2009年9月30日水曜日

<杜の都 その4> 仙台の朝

「仙台の朝」といっても、抒情的な内容ではないので、期待しないでね。

この下の写真は、どこだと思う? ちょっと素敵なお庭でしょ。


実は、泊まったホテルで朝食をいただいたレストランから眺めた風景。ホテルの5階です。

最近のホテルは、日本国内、海外どこでも、朝食はビュッフェスタイルが多いけれど、ここは、和食か洋食かのチョイスがあって、しばらくすると、ボーイさんが、うやうやしくお盆に載せて一人前ずつ持ってきてくれるの。立たなくていいのは、やはり楽チンだわ。

ちょっとリッチな気分になれましたよ~。

*******

こちらは、仙台駅の近くの朝市の風景。

まずはお花屋さん。


魚屋さん。

さんまがおいしそうだったのだけれど、東京まで持って帰れないので、あきらめました。
こちらのお兄さんたちは、その場でカキを食べていたのよ。


八百屋さんでは、ブロッコリーとアスパラガスを買いました。
安くて、新鮮でしたよ。

見たこともない果物や野菜も売っていて、どうやって食べるのか分からないものもありましたね。

初めての町でも、市場に行くといろんな光景が見られて楽しいわね。

2009年9月29日火曜日

<杜の都 その3>野村監督ご推薦の店?

仙台一日目の夜は、沖縄から来た女性スタッフと一緒に夕食を取ることにしました。

二人で、地元の先生お勧めの海鮮料理のお店、「絆」に行ってみたの。

店に入ると、右手にはカウンター、左がお座敷になっているのだけれど、あらま、顔見知りの先生たちが先客でお揃いで、ちょっとやりにくいわね。

それでも気にせずに座敷に座っていると、注文もしないうちに、なんと、ふかひれの煮物が出て来たの。
こんな大きなお通し、珍しいでしょ。
とっても柔らかくて、ひれの軟骨まで全部食べられたわ。


このお店、ネットで見たら、なんと楽天の野村監督のお勧めのお店だとか。

野村監督なら、カウンターの中にいるスキンヘッドのおやじさんといい勝負かもしれないわね。

さて、お次は「あいなめ」にしたの。沖縄ではあまり魚を生で食べる習慣がないとか。刺身と骨の唐揚げはおいしかったわ。


野菜は賀茂なすの田楽。それにひき肉が入っていて、程よい触感でした。


こちらは幻の名酒「14代」。このとろ~とした甘い飲み口は、どんなワインにも引けを取らないと思うわ。


たこの塩焼き。ぷりぷりして柔らかくて、いつも食べているたことは大違いよ。


最後には、これも注文していないのに、カニのみそ汁が出てきました。いい香り~。

「この店は高い」とも言われていましたけれど、それほどでもなく、楽しい時間が過ごせたからよかったわ。

沖縄のスタッフとは、メールでは何回もやり取りをしていたのだけど、実際にお会いしたのはこれが初めて。まだ初々しさが残る女性で、私もしばし若返った気持ちになれたわ。

ほろ酔い加減でホテルに戻り、仕事の予習をして、ゆったりと眠りに就いたのでした。

2009年9月28日月曜日

<杜の都 その2> これが「ずんだ」だ!

仙台出張に行く前、ガイドブックで「仙台スイーツ」というのを見て、絶対に「ずんだ」を食べてこようと決心した私。 その経緯については、こちらをご覧ください。

「ずんだ」というのは枝豆の皮をむいて、そしてすりつぶして砂糖を混ぜた緑色のあんを、搗きたてのお餅にかけた和菓子なの。

豆好き、餅好きの私には見逃せないわ。

ラッキーなことに、目指すお店は、仕事の会場と泊まったホテルのちょうど中間に位置していたの。


これがその「村上屋餅店」。なんと明治10年(1877年)創業の老舗です。
探していたお店が見つかったときには、本当に嬉しかったわ。

店の壁に、でかでかと「餅」と書いてあるのがすごい。インパクト十分でしょ。


店内はレトロな雰囲気です。

こちらの女性たちも、ガイドブック片手に、遠方から訪ねてきた人たちでした。

とにかく新鮮さが売り物なので、お店の中にあるテーブルでいただきました。
こちらのお店では「ずんだ」ではなく、「づんだ」として売られているの。


おいしかったですよ~。

お豆独特の香りと、完全にすりつぶしていない豆のぷちぷちの触感がたまりません。

これが一番正統派の「づんだ」のようで、他にもごま味や抹茶味などのバリエーションがありました。

かき氷の上に「づんだ」が乗っているのもあったみたいよ。


いろいろな賞状が壁にかかげられていました。

******

お土産に買ったのはこちらの「ずんだ」。


仙台駅構内にある老舗のお茶屋さん「喜久水庵」が作っている大福で、「喜久福」というのが商品名。地元の先生の熱心なご推薦があったので私も買ってみました。仙台駅の中にお店があるので、便利です。

写真の右側に見える袋に入っていて、作りたてを冷凍して売られているの。
抹茶生クリーム味、生クリーム味、ずんだ生クリーム味、ほうじ茶生クリーム味、の4種類ありました。

この大福は日持ちがしないというので、買ったらすぐに食べるか、冷蔵庫に入れないといけないとのこと。

ということで、私も帰りの新幹線に乗る前に買って、車内でも1個、ぱくつきました。

お茶屋さんが作っている和菓子なので、抹茶味もおいしかったわ。
中に入っているクリームと、外側のお餅と、それに枝豆のあんのバランスが絶妙でした。

この手の洋風餅はよくあるけれど、甘いものがあまり好きでない人でも、ここの「喜久福」はお餅のふんわりしたところが気に入ると思うわ。

*******

お次も仙台のおいしい食べ物をご紹介。

2009年9月27日日曜日

<杜の都 その1> 仙台に行ってきました

仙台から戻ってきました。

東北地方なら少し涼しいのだろうと思っていましたけれど、夏のような暑さで参りました。
久しぶりに着たスーツのスカートはきつかったしね~。

私は仙台は初めてのところで、実は東北新幹線に乗るのも初めてでした。
新幹線の名前は「こまち」くらいは知っていましたけれど、他にも「はやて」、「やまびこ」、二階建ての「MAXやまびこ」とかいろいろとあるんですね。世間の常識から遅れていました。


初めて乗った東北新幹線にピカチューの絵がついていたので、子供でもないのにウキウキしてしましました。

こちらが仙台駅。東京から2時間ちょっとで到着します。早いですよね。

駅はもっと田舎風だろうと勝手に想像していたんですけれど、今はどこでも現代的な駅ビルですね。


仙台市は緑の多い学園都市です。

これは市の木のケヤキ。


このあたり、夏には七夕の飾りつけがあり、冬はイルミネーションがあり、名所となっているようです。

こちらは仙台市の花である「はぎ」。
ちょっと時期が過ぎたかもしれないけれど、まだ可憐に咲いていました。


この大会の看板は秋をイメージして作ったとか。目立って良かったですよ。でも柿を連想してしまいました。


ここは八木アンテナの発祥の地ということで、立派な八木アンテナが何本もすくっと立っていました。


青空とよく似合っていました。

さて、仙台の概要はこの程度にしておいて、次回は期待の「ずんだ」の話にしましょう。

2009年9月23日水曜日

スポーツ三昧の連休

「シルバー・ウィーク」なんていう年寄りっぽいネーミングの連休も終わりました。


この間、普段はなかなか行けないスポーツクラブに連日出かけて、いろいろなパターンで身体を動かして、筋肉を使っていました。


 ストレッチ

 ダンベル

 ミュージカル・ダンス

 アロマ・ヨガ

 ジョギング

 エアロビクス

 遠赤外線岩盤浴
 
 ビューティ・ウォーク

 エトセトラ。


おかげでベストから4キロも太ってしまった身体も2キロくらいは戻ったかしら?

明日から仕事で仙台に出かけますので、更新はできないかもしれません。

神代植物園のお花で、私のこと、思い出してくださいね~。

2009年9月22日火曜日

松岡美術館 ~多彩なコレクション~

先日出かけた松岡美術館の良いところをあげてみましょう。


1.おしゃれな町 白金台にあるので、プチ・シロガネーゼの雰囲気を味わえること。

2.入場料が安いのに、多彩なコレクションがあること。

3.毎週土曜日には学芸員の説明があり、専門家の話が聞けること。

4.カメラは、フラッシュと操作音はダメだけれど、撮影OKなこと。

5.ロビーが広々としていて、お庭も素敵なこと。

******

今回は理由の2と5について、ちょっとご紹介しましょう。

最近、展覧会の入場料がすごく高くて、それは海外からの作品の搬入のため、保険料が値上がりしているためとも聞きますけれど、高いですよね~。

映画だって2時間のものを、1000円で見られるのだから、美術館の入場料はもっと安くしてほしいわ。

その点、松岡美術館の入場料は、一人800円とリーズナブル。良心的です。

コレクションは、紀元前2500年の古代オリエント文明のものから、インド・ガンダーラの彫刻、日本の仏像、現代作家の彫刻など多岐に渡っていました。よくぞ集めたわね、とびっくりです。


ミイラを入れたのかしら? エジプトの木棺です。


ガンダーラの石造。一つ一つ見ると、とても面白い。


やさしいお顔の仏像。

こちらは現代作家のお部屋


グレコの作品でしたっけ?


ヘンリ・ムーアの作品。

これだけ本物を見ることができて、800円は安いでしょ。


1枚目の写真のある、ゼウス像のあたり。大きなガラスがあり、こんなに明るいの。

<この項、続く>

松岡美術館 「エコールド・パリ展」

松岡美術館 「中国陶磁器」

2009年9月21日月曜日

松岡美術館 ~中国陶磁器~

先日、白金台にある松岡美術館で、「エコールドパリ展」というのを見たのだけど、松岡さんという実業家はいろんなものを集めるのを趣味にしていた方で、松岡美術館にはいくつかの展示室があって、それぞれ違うジャンルの展示が楽しめるように配置されているの。

今回は、そのコレクションの中から、中国の陶磁器をご紹介。

実は、私は今年の6月に上海の博物館で、中国の古代からの陶磁器を見てきたのだけれど、上海は埃っぽい街なので、はっきりいって博物館の中もなんとなく雑然としていたし、あまりに中国の歴史が長いから、逆にこだわりがないような感じだったの。

それに比べたら、こちらの松岡美術館の展示はとてもすっきりしていて、気持ちよく見ることができました。

中国の「青磁と染付展」は2階で展示されていました。

景徳鎮が素敵でしたね。

14世紀の元の時代のものや、もう少し時代が下った民の時代の景徳鎮が素敵でしたよ。
ちっとも古さを感じさせません。ブルーがよかったわ。

みなどれもかなりの大きさのものでした。


「青花魚藻文大盤」という大きなお皿です。

我が家にもこれと似たような偽物はありますけどね。品格が違うわ。


この壺は何に使ったのでしょうね。お酒かしら? 


赤と青の配色がとてもモダン。今使っても古臭くないですよね。

こちらは美術館のお庭。桜の季節にはこのお庭に出ることができるそうですよ。


お庭には、鶴の置物などもあって、素敵でしたよ。

松岡美術館にはまだまだいろいろな展示品があります。
また次の機会にご紹介しますね。

2009年9月20日日曜日

悲しき衣替え

今日のジャズダンスのクラスでは、初めて「オールドファッション・ミュージカルスタイル」なるものに挑戦したのよ。

言葉ではうまく説明できないのだけれど、昔風のミュージカルの振りなの。
「王様と私」とか「雨に歌えば」とかで見るような感じのダンスで、右手を真上に、左手を真ん前にパッと突き出し、左足は斜め方向にして胸をぐっと張るポーズとか、舞台の床にさーっと滑り込んで、片足をクロスさせて、パッとポーズを決めるとかね。

ちょっとゴージャスな感じかしら?


とにかくそういう普段ではしない振りを、大きな鏡の前でしていたの。

私はラテン系のダンスとか、エアロビっぽいものは好きなんだけれど、フラメンコ系やこういうミュージカルっぽいのは苦手なの。それでも、息をはぁはぁ言わせながらミュージカルダンサーになった気で踊っていました。

でもね、大きな鏡に写った自分の体形を見て、あー、おなかが出てしまったなとか思っていたのよ。


そして帰宅して、今日は時間があったので、ちょうど時期もいいので、夏物と秋・冬物の衣替えをしたのよ。

先日の健康診断で3キロも太っていたのだけれど、まぁ、スカートもきつめだけれど何とか穿けるし、と安心してたのだけど、なんと、これまで穿けていたパンツ(下着じゃないのよ)が4本もだめでした。ああ、お腹がキツキツなのでした。

お気に入りのピタッとした黒のストレートパンツも、ウェスト58のGパンも、合わせて4本も泣く泣く捨てました。

もう元に戻れる自信がないし、タンスの場所ふさぎですもの。

よくよく考えてみれば、夏の間はローウェストのサブリナ・パンツばかり穿いていたし、ストーンとしたチュニックばかり着ていたんですものね~。

やはりピタッとした服を着ないとダメだと分かりました。

このおなかのお肉、タイに行くまでに何とか戻さないと、大変なことになってしまうわ。

シャープなラインに直さないと、せっかくのミュージカルも様にならないしね~。


ああ、悲しい衣替えでした~。

(今日の写真はFUZZYさんからいただきました。)

2009年9月19日土曜日

エコールド・パリ展

港区白金台にある松岡美術館で、「エコールド・パリ展」を見てきました。


私は美術にはあまり詳しくはないのだけれど、それでも良く知っている有名な画家の絵がたくさん展示してありました。

ここは写真撮影OKの美術館なのでした。
フラッシュを焚いての撮影と、携帯電話での撮影は禁止なのだけど、普通に写すのはOKというところで嬉しかったわ。

ゆっくりとカメラを構えている時間がなかったのですが、いくつかご紹介しますね。


上は、シャガールの「婚約者」。実物はとてもきれいな色合いでした。


これもシャガール。なんだかサーカスのような絵でしたね。


ちなみにシャガールってこんな顔をしていたそうで、自画像っぽいのが、よくいろいろな絵に登場していたそうです。


これはユトリロが描いたモンマルトルの町。いかにもパリ、といった感じね。


ピカソの「ドラ・マールの肖像」。ピカソの絵だということはすぐに分かるでしょう。


やさしい雰囲気はローランサンの女性像。


キスリングの「グレシー城の庭園」。これを見ていたら、どうしてもパズルにしてほしいと思いました。何せ私は強力なパズラーなので。


これもキスリングだったかしら? やけに目に付きましたね。


ご存じ、藤田嗣治。

たくさんの画家の絵が展示してありました。

この美術館のすごいところは、ここは私立美術館で、松岡清次郎さんという実業家が、ひとりで美術品をオークションなどで集め、それを80歳になったときに、広く一般にも開放しようと思い立ち、そしてなんと95歳で亡くなるまで、松岡翁の蒐集癖は続いたそうです。

他にも中国の美しい陶磁器などが展示してありました。

すばらしい財産を私たち庶民にも見せてくれるのは、嬉しいことですね。

<この項、続く>

2009年9月18日金曜日

忙しい日々

来週の仙台でのお仕事の準備で、ちょいと忙しい日々を送っています。

一日、何時間パソコンにしがみついているかしら?

そんなときは、私の誕生日(もうだいぶ過ぎてしましたが)にもらったケーキと和菓子の写真でも眺めて、疲れをとることにしましょう。

こちらはケーキ。うーん、ふわふわでおいしかったな。


こちらが笹の葉に包まれた和菓子。上品なお味でした。


ああ、来週はずんだ餅が待っているのだわ~。がんばりましょう。

2009年9月17日木曜日

手仕事の続き

ニードルポイントの続きです。

網目にひと針ずつ、薄いベージュの毛糸を刺していきました。

最初は何が何だか分からなかったのだけれど、少しずつ図が浮かび上がってきました。

これがベージュの糸を刺し終わったところ。


こちらがお手本になる図案。
黒い印は、どこまで刺したかをチェックするために、私が鉛筆で印をつけたの。


刺したところは一列ずつ、チェックしておかないと、次に始めるときにどこからするか困るのよ。

こちらが次のステップ。赤い毛糸を刺し始めたところ。


ここまで来ると、次は楽チンです。

赤い糸の次は、オレンジ色で小さい花の花びらを刺し、緑で葉っぱの部分を刺していくみたいですよ。

気の向いたときに少しずつ刺しています。

その後に布で裏打ちして、仕上げをしなくちゃいけないの。刺すのはいいけれど、それが面倒みたいだわ。

さぁ、出来上がりはいつのことになるかしら?