2024年10月13日日曜日

世田谷清掃工場見学

先日、世田谷区の環境学習グループのメンバーとともに、世田谷清掃工場を見学してきました。

ここは世田谷美術館のすぐ隣にあります。今回は東急用賀駅からバスで行きました。


1時間に1本か2本くらいしか通らないバスです。
これまでは自宅の近くのバス停からここまで直通で行ける渋谷行きの便があったのですが、バス便はどんどん減らされています。


清掃工場は、水色のきれいな煙突が目印でした。
近隣の人のことを考慮してこのようなデザインにしたそうですが、デザイン料は、かなり費用がかかったそうです。


まずは見学者説明会がありました。ビデオやパンフレットを見ながら、施設の説明を聞きました。

その後は工場内の見学です。
こちらの広いところに、ゴミを収集したトラックが入ってきます。午前中は出入りが多く忙しいようですが、この時は午後だったので、空いていました。


小さなトラックが入ってきて、ゴミを捨てているところです。世田谷区は道路が狭いところが多いので、小型のトラックが多いそうです。


次にゴミが集まっているところを見ました。上階にあるガラス張りの部屋から見たので、写真がガラス越しでうまく写りませんでした。


これは燃えるゴミとプラスチックの混合ゴミです。世田谷区はプラスチックの分別をしていないということで驚きました。
このような仕組みでした。


ゴミをつり上げるクレーンです。


一度にたくさんのゴミをつり上げることができます。
生ゴミと言うことですが、臭いはほとんどありませんでした。


操作は機械化されていて、こちらの中央制御室で職員がパソコンの画面を見ていました。不具合を見つけるそうです。


それにしてもすごいゴミの量でした。
このような工場が都内には21ヵ所あるそうです。
ただしゴミの収集に関しては、各自治体と東京都との役割分担がややこしくて、よく理解できませんでした。
工場では屋上緑化もしていて、近隣からの苦情を少なくするために苦労しているようでした。

その後は少し離れたところにある瓶のリサイクルセンターに行きました。
ここでもまずビデオと説明がありました。こちらは対応した職員がすべて女性で、説明や対応もきちんとしていて気持ち良かったです。


いろいろな瓶が、色別に分かれて、ベルトの上を流れていくのが、面白かったですね。
無色、白、緑、その他に分かれます。

それでも機械化されていないところもありました。
瓶の蓋を取ったり、中身を捨てたりするのは人の手で行われていました。


瓶はリデュース、リユース、リサイクルの3Rによって、再生されます。
資源として使われたり、生まれ変わる瓶もあります。


いろいろ説明を聞きましたが、このような見学会に多くの方が参加されると、ゴミ出しのマナーも良くなると思いました。

見学した後は、他の参加者と一緒に「三本杉陸橋」まで歩きました。私にはちょっと不便な場所なのですが、ここで成城学園行きのバスを待ちました。


バスの後、小田急線、南武線、京王線を乗り継いでようやく帰宅できました。
世田谷区はバスのルートを知っていないと、なかなか行動が難しいですね。



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