近江商人のふるさと五個荘では、毎年「商家に伝わるひな人形めぐり」▼を開催しているとの情報を知って、これは一度見ておいたほうがよいと思いました。
町にある4つの商人屋敷(外村繁邸、外村宇兵衛邸、中江準五郎邸、藤井彦四郎邸)では、代々商家に伝わる江戸から平成までのお雛様総勢100組が一堂に展示されていました。
もうあちこち、お雛様だらけでした。
こちらのお雛様はなんと、三人官女ではなく、「四人官女」という不思議なお雛様でした。よく見てね。
お雛様の写真を写しているのはさとさんです。
こちらは立派なお社に入っているお雛様。
こんな家付きのお雛様は初めて見ました。
こちらは、俵の上にちょこんと乗ったお雛様。
五穀豊穣を祈願しているのでしょうか。
お雛様のそばには、何時代のものかという説明がありましたが、「昭和40年代」と書かれているお雛様はやはり自分の子供時代を思い出して親しみがありましたね。
こちらは何時代だったか忘れましたが、かなり古い時代のものでした。
時代によりお顔も変化がありますね。
あまりにたくさんのお雛様と出会ったので、どれがどれだか分からなくなったほど。
こちらの写真の右下は、お人形の代わりに、顔がお花のお雛様です。
珍しいですよね。
右上の写真は、庭には平安貴族のような姿の男性がたくさん並んでいました。
どこにどの人形を配置するのか、並べるだけで一苦労だと思いますね。
お雛様というのは、女の子の成長を祝うものなのですが、それ以上に家の繁栄や国の安泰を願うものなのだろうと感じましたね。
さて、こちらは「東之湖」(とうこ)▼さんという現代人形師の作品です。
単なる人形作りというよりも、芸術の域に達していますね。
衣装もお顔もとても素晴らしいものでした。
こちらのお人形はお雛様ではありませんが、東日本大震災救済のために作られた「絆」というテーマの人形だそうです。
こちらもとても美しいお雛様でした。
お雛様は商人の古い家の中に飾ってあるので、そのたびにロングブーツを脱いで家に上がりましたが、床が冷たくて足が凍ってしまいそうになりました。
昔の人はこんな寒いところで生活していたのでしょうか。
(この項、続く)
4 件のコメント:
見事なお雛様をたくさん見ました。
こんなにたくさん見たのは初めてです♪
お顔がそれぞれ違っていて見惚れましたよ。
美しかったね!
しかしあの底冷えには参ったね。。。
足がジンジンしたもの。
ロングブーツは大変だったでしょう(苦笑)
まぁ、すごい数のお雛様たちですね。変わったひな人形もあって見ごたえがあったでしょ。
桃の節句も近づいてきましたけど、娘たちが小さいころは、ひな人形を飾ると「怖い」って言って夜トイレに行くのを嫌がったんです。夜中にトイレに起きて、薄明りの中にひな人形の顔が浮かび上がると、私もちょっとドキッとしましたね(苦笑)
さとさん、ほんとたくさんのお雛様がありましたね。
それで思い出したのだけれど、私の自分のお雛様は今いったいどこに行ってしまったのだろう、ということ。うちにはないのでカナダに持っていかれたのかなと気になりました。
足の裏が冷たくてたまりませんでしたね。
ロングブーツは脱ぐのに手間がかかってだめね。
さとさんも例の地下足袋だったら大変だった
でしょうね。
マサさん、ほんといろんな種類のお雛様がありましたね。顔が時代によって違うのですよ。
小さい子供にとってはちょっと怖いかもね。
私も市松人形などは怖かったわ。
あんなにたくさんのお雛様をいつもはどこにしまってあるのだろうと心配してしまいましたよ。
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