
いつでも行かれると思うと全然行かないの。
お彼岸にも行かないで、
「明日は桜がきれいだろうから行こうか」
こんな罰当たりな会話をしています。
真蘭さん、じつはここは地下にあるので、すごく冷えるのよ。それで私もほんとは、めったに行かないんです。
青山墓地って、すてきな感じがしますね。
お彼岸は混むでしょうね。
お花見気分で行くのもいいんじゃないの?
バチあたりじゃないと思うわよ。
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