「源氏物語を楽しむ会」ですが、2021年の9月は、今月は2回目の集まりでした。通算では37回目となり、私達自身もびっくりしています。
読書会としては、とりあえず原文を読むことをメインとしていますが、その前触れとして、雑談に花が咲くのが良いところ。
コロナの話題から、IT時代について、皇室のことなどあれこれおしゃべりです。自由に話せる仲間がいることは嬉しいですね。
今回から「少女(乙女とも)」の巻となりました。
主な登場人物です。
藤壷の一周忌の話から始まりました。光源氏にとっては義理の母親(であり、最愛の愛人)になるので、1年間、喪に服していました。この頃の喪、というのは服装や部屋の模様も、喪中期間はいつもと違っていたようです。
そして彼はいまだに、いとこで前の斎宮である朝顔姫にご執心でした。
物語の中で、彼は彼女に「立て文(たてぶみ)」を出します。それは手紙を礼紙(らいし)で巻き、その上に白い紙で縦長に包み、余った上下を折り曲げて封をしたものでした。
それで立て文は、恋文ではありませんよ、ということを表しているのです。
このころの手紙というのは、封の仕方で、普通の手紙か恋文かが分かるのですね。
ちなみに恋文は「結び文」といって、本文を折りたたみ、それをまん中で一結びしたものです。
★恋文をひねり文と書きましたが、ただしくは結び文です。
Kさん、ご指摘ありがとうございました。
この日は、Uさんは落ち着いた雰囲気の単着物と、締めやすそうな織の八寸帯でした。とても爽やかな感じでした。帯締めのグリーン、帯揚げの紫もアクセントになっていました。
私は暑がりなので、お彼岸すぎでも浴衣でした。菊の模様なので、許せるかな。
帯も夏帯でした。折りじわがちょうど真ん中に見えてしまい、見苦しいですね。
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一日一句
恋文は 今ならラインか 夜長月
2 件のコメント:
また少しずつ外に出かけられていますね。
私も昨日法政大学行ってきました。立派な校舎で驚きました。
いい場所にあるのですね。展示もおもしろかったです。
この帯とお着物素敵ですね。こういう帯がほしいです。
法政大学、いらっしゃったのですね。4箇所、回りましたか?
せっかく立派な校舎なので、対面で勉強できるようになるとよいですよね。
私もいつもカンカンの帯、素敵だなと思って見ています。人様のがよく見えますよね。これは夏の帯ですが、無地は便利ですね。
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