先日、渋谷に出かけて、帰ってきたら、お気に入りのあずま袋をなくしてしまったことに気づきました。
そのあずま袋は、去年か一昨年の「着物サローネ」の抽選で当たった景品で、高級ポリ着物で有名な「英」(はなぶさ)」さんの品物です。
それで雨にも強く、使わない時は小さくたためるし、広げればかなりの大量のモノが入いり、とてもスグレモノなのです。
中はたいしたものは入っていなかったので、諦めかけたのですが、でもあずま袋だけは取り返したいと思いました。
ということで、途中に寄ったコーヒー屋さんに電話をしたところ、「そういう落し物はありません」という返事。
それなら電車の中かなと思って、京王電鉄の「お忘れ物取扱所」というところに電話をしてみました。
係りの人に、「○月○日の○時ごろの井の頭線で・・・・」と話していきました。
中味はなんですかとか、聞かれたので、旅行のパンフレットとか美術館のチラシとか答えました。
そして「どういうものに入っていたのですか?」と聞かれ、さて、一般の人は「あずま袋」なんて知らないだろうと思い、
「えーと、布でできていて、風呂敷のような手提げ袋なんです」と答えたのですが、これで通じたのか分かりませんでした。
それでも、調べてもらうことにしました。
おかげさまで失せものは渋谷駅で見つかり、そして明大前駅に保管されているというので、そこまで受け取りに行くことになりました。
明大前駅で、係りの人は中身はすぐに見つけてくれましたが、それらが入っていた袋が見当たらないというのです。
えー、他のものはいいけれど、あずま袋が見つからないなんて・・・・。
ここでも係りの人に「どういう色で、どういう形ですか」と聞かれたので、またもや
「風呂敷のような手提げ袋なんです」と答えました。
係りの人は一生懸命に袋状のものを探していたようですが、袋だと思って探していたので、なかなか見つかりませんでした。
実はあずま袋はきちんとたたんであり、ハンカチのようになっていたので、いくら探しても分からなかったようでしたが、ようやく見つかりました。
ということであずま袋は手元に戻りましたが、こういうものを他人に説明するのは難しいですね。
ともあれ、よかった!
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