着物のことは「和の生活」というラベルでまとめていますが、2011年だけでざっと100回くらい着物関係のブログを書いているようです。
ということは1年のうちほぼ1週間に2回くらいのペースで着物を着ていたことになりますね。
こんなふうに着物に親しむようになるとは、我ながらまったくの想定外でした。
お出かけ先や旅先でもつい和服関係のお店に足が向くようになり、帯揚げや端切れを買ってくることもしばしば。
それがよい記念となっています。
さて今年最後の着物は、今年の10月に駒場のあるふつうのお宅で開かれた着物のフリマ▼で買ったウールの着物。
たしか500円だったはず。
麻の葉模様のような普段着です。
私はこういう地味な色合いの「おばあさん着物」が大好きなのです。
帯はうたどんさんのお母様からの頂き物の赤と黒の幾何学模様。
帯揚げは派手に朱色のちりめん。
これを着て、某リサイクルきもの屋さんに行きました。
白っぽい帯がほしかったのですが、気に入ったものがなくて帰ろうとしたところ、ベルベットの黒のコートが目につきました。
なんと3000円の値札が!
こういうコートはふつうは数万円するのに、この安さ。
ちょっと羽織ってみたら裄もぴったり。
おまけにこのお店の金券を1000円分持っていたので、2000円で買うことができました!
今年最後のお買い得でした。
さっそく着てみました。
ウール着物は裄が長いのでちょっとコートの袖の下から見えてしまっていますが、とても暖かくて、便利だわ。
コートの裏を見たら、なんと「MADE IN WEST GERMANY」というタグがついていました。
えっ、西ドイツ製の着物コートってありなんでしょうか?
不思議ですね。
でもコートがこんなに安く買えてラッキーだわ。
寒いところでもどんどん着物でお出かけできますね。
今年も私の安物着物にお付き合いいただいてありがとうございました。
気軽にすっきりと、そして楽しく着物を着ることを目指しています。