2018年8月26日日曜日

東大へ

先日のお茶会▼では、帰り際にものすごい雨が降ってきて、お茶をいただきながら雨宿りさせていただきました。
雨も止んだので地下鉄で帰ろうと思いましたが、この辺りは大昔に仕事をしていたところでもあるので、ちょっとお散歩してみたくなりました。
同行のAさんもお散歩好きだと分かったので、雨上がりの道を東大の方に向かいました。

農学部の入り口は懐かしいところです。
ここから入って、一番奥にある地震研究所というところで仕事をしていました。
といっても私は地震の研究をしていたわけではありませんが。
当時は地震研究所は教授たちは入構できなくて、かの東大全共闘議長だった山本義隆さんが陣取っていた頃です。

犬の銅像がありましたが、よく見たら忠犬ハチ公でした。


昔は銅像はなかったですよ。
2015年3月8日のハチ公の80年目の命日に建てられたとあります。
「東大ハチ公物語」▼

古めかしい校舎もまだ建っていました。
中は薄暗くてお化け屋敷のようでしたが、今でも同じでしょうね。


お次は正門です。
やはり風格がありますね。


Aさんの美しい着物姿を、通りがけの留学生たちがぼーっと眺めていましたよ。


東大の脇の径は、銀杏並木になっています。
秋になると、銀杏が落ちて、結構臭いのですよ。


そして赤門。


ここは旧加賀藩前田家上屋敷の門でした。
徳川11代将軍・家斉のお姫様を、前田家の嫁として迎えるために建てられたという歴史があります。

やはり美女がいると、写真映えしますね。


晴雨兼用傘が役立ちました。


この頃になるともう汗がだくだくで、歩くだけで一苦労。
本郷三丁目の駅に着いたときは、へろへろでしたが、天井から冷気がぱーっと降りてきて、生き返ったようでした。

もう少し気候が良くて涼しかったら、安田講堂や三四郎池の方も歩いて見たかったですが、これが限度でした。

暑い中、お付き合いしていただいたAさん、ありがとうございました。

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この日の装い。

本郷に住んでいた叔母の遺品です。
なんとか上布というそうですが、よく分かりません。


帯は、町田の骨董市で3年程前に見つけた未使用品。


本当ならもう少し色の少ない帯がよいのでしょうが、そういう帯は手ごろな値段ではなかなか見つからなくて、カラフルなものになってしまいました。

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