「源氏物語を楽しむ会」もなんと90回目となりました。この分だと、今年の末には100回突破になりそうです。
ということで90回目は「真木柱」(まきばしら)の巻きでした。
ちなみに真木柱というのは、立派な柱という意味のようですが、源氏物語では玉鬘の結婚相手である鬚黒大将の長女の名前です。真木柱の母親は、式部卿宮という格式のあるおうちの娘です。
さてモテモテ娘だった玉鬘ですが、多くの言い寄る求婚者がいたのに、結婚した相手は鬚黒大将という名前からしてむくつけき男性でした。鬚黒は当時32~34歳ぐらいとのこと。多くのライバルの中から自分が人気のある玉鬘をゲットしたので、さぞかし彼はうきうき気分だったのでしょうね。
ただし彼には本妻(北の方)との間に長女、長男、次男の3人の子供がいました。おまけにそれまでは浮気などしたことがなかった堅物でした。
ということで玉鬘はそれほど乗り気でもない様子。それならイケイケの光源氏と結ばれた方がよかったのかしら、と思ったに違いありません。
この後、北の方が怒り狂って、鬚黒に灰をばらまくというシーンが展開します。
なにやら現代のドラマを見ているようですが、というか、このような問題はいつの時代からもあったのでしょうね。そこに登場する人物の心のうちを、紫式部はみごとに描いています。
それにしても玉鬘は九州から上京してきて、右も左も分からない田舎娘だったはずですが、その美貌ゆえに男たちを虜にしてしまいます。なんだか罪な存在ですね。
この日は、Kさんから地元の銘菓をいただきました。マドレーヌとフィナンシェでしたが、その違いなど調べていて、読書の開始が遅くなりました。
いつもの場所で撮影しました。



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