私が追いかけをしている川崎平右衛門さんが、江戸時代に開発した押立新田跡地に行ってみました。
平右衛門さんのおうちは府中の押立村でしたが、そこから北東方向へ数キロ行ったところ、現在は小金井市東町というところに新田を作りました。
この新田に行くためには、平右衛門さんは多分、馬に乗って出かけたと思うのですが、私はいろいろ電車を乗り換えて行きました。
まずは調布から京王線で武蔵野台へ。
ここで西武多摩川線に乗り換えるのですが、駅と駅の間は徒歩で数分かかりました。
この案内のように、かなり離れているのです。
そしてようやく到着したの白糸台駅。これだけ離れていると、毎日ここを利用している人は、面倒に思うでしょうね。
そこから西武線に乗り換えて新小金井駅まで。
駅前の商店街では、こんな飾りがお迎えしてくれました。「くりのみ街」でした。
栗は平右衛門さんが初めに植林したものですが、今でもその栗がこの地のトレードマークになっています。
目的の笠森神社ですが、商店街の案内板には「笠森神社は嘉永7年(1854)」と書かれていますが、ちょっと違うのでは? 商売の神様だそうです。
ここを通り抜けると本殿がありました。
神社の周囲はまだ畑が残っていて、のどかなところでした。
そして通りの反対側には天神社。
同じ地域に二つも神社があるのは、ちょっとおかしいのではと思いましたが、こちらは押立新田の神社ではなく、もう少し北にある関野新田の飛び地の神社なんだそうです。
境内には雑草が多く、蚊にだいぶさされてしまいました。
この後、どうしようかと思いましたが、結局、武蔵境まで出て、バスで調布に戻ったのでした。
あまりに早朝に出かけたので、まだどこも開いていなかったからです。
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