2024年11月28日木曜日

須藤公園@千駄木

 旧安田邸庭園で「花嫁のれん」を楽しんだ▼後は、近くにある「須藤公園」まで足を伸ばしました。


ここはどなたかのブログで、「高低差のある地形を生かした水の公園」と書かれていた場所なので、水や池に興味のある私は、どうしても一度行ってみたかった場所なのです。
実業家の須藤さんという方のお屋敷だったところでした。

~以下は文京区の案内から~

「須藤公園は、江戸時代の加賀藩の支藩の大聖寺藩(十万石)の屋敷跡。その後、長州出身の政治家品川弥二郎の邸宅となり、明治22年(1889年)に実業家須藤吉左衛門が買い取りました。昭和8年(1933年)に須藤家が公園用地として東京市に寄付、昭和25年(1950年)に文京区に移管」


かなり急な坂でした。そこには大きな木々が生い茂っていました。


その坂をそろりそろりと下ると、神社と池がありました。弁財天だそうです。

案内板によると、ここは大聖寺藩(現在は加賀市、金沢よりも南側)の下屋敷だったところでした。

大聖寺藩とは聞いたことがなかったのですが、実は着物友達のお父上様は、大聖寺町近くのご出身だったとか。

七尾市の「花嫁のれん」を見た後で、今度は加賀市近くの藩にゆかりのある須藤公園にたどり着いた、ということで、北陸づいていましたね。

実はこのあたりは、私の父方の祖先とも縁がある地でした。戦前、大家族(たぶん両親と7人兄弟姉妹?)でこの近くに住んでいましたが、戦災で焼けてしまいました。

須藤公園は、それほど人気のある公園ではないかもしれませんが、「谷根千」と呼ばれる地区にひっそりと佇んでいました。

そして道路を一歩外に出ると、そこは交通量の多い幹線道路になっていました。

こういう公園、好きだな。

参考までに、国土地理院の標高差が分かる地図で見ると、このあたりの高低差がよく分かりますね。文京区と台東区の境目あたりが高くなっています。

黒い➕マークは千駄木駅です。


やはりかなり坂や崖が多いところだということが、よく分かりました。
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この日の装い。

父方の叔母が着ていたというオシャレな絵柄の着物。紐が縦に流れています。

本物はもう少し淡い色だと思います。

なんだか怖い顔をしていますね。


帯は、かなり前、大江戸骨董市で、なんだか押しつけられて買ったもの。


帯締めは自作。シンプルな組み方ですが、気に入っています。



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