ガイド役は「さびしい水音」の朗読をしていただいた俳優の佐藤さんです。
着物姿と洋服姿の女性がそのあとにずらずらと続きました。
昔の地図を片手に歩きます。
今の住所でいうと、江東区三好、平野、清澄、白河あたりでしょうか。
佐吉やお新さんが歩いただろう仙台塀や小名木川のあたりを歩きました。
みんなで歩くのは楽しいですね。
ガイド役の佐藤さんは小伝馬町のお生まれだそうで、生粋の江戸っ子ですね。
近代的なスポーツセンターもありましたよ。
清澄庭園のあたりからはスカイ・ツリーも見えました。
こちらは深川図書館です。ちょっとレトロでいい雰囲気でした。
古い地図と照らし合わせて、レクチャーを受けているところ。
深川の猫ちゃん。
深川街歩きの最終地点は小説のラスト・シーンで登場する高橋です。
ここから北側は本所、南側が深川となります。
私の祖母はこの辺りの生まれだったので、高橋のことを「あれはたかばしと言うんだよ」と教えてくれました。もし祖母が今のマンションだらけの風景を眺めたら、腰を抜かすのではと思いました。
ここで小説の中の二人は再会して、そして分かれて各々の道を歩むことになったのです。
私たちもこの橋のたもとで解散となりましたが、11月にはまた佐藤さんに先生役となり、歌舞伎のレクチャーもしていただけるので、それもまた楽しみにしています。