ホームズ＠吉祥寺

映画マニアのマサさんやひょっこりさんに教えてもらった吉祥寺のバウスシアターに行ってきました。
なーんだ、ここ、西友の前じゃないですか。どうして今まで気づかなかったのかしら。


ここには３つの映画館が入っていて、私が見たのは２００人以上入る大シアターでした。

今日、見たのは「シャーロック・ホームズ」。
そう、コナン・ドイル原作の推理小説ですが、子供のころ、よく小学校の図書館でこのシリーズを読みましたよ。
「赤い紐」だとか「モルグ街の殺人」とかね。
あの頃、私はホームズやらルパンばかり読んでいました。

さて今回の映画は、そんな私の郷愁など吹っ飛んでしまいそうなホームズさんでした。

ジャッキー・チェンやインディー・ジョーンズも真っ青なほどのアクション映画で、これがホームズ？　と目が点になりましたよ。
私の知っているホームズさんは、暖炉の前でパイプをくゆらしながら、あれこれ難問を解いていく人だったんですけれど、まるで大違い。
乱闘シーンはあるし、火だるまになるシーンはあるし・・・・。なんじゃこれ！　という感じ。


最近の私は、「大菩薩峠」や「眠狂四郎」などの時代劇をＤＶＤで借りて見ていたばかりだったせいもありますけれど、洋画を久しぶりに見たら、登場人物が誰が誰だかよく分からなかったの。だって西洋人の顔って似ているんですもの・・・。

それに水曜日はレディスディとかで、館内は９０％くらいが女性でしたが、始まる前のおしゃべりがうるさいし、食べ物の匂いがぷんぷん漂ってくるし、せっかく大きなスクリーンがあるのに、これはちょっと問題ですよね。

映画自体はわくわくするような場面もあることはあるのですが、これがホームズの映画とは思いたくないですね。本国のイギリスでもだいぶ賛否両論があったみたいですよ。
ホームズに思い入れのある人は見ないほうがいいかも。イメージが崩れてしまいます。普通の活劇としてみるならいいのでしょうけれど、ストーリーがオカルトぽいところもあるので、好き好きでしょう。

私は映画を見るときは、必ず最後の最後まで見届ける主義なんですけれど、今回のホームズさんのは出演者のロールが出てきたら、途中で出てきてしまいました。こんなこと、珍しいわ。

そのあと、３月いっぱいで閉館になるというロンロンに行ってきました。


もう食料品のフロアしか営業していなくて、何も欲しいものは買えませんでした。
それでも駅の改札近くでアクセサリーの安売りをしていたので、着物を着ていても大丈夫なような紫色のピアスを５２５円で買ってきました。戦利品はそれだけでした。

うーん、映画もイマイチだったし、ロンロンでは何もお買い得品にはありつけなかったし、ちょいと残念でしたね～。