1月27日の朝、大津プリンスホテルを出て、京阪電車石山坂線に乗りました。
前にも書いたように大津プリンスは陸の孤島なので、一番近い駅までも結構な距離です。
ホテルのフロントのお姉さんに教えられた地図を頼りに、雪の中を歩きました。
このお店でパンを購入。サンドイッチでもあんパンでもなんでも100円なので、通勤途中の人で賑わっていました。食べ物にありつけなかった時の非常用です。
「膳所」(ぜぜ)という駅に着きました。
途中で「義仲寺」(ぎちゅうじ)というお寺があったので寄ってみました。
ここには木曽義仲とそれに松尾芭蕉のお墓があるそうです。まだ時間が早かったので中に入れませんでした。
芭蕉は亡くなったのは大阪でしたけれど、近江の国が好きなので、義仲のお墓の隣に埋められたそうです。
膳所から京阪電車に乗りましたが、あまりに可愛い電車なのでびっくりしました。
2両しかないんですよ。
この写真は反対側の石山寺方面に行く電車です。
ちんたらと町の中を走って行きました。途中からまるで都電のように路面電車になります。
この電車で「近江神宮前」まで乗りました。
近江の国に行ったら、是非とも訪れたかったのが「近江神社」でした。
ここはかつて、大津京という都を開いた天智天皇が祀られている神社でした。
大津京の跡地です。
ようやく着きましたけれど、だーれも人がいないんですよ。
うっそうとした森のようになっていて、なんだか歩くのが怖かったですよ。
よほど引き返そうと思いましたけれど、せっかくここまで来て、時計博物館を見ないのは悔しいと思い、勇気を出して歩きました。
ようやく鳥居が見えた時にはほっとしたわ。
初詣のときなどは賑わうのでしょうけれど、こんな寒い雪の日にはめったにお参りに来る人はいなんでしょうね。
やっと赤い建物が見えてきました。
ここまで来たら、少しは人影がありました。どうも私は脇の入り口から入ってしまったようでした。
天智天皇と言う人は、中大兄皇子として有名ですけれど、大化の改新を行った方です。
その天智天皇は、日本で初めて水時計というのを作り、日本の時刻制度を始めた方だそうです。
その日が6月10日なので、今でも「時の記念日」として有名ですね。
この時計はサイフォンの原理を利用して独特の構造でできている時計だそうです。
神社の境内には「時計博物館」というのがあり、その大昔の時計の模型やら、最新時計やら世界中の時計やらが展示してありました。結構面白かったですよ。
この日は歩数計をつけるのを忘れていましたけれど、ここまででも結構歩いたのですが、その後はもっと長距離を歩きました。
寒さも忘れるほど歩いたわ。
4 件のコメント:
この神社は境内が広いので、大変だったでしょうね。
初詣に雪が降ったら 坂道は車が滑るんですよ。
いつもお参りだけして、琵琶湖大橋の近所の「マクド」で昼食です。
¥100パン 知らなかったなぁ。
また 滋賀の事 教えてくださーい^^
ハッセルぶらっとさんの初詣の神社に行ってまいりましたよ。いつも車でいらっしゃるんですか? 境内にはお店も出るのかしら?
とにかく、このときはシーンとしていましたよ。
100円パン屋さんはお得でしたよ。ついフラフラっと入ってしまいました。すぐに売り切れてしまうみたいです。
恥ずかしながらここは通ることはあっても一度もお参りしたことがないのです。
立派なお社ですね。
もちろんパン屋さんも知りません。。。
ほとんど京都なので滋賀のことあまり知らないの。
またとしちゃんに来て頂いて色々と教えてもらわなくては(笑)
さとさん、そんなものですよ。
私だって生まれてずっと東京に住んでいますけれど、六本木とかめったに行きませんもの。意外と地域外の人ほどよく知っているものですよね。
近江の国はまた行きたいので、その節はよろしくね。
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