11月は「歌舞伎ごっこ お楽しみ月間」でした。
今日はその最終回。
お天気もよかったので、羽織は着ないで、洋服屋さんで買ったショールでお出かけ。
羽織や道行だと「いかにも呉服」という感じがするけれど、ショールだと着物の独特のムードがちょっとは消されて、私自身は好きなんですけれど、どうでしょうね?
この写真のときは、ショールの掛け方がおかしかったのですが、実際はもう少しゆったりと羽織っていました。
着物はうたどんさんのお母様が着ていらっしゃったベージュに絣模様が入った紬です。私好みの色と柄です。
あれー、写真を見たら、帯締めがほどけているわ!
(見ないことにして下さい)
さて、歌舞伎のお稽古は、まずはお口ならしということで、「外郎売」から始めました。
そして「仮名手本忠臣蔵 三段目 松の間の場」の実技です。
こちらは先生が高師直(吉良上野介)を演じて、参加者が判官(浅野内匠頭)を演じているところ。
先生は生徒をねちねちといじめるんですよ。
そこをじっと耐える役は結構、難しいですよ。
交代で演じて歌舞伎ごっこをしました。
その後、今度は「殺陣」を教えていただきました。
扇子を刀に見立てて、構えて、エイッ、ヤッと切るようにします。
まずは右足をトンと踏み込み、そして刀を左側へ流すと同時に、左足を引くのです。
そして次は「山」の形を作るようにして、また切り込みます。
その後は相手の刀と頭の上、お腹のあたりと連続して「チョン、チョン」と合わせて、
そしてまた切り込んで、今度は後ろ向きにぐるりと回って、もう一回切るのです。
こちらは先生が見本を示しているところですね。
殺陣は簡単そうに見えて、なかなか思うように身体が動かなかったですね。
何回か真剣に繰り返していると、汗が出てきました。
でも「殺陣」も面白かったですよ。
これから映画やテレビで時代劇を見るときに、参考になりそうですね。
今回の歌舞伎ごっこでは、座学だけでなく、実践も交えて教えていただき、とても楽しい経験をさせてもらいました。
少人数だったので、手取り足取り教えていただいて、もうけものだったわ。
歌舞伎の楽しみ@人形町 1▼
歌舞伎の楽しみ@人形町 2▼
歌舞伎の楽しみ@人形町 3▼
歌舞伎の楽しみ@人形町 4▼
そうそう、4回も人形町に通ったので、あのあたり、少しは詳しくなりましたよ。
この企画は着物の冊子「アレコレ」▼で知ったのですが、歌舞伎と着物という二つの側面から入っていったので、とても有意義な体験でした。
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