正月2日目は、着物友達と渋谷の神社まで初詣に行ってきました。
「金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)」▼という、それほど人には知られていない神社でしたが、なかなか良いところでしたよ。
こんなふうにビルの谷間にある神社です。
「茅の輪くぐり」をしている姿をパチリ。
この神事は、まず輪の中から左へ廻り、次に右に廻り、そして真ん中を通るというのが正式な通り方だそうです。
この茅の輪くぐりをすると、罪やけがれを取り除き、心身が清らかになるのだとか。
下の写真は「金王丸御影堂」です。
金王丸さんは本名は渋谷金王丸常光といい、保元の乱で活躍した人だそうです。
頼朝が挙兵したときは、この八幡宮にお参りをして、平家追討の祈願をしたそうです。
そして時代が下りますが、かの春日局も奉納したというところでした。
この神社に行こうと決めた理由は、
・あまりに有名な神社だと人が混みすぎるのがイヤ。
(明治神宮や川崎大師はもうこりごり)
・かといってあまり人の少ないところの初詣も淋しい。
・着物で玉砂利を歩くと、足袋が汚れるので、なるべく砂利の内神社がよいこと。
(ここは土の地面でした。)
・その後に六本木に行くのに便利。
・今読んでいる本「天地明察」の主人公が訪れる神社だということ。
などという、身勝手な選択でしたが、渋谷かいわいに住んでいるご近所の方が家族連れで参拝されるようなところで、なかなか味わい深いところでした。
境内ではお汁粉もふるまわれていて、いただいてきました。
おいしかったわ。
「金王桜」という一重と八重の花が一度に珍しい桜が咲く頃、この神社ではお祭りがあるそうなので、その頃にでも行ってみたいですね。
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お次は金王神社のすぐ向かいにある「豊栄稲荷神社」です。
食物をつかさどる神社だそうで、お賽銭箱のところに「撤餞米」というのが置いてあり、お土産にいただいてきました。
江戸時代には「庚申信仰」として、十干十二支の「庚申(かのえさる)」の日には、夜通し庚申講というのが開かれた場所でもあるそうです。
赤い鳥居はいいですね。
着物友達の後姿ばかり写してしまったので、私も後姿を一枚。
あまり芸のないポーズですが、帯の刺繍がいいでしょ。
(お太鼓の形がおかしかったので、後でやり直しました。)
この後は、六本木の「東京ミッドタウン」まで出かけました。
続きはまたね。
2 件のコメント:
としちゃん、遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
正月3が日はバタバタしていて、今年の初コメントです。
都心まで初詣に行かれたんですね。
渋谷なのに、それほど混雑はしていないみたいね。
布田天神は、甲州街道まですごい列で、ずいぶん並びました。
着物の方を何人か見かけましたが、やはり目を惹きますね。
「としちゃんじゃないかしら」と、目を凝らしました(笑)
今年も、どうぞよろしくお願いします。
マサさん、新年おめでとうございます。
私も布多神社には元旦に初もうでにいきましたが、すごい行列でしたね。やはりお天気がいいと、みんな出かけるんでしょうね。
今日は孫のお守でしたが、マサさんの気持ちが少しは分かったわ。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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