昨日はかなり暑くなったので、京都のさとさんからいただいた絣の単衣の着物を着て、日本舞踊のお稽古に行きました。
絣って子どもっぽくなったり、野暮ったくなったりして、意外と着るのが難しいのですよ。
連休などがあったために、稽古は1ヶ月ぶりだったので、「潮来出島」の振りもほとんど忘れてしまったわ。
手の動きに注意していると、足の動きがおかしくなるし、足に気を取られていると、扇の持ち方がおかしくなったり・・・。
日本舞踊はボケ防止にはちょうどいいかもしれないけれど、可憐にじっくりと踊るというのは難しいものです。
お稽古の後は母のいるホームまで。
おばあさんたち数人がリビングに集まっていましたけれど、私が絣の着物を着ていたせいか、みなさんの注目の的になってしまいました。
私の好みの渋い着物を着ているときには、おばあさんたちもあまり話しかけてはこないのですが、黄色と赤いの派手な柄だったせいか、みんな、「私も若い時にはよく着物を着たのに、全部娘にやってしまったわ」とか「私は九州に住んでいたから博多帯はたくさんもっていたのよ」とか「私は肩が張っているから着物が似合わなくてね」とかおしゃべりに花が咲きました。
黄色の半襟は手ぬぐいだと説明すると、みんなびっくりしていましたよ。
私も気づかなかったのですが、半幅帯の柄がつばめだということも、おばあさんたちから指摘されて気づいたわ。
ちょっと若向きかと思ってあまり着なかった絣ですけれど、みんなに喜んでくれると嬉しいですね。
2 件のコメント:
皆さんお洒落は楽しいのね。
こうしたことが話題になって、活気が出るのもいいですよね。
私はなぜか!!!毎回、「お母様?(母の)」と聞かれるのが(笑)始めは娘ですと言っていたけど、最近は「ハイ」と言っています、少々納得がいっていないのだけど(笑)
ははは、トントンがお母様ということは、いったい何歳になるのでしょうね!
でも他人と会話ができるということは、いいですよね。
母のところにはいろんな程度の人がいますが、私よりずっと記憶力が優れた人がいて、私の方こそいつも教えてもらっているわ。
おしゃれ心が失われないというのは、いいわよね。
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