2013年1月8日火曜日

小紋で銀行へ

長年、人生を生きていると、銀行に用事がある時(単にキャッシュカードで出し入れをする時以外)は、なるべくちゃんとした格好で行くほうが対応が良い、ということが身についています。

いくらお金持ちでも小汚いジーパンで行くと、それなりの扱いしかしてくれないようですね。
(超お金持ちは別格でしょうけれど)

銀行員ほど外見で判断する人はいないのではないかしら。

それで、今日は定期預金の解約とか相談があったので、着物で行くことにしました。

とはいえ、銀座の「今昔きもの市」で買った2000円の細い竹の柄の小紋▼ですが。


こういう、おばあさんぽい着物が好きなんです。
実際におばあさんだから仕方ないんですけれど・・・・・。

帯は某デパートのバーゲンで3000円だった名古屋帯。
モアレが出てしまってシマウマのようですね。


銀行では、やはり着物効果はありましたね!

係りのお姉さんが、まず開口一番、
「まぁ、素敵ですね~。ご自分で着られたのですか?」と尋ねるのよ。

こんな安物の着物、わざわざ美容院で着つけてもらうことはないですよね。
でもそこは大人だから「ええ、そうですよ」とにこっと答えておきましたが。

おまけにこの彼女、私の運転免許証を見て、
「まぁ、私とお誕生日が同じです!」とはしゃいでいました。

それは奇遇ですが、普通は窓口のお姉さんはそういう個人情報は話さないですよね。
これも着物効果なんでしょうか。

あれこれ手続きをしてもらって、その後、お見送りまでしてくれました。

「私も成人式の時に振り袖と訪問着を作ってもらったんです。
でも訪問着は一度も着ていないんです~」とかあれこれ、親しげに話しかけられたわ。

普通なら、慇懃に
「本日はありがとうございました。」と言われる程度なのにね。

不動産屋さんとか銀行とか、お金が絡むような場所に行く時には、着物を着ていくほうが、丁寧な扱いをされるようですね。






4 件のコメント:

ひょっこり さんのコメント...

なあるほど・・私も(お金を)下ろすときには、では着物にしようか(笑)
 年明けの新聞にもでていましたが、海外での商談に着物効果はやはりあるそうです。もちろん金糸銀糸のではなく紬などを仕事着にしている素敵な女性が取り上げられていましたよ。

 としちゃん、早々に脱皮をくりかえしてますね。手書きの話、私も新しいボールペンで手帳を書き始めて、元旦の一発目、初詣が初脂ですよ。手紙なんかもパソコンで仕上げているから字がかけないのね。いや書けないというより、もうバカ。それこそ心入れ替えてバカの壁をこえなければ。
 私も少しずつ剥けていくことにします。

おおしまとしこ さんのコメント...

そうそう、ひょっこりさんは着付け認定資格をもっていらっしゃるのよね、是非、銀行にでもどこにでも着ていらっしゃってくださいな。

初詣が初脂になったお話、大笑いですね。
私もドジしそうだわ。
この前、「堪能」という字がどうしても出てこなくて、ショックでしたよ。
パソコン頼りだもんね。
ほんとに頭が低下しているのが分かるわ。

マサ さんのコメント...

そうですか。いいことを聞いたわ。
銀行の窓口を利用することは最近は少ないのだけど、きちんとした身なりをしていくと対応が違うのね。。
でも、きちんとした服があるかなぁ~。最近はユニクロばかり(汗)
こういうとき、上品な着物は最強ですね。

私は美容院へ行くときには、少しはマシな格好をしていきます。マシといっても、しれていますが。
キレイに髪をブローしてもらっても、あまりひどい服装ではね。
髪がまともなのは、美容院へ行った直後だけだもの(苦笑)

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさんはきちんとした奥様風だから気張っていなくても大丈夫だと思うけれどね。
私の着物はたいていユニクロ値段よりも安いくらいだけど、同じ値段なら着物のほうが扱いがアップしますよ。

今日も別の信用金庫に行ったら、すごく丁寧で記帳しただけで、お土産までいろいろもらっちゃいました。

美容院へはさすがに着物で行ったことはないな。