下北沢にある小劇場に行ってきました。客席は70くらいの小さな劇場でした。
知人の女優さんが出演していたのです。
「私だけのクラーク・ゲーブル」というフランスの女流作家の翻訳ものでした。
主演は原知佐子さん。私は若い時、映画で見たことがありますけれど、個性的な女優さんですよね。もうかなりのお年だと思うのですけれど、若々しい雰囲気でした。
その主人公の老女には二人の娘がいます。ひとりは弁護士として活躍している長女で、家庭はない。
もう一人の娘は夫と子供には恵まれているけれど、仕事はしたことがない、という3人が登場します。
この老女のご主人は10年前に亡くなっているのだけれど、クラーク・ゲーブルにそっくりだったの。そして彼の思い出とともに生きているのです。
ところが、この老女は、実には若いツバメがいて、結構楽しくやっているわけ・・・・。ところが彼女が亡くなってしまって、というストーリーです。
家族も知らない秘密を持ち続けて来た一人の女性とその娘たち、というお話でした。
クラーク・ゲーブル似の主人を演じた俳優さん、かっこよかったですよ。日本人の役者さんにもこういう人がいるのかな、としみじみ感じました。もし自分の旦那さんがこんなにかっこよかったら、やはりやきもち焼くことが多いだろうな、と思いましたね。旦那はほどほどでいいわ。
でも翻訳劇というのはどうもしっくりこないというか、登場人物がおしゃべりすぎるし、家族間での抱擁とか、やはり日本人の感覚とはちょっと違うわね。
今日は雨の予想だったので、着物はどうしようかなと思ったのですけれど、これ、500円のウールだから濡れてもいいやと思って出かけました。ちょっと着方がゆるゆるですね。
劇を見るので背中がぺったんこのほうがいいと思って、半幅帯を「やの字結び」というのにして、帯締めもしてみました。
例の鮫小紋ですけれど、これだけだとどうしても仲居さんに見えてしまうので、ブルーの絞りの半襟をつけてみました。
雨コートを持って行きましたけれど、帰るときにはかなり濡れてしまいましたね。
2 件のコメント:
ハハ、旦那はほどほどがいいですか。
でも、としちゃん、太っていたらダメでしょ?ほどほども、人によって許容範囲が異なりますよね。
男性も、奥さんはほどほどがいいんでしょうかね。
クラーク・ゲーブル、私も嫌いじゃないわ。ちょっとキザだけど、その中に哀愁も感じさせますよね。
そうね、あまり旦那さんがハンサム過ぎてもつり合いが取れないしね。
大昔、すごくハンサムな男と一度付き合ったことがありましたが、でも顔は問題じゃないと思ったわ。
とはいえ、デブ夫くんは駄目ですね。
クラーク・ゲーブル、というかレッド・バトラーがかっこいいのか、あの眼がいいですよね。
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