そこは、昨年、亡くなった叔母が長年住んでいたところで、昔のモノがたくさん保存されていました。
75年前の叔母の結婚式の写真がありました。
私の祖父や祖母、それに学生服姿の私の父も写っています。
戦前の結婚式ですね。
こちらが75年前の花嫁さん。
初々しい!
白い打掛は、染め直して着物にしたそうですが、中に着ていた着物は、まだとってありました。
それがこの赤い着物です。
とてもきれいに保存されていました。
捨てるに捨てられなかったのでしょうね。
こちらは叔母がお見合いの時に着ていた着物です。
白黒写真で見たときは、どんな色だったか分かりませんでしたが、とても鮮やかなコバルト色の着物でした。
染めと刺繍の豪華な着物でした。
その後、いとこが若い頃に一度は着たそうですが、これも捨てられませんね。
チャキチャキの下町っぽくて、可愛らしい叔母でした。
いとこは、叔母が着ていた着物をテーブルランナーに利用していました。
美濃吉のお弁当を用意していただいたので、おいしくいただきました。
3人で、昔話に花が咲きました。
甘いお饅頭もおいしかったですよ。
海外では食べられないので、妹は大喜びでした。
前回、お邪魔した時にもたくさんの着物や帯をいただいてきたのですが、今回もまたたくさんもらってきました。
こちらの豪華な裾模様の留袖は、叔母が着ていたものですが、妹が海外に持っていくことになりました。
写真よりもずっと派手な模様です。
羽織もたくさんあったので、海外でルームウェアとして着ると言って、妹が数枚持ってくることになりました。
こちらは、たくさんある風呂敷を整理しているところ。
お店が開けるくらい、たくさんありました。
一番驚いたのは、その日、私が締めていた叔母の帯締めの写真があったことです。
こちらは私。ピンクの帯に締めています。
叔母が締めていた証拠写真。
やはりピンク系の帯に合わせていますね。
かなり年をとったときの写真でしたが、若々しい帯締めをしていたわけです。
本当にびっくりしました。
たくさんの着物を前にして、楽しいひとときが過ごせました。
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