昨日はちょっと遠出をしてきました。
千葉県佐倉市にある「国立歴史民族博物館」に行ってきたのです。
佐倉市というのは、あの成田空港の近くにある市で、そうそう、長嶋茂雄さんの生まれ故郷として有名なところですね。
佐倉にはJRと京成電車の2つの路線が通っているのですが、今回は京成佐倉で下車しました。
駅前にはこんな看板が立っていました。11万石の城下町だったんですね。
駅前からバスで博物館まで行きました。
歩くと15分くらいだそうですが、暑かったので、バスにしました。
そんなこんなで、自宅を朝の9時半前に出たのに、歴史民俗博物館に到着したらもうお昼近くになってしまいました。
2時間以上かかったわけです。
ここはとても広々としたところで、歴史民俗博物館のほかにも、いろんな施設があるようです。
お昼近かったのでまずは腹ごしらえ。
博物館の中にあるレストラン「さくら」に行きました。
ここでは「黒米」が有名だと言うので、おろしとんかつ定食というのにしましがが、とんかつと大根の味があっていて、おいしかったですよ。
なんでも黒米というのは楊貴妃も食べたそうで、黒髪になり、若返り効果あり、ビタミン豊富、発がん抑制といいことづくめのお米だそうです。
レストランでのんびりしていたら、急に大雨が降って来て、そして博物館全体が停電になってしまったのです!
せっかく2時間もかけてやってきたのに、展示は見られない、ショップのレジが動かないので買い物もできない、クーラーがなくて暑い・・・・なんてこった。
この停電はなんと博物館に落雷があったそうで、仕方ありませんね。この雷はかなり局地的なものだったようで、東京では全然なかったのだとか?
だいぶたってようやく電気が復旧して、お目当ての「紅板締め」を見ることができました。
「紅板締め」については、またの機会にご紹介したいと思いますが、副題にもあるように「江戸から明治のランジェリー」というように、昔の女性の下着に使われていた生地の染めの方法で、今は絶滅してしまったものなのです。
お盆のような薄い板に彫り物をして、そこに布地を巻きつけ、上からひしゃくで染料をかける、というかなり人の手を必要とする染物でしたが、真っ赤な生地に白い模様がとても可愛らしいものでした。
この日のよそおいは、1000円で買った紬ふうの絽の着物。すごくサイズが小さいので、着ていても落ち着かなかったわ。帯は「季節は前取り」の方針に従って、黄色の桔梗の模様の半幅帯にしました。
今年の夏の小さな旅行でした。
往復4時間以上の移動時間は、ずっと電車の中で読書をして過ごしました。
国立歴史民族博物館(千葉県佐倉市)
企画展示 「紅板締め」
2011年7月26日~9月4日
入場料:830円
4 件のコメント:
行って来られたのですね。
着物のランジェリーに引かれ パンフを
送ってしまいましたが,遠いいのに
ごめんなさいね。(-_-;)
このパンフどこにあつたと、思いますか**
孫と(夏休みの自由研究)三鷹の国立天文台に
夏の大三角形 が望遠鏡で見れるということで・・夏休みもあつてすごい人
順番を、待つ間に館内をうろうろ・・・
天文学と着物 どんな関係 §
本当に お疲れ様でした。
次のブログ 楽しみに待つ手ます。
気ままにうたどんさん、こんにちは。
チラシを送っていただいてありがとうございました。
実は別の機会に書こうと思っていたのですが、
着物関係の冊子でもこの企画展を見ていて、気になっていたのです。
天文台と着物の関係ですが、どちらの施設も今は「大学共同利用機関法人」というのに属しているようで、その中で天文台は自然、歴史民俗博物館は文化ジャンルを担っているみたいですね。それで天文台にもこのパンフレットが置いてあったのでしょう。
今は独立行政法人とかなんとか法人が多くて、正式名称は舌をかみそうですよね。
お孫さんの自由研究は星の観察だったのかしら。昔は星座の名前など覚えましたが、いまは星自体があまり見えないので、残念ですね。
お疲れさまでした。
佐倉市ってどこかなあと思ったいたけど、遠いのですね。
そして、このところの、ゲリラ豪雨には困ってしまいますね。
ここまでいって、停電なんていわれたら、泣くに泣けないわ。でも、復旧してよかったですね。
次回の記事も楽しみにしています。
紅蓮さん、大昔、30年以上前に、知人が佐倉に住んでいて何回か来たことがあるのですが、全然どこだか思い出せないの。
成田に行く人や成田から戻る人が結構この電車を利用していて、大きなトランクを持っていたわ。
停電にはまいっちゃいましたね。復旧した時は嬉しかったですよ。
今日も雨がすごかったですね!
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