今、教えていただいてるのは、「鷺娘」というものすごく長い曲です。
お稽古は、ひとり40分ずつ、先生と1対1でします。
私はこの40分が終わると、体力・気力とも使い果たしてがっくりと疲れてしまうのですが、先生は次々と生徒を相手に指導しても、まるで疲れを知らないタフな方です。
お稽古が終わると、うまく弾けなくてがっくりしたり、先生のように早く弾けなくて悔しい思いをしたり、ぼーっとしたりすることが多いのですが、それでも第二日曜日はお楽しみがあるのです。
それはお稽古をしているところに近くにある神社で開かれる骨董市です。
境内には緑が多いので、涼しい風が吹いています。
それほど多くのお店が出ているわけではないのですが、和洋食器、飾り物、書籍、布、アクセサリーなどのお宝が売られています。ほとんどが古いものばかりです。
ガラクタとしか思えないようなものもあったり、何に使うのか分からないものも売られていますが、ちゃんとした古物商の人が販売しています。
ここにはお気に入りの古い着物を売っているおじさんがいるのですが、たまたまこの日は法事で不在でした。
他の古着屋さんもありましたが、萩の模様の絽着物にちょっとそそられましたが、イマイチ、ぴんとこないので諦めました。
その後は、駅前の広場まで行くと、こちらではフリーマーケットをやっていました。
このフリマは素人さんが、家にある不用品や、手芸品を売るところです。
アスファルトの上でお店を出しているので、暑くて大変そうでした。
ちょっと可愛いピアスを見つけたので、買ってしまいました。
200円なり。
ちょっとしたお買い物をして、お稽古の疲れは取れました。
三味線のお稽古ができるのも、フリマで買い物ができるのも、平和な世の中だからのことですね。
世界の多くの人が、穏やかな日常生活を送ることができますように。
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