先日、かなり暑い日に八王子まで、きくちいまさんのトークショーに参加してきました。
普通の人は「きくちいま」さんという人をご存知ないでしょうけれど、この方、着物ファンの間では超有名人なのですよ。
白に細い線の入った涼しそうなお召を着たきくちさん。
きくちさんは山形県在住で、3・5・7歳の子どもを育てているイラストレーターなのですが、1年のうち364日くらいは着物で過ごすというすごい人で、着物についての楽しい本もたくさん描いている37歳くらいの女性です。
ちなみに洋服を着るのはお子さんの運動会と海水浴に行くときだけという、着物ヘビーユーザーです。
彼女のイラスト入りの着物の本は、私も何冊か読ませてもらっています。
きくちさんのHPはこちら。
イラストはHPから拝借しました。
その方のトークショーが八王子の呉服屋さんでありました。
天保年間に創業されたという古い呉服屋さんです。
会場には可愛い振袖がかかっていました。
1時間ちょっとお話をされましたけれど、元気のあるパワフルな方ですね。
でも震災に遭われて体育館に被災していた女性に、ボランティアで入学式用の着物を着せてあげた話はじーんとしてよかったです。
それまでジャージーでマスク姿だった人が、着物を着てお化粧をしたとたんに輝いてきてきれいになったそうで、どんなときにでもお洒落をする気持ちは大切なんだ、自粛などしないで、好きなものを着ようというお話でしたけれど、ほんとうにそうですよね。
お話の後には冷たい紅茶とチーズケーキがでました。
お土産に可愛い金魚のうちわと、それに着物で参加した人には足袋をいただいちゃいました。
私は普通サイズの足袋だと大きすぎるので、夏向きにレースのフリーサイズの足袋にしました。
きくちさんといっしょに並んで写真まで撮ってもらいました。
名古屋のコメ兵で買った夏の着物と骨董市で買った博多帯です。
こういう集まりのときにはちょうどいい雰囲気の着物でした。
きくちさんのモットーは「着物を楽しく着よう」ということでしたが、私もそう。
安い着物でも自分に似合ったものを見つけてきて、そして周りの人にもいい気分になってもらえるようになれたら、最高ですね。
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