2024年11月6日水曜日

大学祭に行ってみました & トホホの顛末

文化の日、私が学んでいる大学の文化祭(今はそういう単語は使わないのかな?)に行ってみました。イマドキの大学祭の様子をちょっと覗いてみたかったのと、私がどんなところへ通っているかを夫にも見せようと思って出かけたのでした。

大学のある駅に着いたらあまりの人混みにびっくり!信じられないくらいの人が集まっていました。

ところがそれは大学祭に来た人たちではなくて、「パン祭り」というイベントに来た人たちなのでした。たくさんのテントが出ていて、どこのお店も長蛇の列。

私は行列に並んでまでパンを買いたいとは思わないのですが、とにかくギューギューで歩けないほど。

それでもなんとか大学の正門に到着。写真を撮ろうとしても、人混みに流されてしまいました。

立て看もイマドキ風。

当たり前ですが、私の知っている全共闘の立て看とは大違い。

来場者は、来年の受験に向けての高校生やその家族が多かったように思いました。

模擬店が並ぶのは、どこの大学でも同じですね。

私は「スイーツクラブ」?というクラブが製作販売しているマカロンやマドレーヌを購入。丁寧に作られていましたよ。

他にも食べ物屋さんがたくさん並んでいましたが、どこも行列だし、夫はこのようなお店で食べるのは好きでない人なので、チラ見をしただけでした。

構内をどんどん歩いて行くと、一般市民のバザー会場になりました。

その中で、明治時代の和皿というのがあり、なかなか良い感じなので、2枚購入。何を乗せようかと夢が広がる淡いグリーンのお皿でした。

バザー会場を抜けて、人が少ないところまで歩きました。

こちらは体育館の入り口だったかな?

人混みを歩かされて不機嫌な夫をなだめながら、森の方へ。

一枚だけ写してもらいました。

この後、なんとか人混みを抜けて駅に戻り、ランチをする店を探したのですが、どこも大混雑でイマイチ。

仕方なく、安くてすぐ食べられそうな松屋を見つけて、お店のドアをあけたとたん、上がりかまちに足をぶつけて、ドタンと躓いてしまいました。痛くてしばし立ち上がれず。

脳裏にはどういうわけか、大谷翔平がスチール失敗して左肩を亜脱臼したシーンがよぎりました。

そして手に持っていた明治の和皿は粉々に・・・・

おまけに食事はなかなか出てこないし、おなかは空くばかり。夫は不機嫌なまま。

ぐったりして家路に戻ったのでした。

夕方、居間から見た富士山だけが救いの一日でした。




2024年11月4日月曜日

松竹大歌舞伎@たましんホール

「たましんRISURUホール」で中村隼人さんの松竹大歌舞伎を見てきました。

まずは隼人さんが素顔でご挨拶をされました。化粧前のすっきりとした現代風イケメンです。公演の内容を簡単に話してくれたので、お芝居もよくわかりました。

ここから数分は写真撮影タイムでしたが、残念ながら、あまりうまく写せませんでした。


ピンボケでした。

最初の演目は「双蝶々曲輪日記」(ふたつちょうちょうくるわにっき)。これは全部演じたらかなり長いお芝居ですが、そのなかで「引窓」の部分だけでした。実の息子と、血の繋がらない義理の息子の間に立ち、悩み悲しむ母親。それを思いやる息子の姿。人情歌舞伎というのでしょうか、明かり取りの引窓がうまく演出されていました。

休憩時間には、カレンダーやハンカチなどの隼人さんグッズがたくさん売られていて、必死に買っている人がたくさんいましたね。

ポスターの前で記念撮影。

次は「身替坐禅」というもので、これは狂言を下にしたお芝居でした。恐妻家の主人公と、その奥方とのコミカルな駆け引きが笑いを誘いました。舞台の背後には松の絵が描かれていたし、セリフも狂言風でした。楽しいお芝居でした。

どちらの出し物も、中村錦之助さんと隼人さんの親子共演でした。

ところで会場名の RISURU とは、「利」つまり「利益を与える」ということだそうで、地域の皆さんにいろいろと有益なことを与えるという多摩信用金庫のポリシーだそうです。

この公演は巡業という位置づけで、全国各地を回っているそうです。歌舞伎座や南座という有名な会場にはなかなか足が運べない、という方にとっても嬉しいですね。

チケットはすぐに売り切れてしまい、キャンセルを待ってようやく手にしましたが、私の好きな隅っこの席でしたので、かえってラッキーでした。

客席には卒業した堀越学園の先生もいらっしゃり、和やかなムードでした。

ロビーはなんとなくクリスマスモードでした。

この日は大雨が予想されましたが、それでも和服で来場された方もポツポツといました。私はレインコートにブーツでした。

それはともかくとして、素敵な隼人さんの素顔も拝見できたし、お芝居も観られて満足。帰るときには雨になりましたが気分良く終わりました。

誘ってくれたUさん、どうもありがとうございました。

2024年11月2日土曜日

生麦事件~海芝浦ウォーク

先週のことになってしまいましたが、大学の有志で神奈川県の東海道付近を歩いてきました。

素敵な企画を立ててくださる方がいました。

全体のルートはこんなふうでした。盛りだくさん!

  生麦のパン屋さん巡り→キリン生麦工場見学とキリンビアホールでのランチ→生麦事件現場→JR国道駅→海芝浦駅→鶴見駅→鶴見のパン屋さん

私は、キリン工場については8月に筑波工場で見学をして、試飲もしていたので、これはパスをしました。

ということで、他の方がほろ酔い加減になった頃、キリン工場の玄関で待ち合わせしました。

工場のすぐ近くには、生麦事件の記念碑がありました。

生麦事件は、幕末に東海道の生麦村で起きた事件です。薩摩藩の大名行列にイギリス人が出くわして、薩摩の侍がイギリス人を切りつけて、1人が死亡、2人が重傷となりました。これをきっかけとして薩英戦争が起きてしまいました。当時は異文化とのふれあいがなかったこと、習慣の違いなどが原因だったようです。

碑の説明です。


その後はおしゃべりをしながら、旧東海道を歩きました。今ではまるで普通の道です。

すると、生麦事件の発生現場というところに来ました。記念碑とはかなり離れている場所でした。

しばらく歩くと、JR国道(こくどう)駅に到着。レトロな雰囲気の駅でした。映画などのロケにも使われたことがあるという場所でした。


アーチ式の天井が懐かしい感じでした。
昭和テイストが溢れていました。


ここから鶴見線に乗りました。海が迫った場所に工場がずらりと並んでいました。「京浜工業地帯」そのものの風景でした。

15分ほど乗ると、海芝浦駅に到着。無人駅なのでした。東芝の関係者以外は、ここから先は進入禁止です。

ここは本来は東芝工場のための駅なのですが、隣接する公園が一般にも公開されています。

電車を降りると、すぐに海なのでした。


遠くにはベイブリッジ、手前はつばさ橋だったかしら。

お天気はイマイチでしたが、広々として気持ちの良いところでした。


同級生に写してもらいました。

海が足下まで迫ってきて、ちょっと怖い?

みんなでワイワイガヤガヤしながら、海芝浦を満喫しました。

お天気が良ければ、こんな風景が見られるそうです。


公園はきれいに整備されていました。チェックチェリーだったかしら?

次の電車が来るまで、ボーッとしたらこんな写真を撮られてしまいました。


鶴見線の電車の前で、みんなで記念撮影。


そしてまた鶴見線に乗り、今度は京急鶴見駅まで。


ここでパン好きの人に、有名なパン屋さんに連れて行ってもらいました。

こちらをお土産にしました。

ずんだと珈琲味のあんパンです。帰宅していただきました。

おじさん、おばさんが、賑やかにぞろぞろと歩いた半日の遠足でした。