グループホームにいる母が、先月2回も転倒して頭にこぶを作ってしまったの。
脳には影響はなかったのだけれど、それ以来、夜間は部屋の中にポータブルトイレを置くことにしました。
このポータブルトイレのこと、介護職員の間では「Pトイレ」と呼ばれているらしいわ。
ただし、これは施設の共有のものなので、あまり長いこと借用できないので、個人的に購入することにしました。
このPちゃん、ありとあらゆるスタイルがあって、選択するのに一苦労。
カタログを見てもよく分からないの。
家具調あり、暖房便座あり、シャワー付きあり、高さ変動式ありと至れり尽くせりです。
とりあえず標準タイプを選び、ネットで注文して、配達してもらうことにしました。
ホームに配達された後には、私が出かけて行って、肘かけなどを組み立てました。
部屋に置いてもまるで普通の椅子のよう。
その後、母に様子を尋ねると、すこぶる使いやすいようで、一安心。
とはいえ、このPちゃん、母が亡くなった後にはどうするんだろう?
引き取って、今度は私が使うの?
それはちょっと嫌だな~。
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ちょっと驚いたことがあったの。
私が山手線のことをちょっと話題にしたら、
母は、「そうだったね、品川の次が大崎、それから五反田、目黒、恵比寿、渋谷だったっけね~」と言うのよ。
あ~ら、ちゃんと覚えているじゃないの!
山手線も、さすがに実家のあった品川が起点なのね。
自分のいるところがどこだか分からないのに、こんなことは分かっているの。不思議なものです。
8 件のコメント:
ポータブルトイレのカタログ、私も見て検討したことがありましたがそのときは母は自分でトイレに行くといって断ったのね。
それから間なしに脳梗塞になってオムツになりました・・・
お母さんしっかりなさってるわね。
私の母も先日見舞いに行った時はしっかりしていてビックリ、ところがそれがずっとは続かないのね。
回路がつながったり途切れたりなのかなぁ?
ホント不思議です。
ご自分でトイレが出来るのはいいね。
さとさんのお母さまもしっかりしていたり、そうでなかったりいろいろなのね。
うちもちゃんとした会話ができると思っていると、急に何も覚えていないことが分かったりして、会話も疲れますよね。
Pちゃん、ヨーロッパで見かける、昔の王様のトイレにそっくりです。
もっと無駄なほどの装飾がゴテゴテついていますが、こんな椅子の形が多いようですね。
ちなみにあるお城の兵隊さんのトイレは、湖上に張り出した部屋に長椅子がしつらえてあり、湖面までまっしぐらの穴が空いているだけ。
大勢が同時に用を足せるようになっていました。
なにより衝撃だったのは、13Cくらいに作られたと云うそのトイレ部屋、近くに行っただけで残り香が・・・・・
下らない話ですみません(汗
おそろいPちゃん!まったく同じに見えるPちゃん・・母のベッドの横にもこれ。でもいすだと思ってしまうらしくて「トイレです」だったか・・書いてあります。
Pちゃんを置いた理由も転倒と同じだし・・誰でも通る道なのかしら・・・
山手線の話、母の実家はこれまた近い五反田だったので、今度聞いてみましょう。
史子さん、ヨーロッパの王様が使っていたのと同じなんて、そうなんですか。
前に京都の東福寺に行ったとき、やはり100人くらいが一度に使えるという建物(東司)を見ましたが、広かったですね。
あら、トントンのお母さまは五反田生まれなんですか。近かったのね。母は生まれは銀座なんですけれど、小学生のころに品川に越してきたそうで、それから結婚するまではそこに住んでいたようです。子供の頃のことは、まだ覚えているみたいね。
同じ形のPちゃん、ほんと、椅子のように見えますよね。
うちも必要になりそうです。(汗)
冗談じゃなく必要なくなったら譲ってほしいです。
Pちゃん、カンカンのところへお譲りしてもいいのですが、母は「私は100まで生きそうだね」と言っているので、あと15年後になりますよ~。
でもね、施設の人が後始末をしてくれるのでいいけれど、私はちょっと毎日はできそうもないわ~。
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